カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

野毛山動物園

2015-06-30 | あちこち
 先日横浜の野毛山動物園に初めて行ってきました。この動物園の目玉となる動物というとアムールトラではないでしょうか。この他、インドライオン、アミメキリン、グレビーシマウマなどもいて、ゾウはいませんが結構スターが揃っています。
 野毛山動物園は丘の上にあるので桜木町駅から登ってゆくと、この日は晴れて暑かったので一汗かきました。
 
 アムールトラは茶色の部分の毛色が薄くて明るい色合いをしています。雄の体長は約3メートル、体重は最大300㎏に達するとのことでネコ科として最大なのだそうです。この動物園は全体的に動物との距離が近くてアムールトラも間近で見ることができました。
 
 園内は思ったよりも広くて緑が多く池もあり、散歩コースにもよさそうです。
 
 池にはオオハクチョウがいて盛んに鳴き交わしていました。この池にはこの他、サカツラガン、カナダガン、アカツクシガモなどのガンカモ類がいました。
 
 園内ではインドクジャクが放し飼いされていて、我が物顔に園内を歩いています。
 
 アミメキリンも間近で見られて背の高さを実感できます。後ろに小さく見えるのはベニイロフラミンゴ。
 
 以前はホッキョクグマもいたようですが、現在いるのはツキノワグマ。残念ながら背中を向けていて顔を見ることはできませんでした。哺乳類以外にも鳥類、爬虫類の展示も多く、これで入場料無料なのですから横浜市も太っ腹です。
 帰りは野毛山公園の中を歩いて帰ったところ、芝生の中にはネジバナが、そして飛んでいた大きな黒い牒は今季初めて見るモンキアゲハでした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多摩川台公園

2015-06-29 | あちこち
 昨日の朝はWカップ女子サッカーを見たりしたので午後から多摩川台公園へ。
 公園すぐ近くの路上でシジュウカラの幼鳥よりも高い音域の鳴き声が聞こえたので、自転車を停めて見るとエナガの幼鳥の群れでした。しばらく電線や街路樹に止まりながら飛び回っていましたが、やがて田園調布せせらぎ公園の方角に飛び去りました。多摩川台公園では以前にもエナガの幼鳥の群れを見ていますが、生育の具合から見るとそのときのものとは別の群れのような気がしました。もしそうなら2家族が繁殖に成功したわけで、この春に営巣を確認しながらその後、営巣を放棄してしまったペアが別の場所で営巣、繁殖に成功したのかもしれません。
 公園内では鳥の方はまったく静かで、北東の風が強まったこともあってか昆虫類もあまり見当たらず、池に行っても昨年のこの時期には発生していたイトトンボも一匹もいませんでした。池ではハンゲショウとミソハギが花盛り。
 
 今朝の試合はもっと接戦になるか思っていましたが、なでしこがゲームを支配しているようなゲーム内容でした。1次リーグでは連携プレーがあまり見られず、どうしてしまったのかと思えるようななでしこでしたが、決勝トーナメントに入ってからは見違えるようなプレーを見せています。準決勝は予想通りイングランドが相手となりましたが、イングランドにはこれまで痛い目に遭っているので、今回はなんとしても苦手な相手から白星を挙げてほしいものです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランスの旅⑬

2015-06-26 | 海外旅行
 クリュニー中世美術館はルーヴル美術館などとは比べようもないくらい閑散としていて、展示室が賑やかになるのは小学校高学年の生徒たちが校外学習で団体でやってきたときくらい。帰国後、この美術館のことを調べていてわかったのですが、敷地内には庭園もあるそうで庭園を見ずに帰ってしまったのは残念でした。
 
 最後はオペラ座を見ると決めていました。ヴァンドーム広場を経てオペラ座に向かいましたが、広場にある記念柱は修復工事中のため覆われていて見ることはできませんでした。
 
 オペラ座は30数年前に来た時も外観だけは見ていますが、今回は館内もしっかり見たいと思っていました。オペラ座は1875年に杮落しが行われたとのこと。フランスの作曲家だとドビュッシーが12,3歳の頃となります。
 
 中はこの時期に造られたオペラ座の例にもれず絢爛たるもの。
 
 特にシャガールの天井画で有名です。
 
 集合時間に遅れては大変なので少し早目にメトロに乗車しホテルに戻って、今回の旅の観光を終えました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多摩川台公園

2015-06-25 | 多摩川台公園とその近隣公園
 多摩川台公園のシジュウカラは幼鳥がだいぶ成長してそろそろ親離れし、自分で餌を探しているようでした。そんななかでいきなり翼をばたつかせて親鳥に餌をねだる仕草をしている幼鳥がいたので、まだ親鳥から餌をもらっている個体もいるのかと思ったら近くにきたのはどうやら兄弟の幼鳥でした。この時期の幼鳥は近くに仲間がくると反射的に翼をばたつかせて餌をねだる行動をとってしまうようで、これまでも何度もこうした場面を見ています。この日はムクドリの幼鳥もたくさんいたようで、やかましいくらいの鳴き声が響いていました。
 この時期の多摩川台公園というと紫陽花の花ですが、マンネリ気味なので別の写真を。枯れたソメイヨシノにびっしりと生えたキノコです。こんな光景を見るとキノコが木を土に還す役目をしているということを実感として感じます。この日は結局この写真を数コマ撮ったのみに終わりました。次第に蒸し暑さが増してきて長い時間いるのはきつい季節となってきました。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランスの旅⑫

2015-06-24 | 海外旅行
 旅の最終日は、これまでの海外旅行では日中に発つ便だったのでせいぜい昼までしか観光ができませんでしたが、今回は22時頃発つ便だったので17時近くまで観光ができました。この日は朝から自由行動だったのでまずはノートルダム大聖堂へ。
 1163年に建立を始め完成までに約170年を要したという。バラ窓は特に有名ですが、こちらは南のバラ窓。
 
 内部の装飾はあまりなく質素な感じですが、光がアーチの形を浮き上がらせました。
 
 彫刻類も見ものです。
 
 ノートルダム大聖堂の後は、カルチェ・ラタン地区にあるクリュニー中世美術館へ。
 クリュニー中世美術館所蔵の「貴婦人と一角獣」のタピスリーが2013年に日本で展示され見に行ってすっかり虜になってしまいましたが、今回の旅ではこのタピスリーに再会するのを楽しみにしていました。
 
 中庭にあった井戸。美術館として使われている建物は15世紀のものでクリュニー修道院の院長の別邸として建てられたとのこと。
 
 この美術館では絵画作品よりも彫刻やステンドグラスなどの工芸作品を中心に収蔵しているようで彫刻作品がたくさん展示されてしました。
 
 「貴婦人と一角獣」は日本で展示されたときは撮影禁止でしたが、こちらでは撮影できました(もちろんストロボは不可ですが)ので撮ったのですが、作品保護のためかなり照明が暗くフィルムカメラの時代だったらとても撮影できない暗さでした。タピスリーの大きさは大きいものでは横が5メートル近くもあり、5点の連作となっています。
 
 一角獣の他、ウサギさんやキツネ、ライオン、鳥などたくさんの動物が描かれています。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランスの旅⑪

2015-06-23 | 海外旅行
 サクレ・クール寺院はモンマルトルの丘の上に建つ白亜の聖堂。階段の上にたどりつくと自動小銃を手にした警察官が3人いて、先頃テロがあっただけに今も警備は厳重。
 
 サクレ・クール寺院の完成は20世紀に入ってからと、新しい寺院なので天井のモザイク画はその時代を反映して、これまでよく目にしてきた古い教会のものとは異質な感じ。
 
 18時になると突然聖堂内に歌声が響きわたった。聖歌隊によるミサが始まりミサ曲の合唱が始まったのでしたが、透き通るようなその歌声に思わず鳥肌が立ちました。一日の終わりに思い出に残る貴重な体験ができました。
 
 サクレ・クール寺院に隣接してサン・ピエール教会という小さな教会があり、パリでも最古の教会のひとつというのでこちらも訪ねました。写真はレリーフの施された扉。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランスの旅⑩

2015-06-22 | 海外旅行
 パンテオンのすぐ近くにあるサンテティエンヌ・デュモン教会は、私のガイドブックでは小さく扱われていましたが、入ってみると中の彫刻などの装飾は素晴らしく思った以上のものでした。現在の建物は15~17世紀にかけて増改築が繰り返されてできたものとのことで、パスカルやラシーヌが眠っているそうですから由緒ある教会なのでした。
 
 
 
 最後はメトロに乗ってサクレ・クール寺院を目指しました。
 
 ところでメトロの切符を初めて買ったときはえらく苦労しました。これまで各国のメトロなどでは現地の人が買うところを見てからやり方を覚え、あまり迷うことなく買えたのですが、今回ばかりは違いました。添乗員の話で自販機はわかりにくいので窓口があればそこで買った方がよいということだったので、窓口に行きましたが、自販機で買えといわれて売ってくれません。仕方なくタッチパネル式の自販機に向かいましたが、押しても反応なし。近くにいた切符を買おうとしている人に操作してもらおうとしましたが、その人がやってもダメ。しばらくして別の客の対応のために窓口から外に出てきた先ほどの駅員をつかまえて、操作を教えてもらいながらなんとか買うことができましたが、1枚の切符を買うまでに10回近い操作があって一度では覚えきれないほど。タッチパネルとは別にくるくる回転する短い麺棒のようなものがあって、これも併用するので余計わかりづらいのです。これに懲りて2回目からはホテルの最寄の駅の窓口で4枚まとめて購入してそれを使いました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランスの旅⑨

2015-06-21 | 海外旅行
 サン・シュルピス教会に続いてはリュクサンブール公園を経てパンテオンに向かいました。
 リュクサンブール公園に向かう途中に見かけたお店で、アンティークのお店でしょうか。年代もののお人形さんが店頭に飾ってありました。
 
 リュクサンブール公園は東京の日比谷公園のような感じがしました。広さはこちらの方が広いですが。小さな池があって、奥の方には彫像が見えます。
 
 パンテオンに行く途中の街角風景ですが、近くにはソルボンヌ大学の校舎もありました。天文ドームが奥の方に見えますが、ウェブで調べたパリ天文台のドームとは形状が違うように見えます。大学がある区域だけに書店がたくさんありました。
 
 パンテオンは修復工事中。4人の顔を描いた垂れ幕がかかっていますが、中で何か展示でもしていたのでしょうか。中には入らなかったので不明です。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランスの旅⑧

2015-06-18 | 海外旅行
 サン・ジェルマン・デ・プレ教会の現在の建物は、11世紀に再建された当時のものが鐘楼や身廊の一部に残っているとのこと。様式は初期ロマネスク様式で、その後の修復により内陣と後陣はゴシック様式となっているそうだ。
 
 壁面に残されたフレスコ画はかなり絵の具が薄れている。
 
 ステンドグラス。
 
 天井の装飾。
 
 サン・ジェル マン・デ・プレ教会をでて、300メートル程の所にあるサン・シュルピス教会を訪ねた。この教会も奥行きが115メートルもある大きな教会で礼拝室にはドラクロワによる壁画もあります。
 
 パイプオルガンはフランス最大級のものだとのこと。
 
 ステンドグラス。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三ッ池公園

2015-06-17 | 三ッ池公園
 フランスから帰ってから自然の撮影にでる頻度が減ってしまいました。理由を探すといくつかあって、ひとつにはでかける習慣が途切れてしまったこと、ふたつ目としてはこの時期はあまり被写体がなく、昨年撮った写真を見ると被写体を探すのに苦労した記憶がよみがえってきます。それに帰国後体調がいまいちで蒸し暑さもあって、でかける気力がわきませんでした。
 今日は雨の心配はありましたが、いくらか気温が低めのようなので三ッ池公園にでかけました。行ってみるとやはり被写体は乏しくてやっとのこと撮影枚数が二桁に届いたという程度。レンズも念のため4本持って行ったものの使ったのは90㎜マクロのみでした。
 まずはタケニグサ。あまりぱっとしない花ですが、虫には人気でたくさんの小さな虫が飛び交っていました。
 
 紫陽花を池をバックに。
 
 ナツツバキもちょうど開花期を迎えていました。
 
 帰ろうかと思案していると横浜市に雷注意報が発令されたとの園内放送が流れましたので、早目の帰還となりました。
 帰路は危うく自転車と衝突しそうになり怖い思いをしました。裏通りなので17,8㎞程度のスピードで走っていたところ、細い路地からいきなり右折する自転車が飛び出てきました。大学生くらいの女性で15,6㎞程のスピードはでていたようです。先方が走ってきた道と私が走ってきた道とはT字路になっています。私が走ってきた道の方が道幅が広く優先道路になり、しかもこちらは直進しているので、一時停止または徐行して安全確認義務があるのは先方です。それをまったくスピードを落とすことなく右折しながら飛び出してきたというわけです。私はハンドルを右に切りつつ急ブレーキをかけてタイヤが触れ合うぎりぎりのところで衝突を回避しました。今日はその前にも歩道を走っている30代くらいの女性が乗る自転車が後ろを見て安全確認することなくいきなり歩道から車道に飛び出てくるという場面もありました。このときは数メートルの余裕があったのでブレーキをかけずに済みましたが、もし、目の前で出てこられたら避けられなかったかもしれません。フランスでは普通の通勤に使うような自転車に乗った20代の女性が手信号をだして右折している場面を見て感心しましたが、どうも自転車に対する意識そのものがヨーロッパの人たちと違うような感じもします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする