カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川台公園

2018-05-29 | 多摩川台公園とその近隣公園
 多摩川台公園には紫陽花が多く植栽されているが、紫陽花が色づき始めるにしたがって訪れる人も増えている。しかし公園のバリアフリー化に伴う工事の影響で、現在は以前より花が少なく少し見劣りする状況だ。
 
 ムラサキシキブの花も足並みをそろえるように咲き始めている。
 
 街中でもシジュウカラの幼鳥の鳴き声がよく聞かれるようになったが、この公園でもだいぶ賑やかになっていてやっと幼鳥を撮ることができた。親鳥に餌をくれと、翼をパタパタしてせがんでいる。幼鳥はあまり外には出ず、枝の込み入った中にいるので撮影には根気が必要だ。
 
 明日より10日間ほど休載いたします。

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静嘉堂文庫美術館

2018-05-28 | 美術
 
 静嘉堂文庫美術館で開催中の酒器の展示を見てきた。柿右衛門の大きな徳利(重文)は美しかったが、これに一杯酒を満たしたらさぞ重いだろうと思った。
 庭の一隅にグミがたくさん成っていた。自転車で急坂を登って行ったのでいくつか口に入れると甘くておいしかった。
 
 
 冬に行ったときにはエナガの群れがいたのでエナガの幼鳥がいるかもしれないと、見終わってから敷地内を歩くとエナガが木のてっぺんを飛んでいるのが見えたが、20メールほどの高さだったのですぐに見失ってしまい幼鳥かどうかはわからなかった。

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生田緑地ばら苑

2018-05-26 | 生田緑地ばら苑
 今年も生田緑地ばら苑に出かけた。10日から開苑していたのだが、連日晴天や強風の日が続き撮影に不向きな天候だったので延び延びになっていた。出かけた日も朝の内こそ薄い雲があったのだが着いた頃には晴天になってしまった。
 花をクローズアップで撮るには難しい光だし、開花がかなり進んでいてよい花が少なかったので引いて撮ることにした。
 
 
 つるバラの「ドルトムント」。ドルトムントと言えば香川真司。Wカップ代表候補に入っているが、ロシアに行くことになるのだろうか?そして輝くことができるのか?
 
 こちらもつるバラでドイツの品種「ヴァイエンシュテファン」。陰になっていてコントラストが弱かったのでクローズアップで撮った。
 
 空を見て何か話している人がいたので、見上げると日暈が出ていた。望遠系のレンズしかなかったので一部のみを撮影。実際は太陽を中心に円くなっています。
 

 昨夜は久しぶりにアルゲリッチのピアノによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を聞いたが、第2楽章をこんなに遅く弾いていたのかと思った。そこで他のピアニストの演奏はどうかと思って持っているCDを当たったところ、ベートーヴェンのピアノ協奏曲は好きなので5人のピアニストによるものがあった。録音の古い順に挙げるとバックハウス、グルダ、ミケランジェリ、アルゲリッチ(私が持っているのはシノーポリ指揮のもの)、そしてツィマーマンである。バックハウス盤はレコードの時代によく聴いたもので1958年録音だから、私はまだ小学校に上がったばかりの頃だ。
 面白いことに第3楽章はどのピアニストも演奏時間に大きな違いはなく、他の二つの楽章に大きな違いがある。バックハウスはこの中で両楽章とも最も演奏時間が短い。逆に全体的に遅いのはツィマーマン盤で、これはこのCDをこれまで聴いた印象から予想していたが予想通りだった。私にとってベートーヴェンのピアノ協奏曲演奏のスタンダードになっているグルダの演奏は中庸をゆくものだった。第2楽章では遅めのテンポで演奏していたアルゲリッチも第1楽章はバックハウスに次いで演奏時間が短いというのも面白い。またミケランジェリは第1楽章だけが5人の中で最も演奏時間が長いが、これはもしかしたらカデンツァが長いのだろうか。今度聴いて確かめてみたい。この5人のうちミケランジェリまではすでにこの世にいないが、こうしてCDで聴けることは録音技術があることの素晴らしさを改めて思う。

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東高根森林公園

2018-05-25 | 東高根森林公園
 天気は快晴、湿気の少ないさっぱりとした空気だった。
 
 紫陽花が色づき始めた。
 
 サラシナショウマが花盛り。
 
 白い蛾のようなものがたくさん舞っていた。先日行った三ッ池公園では園内全体では4桁の数に達するのではないかと思うほどだった。その際は撮ることができなかったが、今回は葉の裏に止まっている個体を見つけたので撮った。調べてみるとキアシドクガという蛾であることがわかったが、毒はないとのことである。
 
 アカシジミはコナラ、クヌギが食草。
 
 テングチョウはなかなか素早い飛び方。エノキが食草。
 
 鳥の方はキビタキの囀りが聞かれたが、林の奥の方にいて姿は見えず声だけを楽しんだ。シジュウカラの幼鳥の鳴き声も頻繁に聞いたが、こちらも撮影のチャンスはなかった。
 先日入手した電動コーヒー・ミルだが、挽いた豆の粒度が揃うためか雑味の少ない本来のコーヒーの味と香りが引き出せるようだ。心配なのは刃がこれまで使っていた手動のミルと違いセラミックではなく金属製なので、いつまでこの切れ味が保たれるかという点である。

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等々力緑地公園

2018-05-23 | 等々力緑地公園
 冬にはエナガを見たことがある等々力緑地公園。もしかしたらエナガの幼鳥の群れに会えるかもしれないと出かけたが、シジュウカラの幼鳥の群れに出会っただけだった。しかし、常緑樹の中から出てこなかったので撮影はできず。
 花壇の花などを撮って帰ったが、撮っていると遠くからホトトギスの鳴き声が聞こえてきた。今年初めて。
 
 
 タイサンボクの花が咲いていたので低い位置の花を探して撮影。
 
 タムロン100~400で撮っているが、こうした撮影にも便利。

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三ッ池公園

2018-05-20 | 三ッ池公園
 雑木林で見上げるとキクラゲのようなキノコが光を透かして輝いていた。
 
 ウツギがたくさんの花を咲かせている。
 
 ヤマボウシは少しピークを過ぎようとしているところ。
 
 ドクダミが咲きだして梅雨が遠くないことを教えてくれているようだ。
 
 野鳥の方はアオゲラの鳴き声を何度か聞いたものの最後まで姿は見ることはなかった。
 シジュウカラとエナガの幼鳥の群れに出会ったが、その他にコゲラの幼鳥もいたようだった。
 帰ろうとする頃になって、青虫を咥えたシジュウカラの雌に出会った。巣の雛に運んできたようだが、なかなか巣の場所に行かないので警戒していると思いすぐに離れることにした。
 

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川崎市・生田緑地公園

2018-05-16 | 生田緑地公園
 しばらくぶりに生田緑地公園を訪ねた。
 歩き始めてまもなくキビタキの囀りが聞こえてきたので声の方に向かって歩いて行くが、声がした辺りに着いた頃には鳴き声が聞こえなくなり、どこかに移動してしまったようだった。その後も別の場所で囀りを聞いたが、そこは近寄れない場所だったので結局キビタキの姿は見ることができなかった。アオゲラの鳴き声も聞いたが、こちらも声のみで姿は見つけられず。
 花はオカタツナミソウが花盛りだった。園芸種のような華やかさとは無縁だが、私の好きな花のひとつだ。
 
 マルバウツギが正門近くの所で咲いていた。中心部の黄色が絶妙のアクセントになっていて美しい。
 
 ハコネウツギはもう終わりに近かった。
 
 谷間の自然観察路。新緑というには緑がだいぶ濃くなってきた。日差しは強かったが、乾いた空気が入ってきて爽やかな日だった。蚊はすでに発生しているが刺されずに済んだ。ルミックスGX-7にルミックス12~60ズームで撮っているが、オリンパスE-M10MKⅡと比べるとボディとレンズの大きさ(特に鏡筒の太さ)のバランスがよい。
 (出かけたのは連休中です。)
 

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江川せせらぎ遊歩道

2018-05-13 | あちこち
 今年もカルガモが子育てをしているのではないかと思い、久しぶりに近所の江川せせらぎ遊歩道へ。
 いたことはいたのだが、もうだいぶ大きくなってしまっていた。多い年は3家族いることもあるが、今年は一家族だけとのこと。
 なぜか繰り返し潜水をしていた子ガモ。なんのために潜っているのかさっぱりわからなかった。写真は2羽だけだが他の個体も同様に何度も潜っていた。
 
 しばらく泳いだ後は石の上に上がって休息。
 
 親はしっかり周りを見張っている。
 

 話は変わるが、長年使っていたコーヒー・ミルがとうとう壊れてしまった。これまで使っていたのはセラミック刃の手動ミルで正確には覚えていないが10年以上使ったと思う(それ以前は電動のミキサー・タイプのものを使っていたが、これは挽き具合が細かくなり過ぎる傾向があって使うのをやめた)。一日に何杯も飲むわけではないが、それでも10年間とすれば4千数百杯分の豆を挽いてきたことになる。壊れたと言っても刃がだめになったのではなく、回すハンドルの方の六角形の穴の角が次第に丸くなってしまい、とうとう空回りを起こすようになってしまった。もう1年以上前から、その兆候はあって回すとハンドルが外れやすくなっていたのだ。
 そこで次はどんなミルを買うかと考えたが、最初は同じタイプの手動のセラミック刃のものを候補にした。インターネットで調べると各社から出ていて2000円から3000円程度のものが多く価格は手頃だ。しかし、使用者のコメントを見ると、今回の故障と同様ハンドル部分のトラブルが少なからずあるようだった。色々調べているうちに実際に様々なタイプのミルを試して甲乙をつけているサイトがあってとても参考になった。そこでの結論は電動のカット式のミルが最もお薦めということだった。理由は最も均一に豆が挽けるという単純なこと。ただし、問題は価格が最も高価であること。喫茶店など業務用はすべてこのタイプであるらしい。最悪の選択は私も過去に使って使用をやめた電動ミキサー・タイプ(プロペラ・タイプ)のもので粉末が多く発生するからという理由で、私の経験とも一致する。
 悩んだ末に少し値は張るが電動のカット式のものを選んだ。カリタが発売しているもので2万円ほどと手動のセラミック・ミルなら7,8個も買える価格だが、長い目でみれば納得できる範囲だと思えた。昨日から使い始めたが大きさは豆を投入するプラ・タンクを除けば本体の高さ20㎝余りと業務用ミルのミニチュア版という感じで可愛らしくインテリアとしてもいい感じ。一杯分の豆などあっという間に挽けて楽ちんなことこの上ない。早速淹れたコーヒーの味はこれまでより劇的に美味くなったかと言えば、それほどでもないのはちょっと残念だが、豆を挽く音で自宅が喫茶店になったような感じはなかなのものだ。

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多摩川台公園

2018-05-10 | 多摩川台公園とその近隣公園
 この時期としては暖かすぎる日が続いていたが、一転曇りや雨の震えるような寒い日が続いている。今日もそんな天気だったが、午前中多摩川台公園にでかけた。これといった鳥は現れないまま宝来山古墳に向かうと昼間だというのに庭園灯が点灯していた。シュール・レアリスムの画家にルネ・マグリットという人がいるがその画家が描いた絵を思い出した。昼間の景色を描いているのになぜか街灯が灯っていて怪しげな雰囲気を感じる絵だった。街灯の周囲だけは暗く描いてあったような気がする。写真の場合はそんな器用なことはできないからマグリットの絵のように不思議な空間を造りだすことは難しいが、少しでも雰囲気を掬い取ろうと思って撮ってみた。
 
 
 
 来た道を引き返すとキジバトの羽毛がたくさん散らばっているのが目に入り、よく見ると直径2㎝ほどの血だまりまであった。まだ乾いておらず狩りが行われたばかりのようだ。タカなのかカラスなのかわからないが、羽毛が散らばっていることは珍しくはないが、このように血だまりまで見たことはほとんど記憶にない。
 正門の近くまで戻るとポツポツ雨が落ちてきたので帰ることにし、カメラをしまって自転車に跨ると次第に雨粒が増えて丸子橋を渡って川崎側に入った頃には本降りとなった。そこから自宅までは10数分なのだが、着いたときには全身びっしょり。昨夜の天気予報では雨とは一言も言ってなかったと思うのだが。帰宅後しばらくして雷まで鳴りだした。

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洗足池公園

2018-05-08 | 洗足池公園
 つい最近まで残っていたキンクロハジロはさすがにもうすべて渡ってしまったようで一羽もいなかった。期待した夏鳥の姿はなく鳥の方はなんの収穫もなし。
 エゴノキがたわわに花を咲かせていたのでレンズを広角にして撮影。
 
 ノイバラはとてもよい香りを放っている。
 
 池の畔にあるハコネウツギを水面をバックにして。
 
 あまり人を警戒しなくなったアオサギが前回と同じ場所にいて漁をしていた。
 
 鳥の方はさっぱりだったが、帰りに自宅から1㎞ほどの所にある寺の前でエナガの鳴き声が聞こえたので自転車を止めて見上げると2羽のエナガがいて住宅地の方に飛んでゆくのが見えた。寺の前は幹線道路が走っていて周辺の緑も少なく、とてもエナガがいるのにふさわしい場所とは思えないが、次第に環境に適応しているということなのだろうか。
 エゴノキとノイバラはオリンパスのE-M10MKⅡで撮っているが、これまで使っていたE-M10との一番の違いは手振れ補正が一段と進化したことだろうか。E-M10も手振れ補正の効果は実感できていたが、時々あまり効いていないと感じることもあったので、このへんがどの位進化しているかが期待である(これまではまだ効果を実感できるような場面に出会っていない)。これまでMKⅡを使って気づいたことでは電源スイッチの場所が変わって操作しやすくなったことやファインダーのゴム目当ての部分がこれまでのものよりしっかりとしたものになっていそうなことが指摘できる。ゴム目当てについてはもう少し使わないとはっきりとはいえないが、そうなっていると期待したいところだ(以前にもここで書いたがE-M10はあまりにもお粗末だったから)。

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