奇抜な外観は今でも古さを感じない50000系ラピート
南海本線ではこの春に和歌山大学前駅開業に伴いダイヤ改正を行います。同駅への急行停車などが主なトピックになっています。その他ではサザンの運転を強化し、全ての自由席特急を置き換えるようです。12000系新製の効果を反映したものと思われます。ここ数年特急サザンの強化が行われ、全車指定制をやめて全ての列車が自由席を連結しています。それに対してラピートは現状維持のまま。全車指定を貫いています。関空へのLCC就航に合わせてラピートαの復活を検討しているという報道もありましたが、4月1日のダイヤ改正では実現しませんでした。検討だけに終わり、実現しないのかは今後の動向を見なければわかりませんが、ラピートの苦悩はまだまだ続きそうです。50000系は奇抜さ故にサザンのような自由がきかないところがあるように思います。南海のお家芸とも言える指定+自由席制度がラピート復活のカギになるように私は思っています。50000系の改造は容易ではないでしょうが、原型をとどめたままなんとか指定+自由の編成に改造ができないでしょうか。なんとか関西の顔として復権を期待したいものです。
東淀川で初めてなんとなくよく撮れた1086牽引の73列車
2012年2月5日日曜日。72列車をアシシュクカーブの夙川側で撮影後、さくら夙川から普通電車で移動。続いて73列車の撮影です。前週は武庫川で撮りましたが、いまいちだったので違う場所で…と思いながら電車に乗っていると大阪まで戻ってしまいました。加島陸橋も考えましたが、晴れているのでJR京都線の方がいいかなと思い、東淀川まで普通を乗り通しました。PF待ちのファンが多い東淀川ですが、この日は少なめでした。とりあえず前よりのポジションを確保し、通過を待ちます。遅れが出るとサンダバの被りが気になるところですが、貨物よりも本線が尼崎~立花間での線路内立ち入りの影響で遅れていたので、被りの心配はあまりなかったです。5051レが先に通過していき、それを練習台にして本番の73レです。今まで東淀川で色々なアングルで撮ってきましたが、障害物がうるさいものの、今回が一番しっくりいく出来になりました。ぴ~かんだったので多少白っぽい更新色が飛びぎみですが、まぁまぁ納得の出来です。
この春100系新幹線が姿を消します。既に新大阪に顔を出すことはなく、岡山以西での運用となっているため大阪では見る機会もありませんが、3月にはさよなら運転も企画されているようです。2階建て車両を連結した往年の姿はそこにありませんが、シャープなフロントマスクは先代の0系とは違った魅力があり、ファンの多い車両でした。私はどちらか言うと0系の方が好きで、100系はあまり好きな車両ではありませんでした。グランドひかりには乗ってみたかったのですが、如何せん学生時代にはどうしても新しいものに乗りたくなり、300系や500系に乗ってしまい、ついぞグランドひかりには乗ることなく引退してしまったのが今でも残念です。階上のグリーン車よりもウエストひかりと同じ2列シートの階下の指定席に乗りたかったという変わった思いを持っていました。現在残っている100系は6両で、もちろん平屋のみなので、100系の魅力は半減と言ったところですが、最後まで無事に走り続けて欲しいものです。