2013年1月1日火曜日。2013年の幕開け初日。前日は行く年来る年を見てから寝たので少々寝不足加減で朝5時過ぎに起床。正月早々に鉄・・・と言っても重鉄ではなく、私にすればかなりの軽鉄で2013年をスタートします。ホテルの温泉で元旦早々朝風呂に浸かり体を温めて始動します。6時前にお決まりのスーパーホテル高岡を出て高岡駅へ。サンダーバード6号に乗って帰阪します。ただそれだけなんですが・・・。高岡は朝から雪が降っており、駅構内は結構な積雪。おまけに早朝だけに真っ暗で寒い[E:weep]683系4000番台9両で富山からサンダー バード6号が入線。9号車指定席に乗り込みました。実は683系4000番台はこれが初乗車です。印象としては681系、683系よりも287系とよく似ている・・・というか後発の287系は683系4000番台の直流版だなと今更ながら実感しました。北陸の積雪のため、敦賀駅で雪落としをするため大阪到着は遅れる可能性があると車内放送が流れました。急ぐ旅でもないのでいくらでも遅れて下さいという感じです。石動付近で北陸新幹線と並行しましたが、倶梨伽羅峠では新幹線とは離れて、森本あたりで再び合流して金沢まで並走しました。金沢駅も北陸新幹線建設が進んでおり、早くから造られていた高架橋が漸く日の目を見たという感じがします。金沢で12連に増結。ホームで増結作業を見物しました。
キハ47の奥の黄色い看板がスーパーホテル。元旦朝から雪が降り続ける高岡駅。初日の出は望めそうもない。
金沢で12両に増結して多客に備えましたが、さすがに元旦の早朝とあって利用者は少なめ。それでも元旦から団体旅行客がいて、車内はそれなりの賑わいは見せていました。金沢から白山の車両基地がある松任付近まで北陸新幹線と並行して走ります。雪が降り続ける石川県内を走り抜け、県境を越えて福井県に入ります。雷鳥を撮りに走り回った牛ノ谷や細呂木をあっと言う間に通過して芦原温泉も通過して福井に到着。金沢~福井間では小松のみ停車のビジネス型のダイヤになっています。福井でも雪が激しく降り続けてます。福井でも新幹線建設現場が見られましたが、こちらの開業はまだまだ先になりそうです。福井を出て南条を過ぎたあたりから天候が急激に回復して、日が射すところもありました。北陸トンネルを抜けると・・・雪のない世界に戻ってきました。敦賀は多少雪が残る程度で積もってませんでした。天気は晴れ。高岡出発時に雪落としがあると放送されてましたが、意外に雪が付かなかったのかすぐに出発しました。
敦賀を出て衣掛ループを抜けて、新疋田を通過。深坂トンネルを抜けて近江塩津を通過。滋賀県に入るとこれまでの天候が嘘のような好天でした。太陽がまぶしいです。琵琶湖を見たいので、琵琶湖側の座席を指定したものの、少々太陽がまぶし過ぎました。それでも太陽に輝く琵琶湖もなかなかいいものです。反対側では比良山系に雪が積もっており、こちらもなかなかいい景色です。湖西線をあっという間に通り抜けて山科でJR琵琶湖線と合流して東山トンネルを抜けて京都に到着。いつもなら京都で降りて茨木まで帰るのですが、この日は大阪まで乗り通しました。新大阪の新ホーム到着を体験して、新淀川を渡って終点の大阪に到着。高岡から3時間ちょっとの旅はこれにて終了。この後、近鉄南大阪線に足を運びましたが、年末年始の信越・北陸の旅はこれにて終了です。