格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

【舛添要一厚労相の狂言を批判】 大事な税金を全て自分たちの利権や天下り官僚のために使ってきた自民党

2009-08-28 19:04:14 | 阿修羅

【舛添要一厚労相の狂言を批判】 大事な税金を全て自分たちの利権や天下り官僚のために使ってきた自民党
http://www.asyura2.com/09/senkyo69/msg/911.html
投稿者 ベーシックインカム@全ての人に健康で文化的な生活を 日時 2009 年 8 月 28 日 00:23:33: S27q4DRmV.QEQ


■舛添要一厚労相の狂言
年末年始に失業者に宿泊施設と食事を無料提供し、職探しや失業保険の手続きなどをアドバイスした
「年越し派遣村@日比谷公園」の村長ら派遣村の元実行委員会の有志ら役10人が舛添厚生労働相に
事実を捻じ曲げる発言をしたとして発言の撤回と謝罪を求める抗議文を提出した。

舛添の事実を捻じ曲げる発言というのは、派遣村について「4000人分の求人票を持っていったが誰も応募しない」という発言だ。
実際は、求職登録した村民は100人を超え、旅館の住み込みや清掃などに就職したそうだ。
さらに4000人分の求人票と言っても、実際には募集していないなど求人内容に問題があるものが多かったらしい。

「自民党が他の無責任な野党と違うのは、大事な税金を働く能力があるのに怠けている連中に払う気はないところだ」
などとたわけたことを言っている舛添はもう忘れてしまったのだろうか。
社会保険庁が年金を盗んでどれだけ税金の無駄遣いをしてきたのかを。


社会保険庁公用車(4億円)
職員の外国出張費(1億6500万円)
千葉の社会保険大学校内にあるゴルフ練習場の建設・維持費(1200万円)
ゴルフクラブの購入費(6万6000円)
ゴルフボールの購入費(1万8000円)
校内のテニスコートや体育館の維持費(409万円)
東京の社会保険業務センター内のテニスコート建設費(422万円)
バスケットコート建設費(354万円)
年金資金運用基金への支出、交付金(3兆3600億円)
グリーンピア建設費と借入金利息・管理費(3800億円)
年金資金運用基金へグリーンピア建設や住宅融資資金の名目で出資金(1兆800億円)
職員の事務費充当(5300億円)
社会保険庁が新築した職員宿舎(10億円)
年金関連施設の職員向け宿舎(28億800万円)
社保庁職員宿舎の整備・維持費(42億円)
保養基地運営法人への支出(2兆円)
年金資金運用基金や厚生年金事業振興団総裁の退職金(各4000万円)
大規模年金保養基地(グリーンピア)の職員向け宿舎建設費(15億2600万円)
年金資金運用基金(旧・年金福祉事業団)の職員向け宿舎建設費(2億6500万円)
社会保険庁職員用のマッサージ器(6070万円)
社会保険庁職員でライオンキング観戦(500万円)


さらに、古賀派に所属する元参院議員であり、静岡県知事選では川勝平太氏に惜敗した坂本由紀子氏が
厚労省の職業能力開発局長として指揮をとり、総工費580億円をかけて建設した「私のしごと館」(京都)も、
究極のムダなハコモノであり、毎年20億円の赤字を垂れ流し、ついに廃止された。

この「私のしごと館」、一見、国民のための職業訓練所のような錯覚を起こすような名前だが、
実際は「雇用・能力開発機構」の天下り官僚のために作られたようなものだった。
機構の歴代理事長には旧労働事務次官ばかりだし、常勤役員6人中5人が天下り官僚だったという。
ちなみに『しごと館』の館長もその一人で、天下り役員と同様、出勤は月1回程度で月給80万円の高給をむさぼっていたとか。

この「雇用・能力開発機構」はこのほかにも、『スパウザ小田原』を450億円で造って8億円で売ったり、
莫大な費用をかけて敷地面積7万3000坪の『職業能力開発総合大学校』を建設したと思ったら、
廃校にするというムダばかりを繰り返し、機構への年間予算6000億円がドブに捨てられているそうだ。

参考:私のしごとは月1回の出勤で月給80万円です-私のしごと館

これだけ血税の無駄遣いを徹底的に実践してきて、
「自民党が他の無責任な野党と違うのは、大事な税金を働く能力があるのに怠けている連中に払う気はないところだ」とはよく言った>舛添。
(中略)

毎日、不快指数100%の満員電車で通勤し、額に汗して働いたなけなしの給料の中から税金を納めたのはいいが、
それが厚生族の娯楽や天下りの役人のためだったなんて冗談にもほどがある。
厚生労働省や社保庁職員を初めとした天下り役人こそが能力以上の給料をもらい、
働く能力があるのに怠けている連中なのではないか。
彼らこそ、蛭(ひる)のように国民の血税を吸い取り、国民の生活の質を低下させた張本人だ。

年間予算6000億円もあったら、失業手当を増やしたり、病気で働けない人々に補助金を支給したり、
失業者に職業訓練を無料で行うサービスなど、国民の生活を向上させるために十分役立っていたはずだ。
そういった国民のための政策は何一つやらずに、野党を無責任と呼ぶ鼠男の無責任さにはあきれ果てる。

それにしても、新型インフルエンザのときも国民の健康はそっちのけで国民を騙すために
水際作戦なんていうアフォーマンスを空港でやらかした舛添のような詐欺士が自民党で一番人気があって、
衆院選の応援に引っ張りダコだって言うんだから、自民党の人材不足がいかにり深刻かがわかる。

税金は全て自分たちの利権や天下り官僚のために使うものと信じ、税金の無駄遣いし放題。
こんなカスしか残っていない党はさっさと自滅してもらいたい。
あと4日でそれが実現すると思うと、心から嬉しいのは私だけではないだろう。
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1793.html

【関連】
■舛添厚労相:「怠け者発言」に市民5団体が抗議
生活保護問題や貧困問題に取り組む市民団体や弁護士グループが27日、
舛添要一厚生労働相が25日の閣議後会見で
「怠け者発言は生活保護の母子家庭(への母子加算)の中で言ったつもりだ」と発言したとして、
謝罪と発言撤回を求める抗議文を送った。
舛添厚労相は18日に横浜市内で街頭演説した際に「年越し派遣村」について
「4000人分の求人を持っていったが誰も応募しない。
大事な税金を働く能力があるのに怠けている連中に払う気はない」などと述べた。
元派遣村の実行委員会有志から抗議文が届き会見で釈明と反論をした際、生活保護の母子家庭に言及した。
抗議文は、しんぐるまざあず・ふぉーらむ(赤石千衣子理事)など5団体が連名で出した。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090828k0000m040058000c.html

■舛添発言への抗議文(生活保護問題対策全国会議等)
http://www.labornetjp.org/news/2009/1251359495854staff01

■「(舛添発言は)事実をねじ曲げた発言で、今なお厳しい雇用情勢の中で生活の再建を目指して努力している方々への侮辱である」
http://www.asyura2.com/09/senkyo69/msg/840.html

■「失言」こそ本音、人物の本音がよく分かる。麻生首相、舛添厚労相
http://www.asyura2.com/09/senkyo69/msg/849.html  



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日本を大変な国にした自民党

2009-08-28 18:37:29 | 民主主義

日本を大変な国にした自民党
衆議院選挙の争点
              壊滅的打撃をの声広がる    2009年8月26日付


 衆議院選挙は、全国で期日前投票が前回を50%を超えて上回り、有権者の高い行動意欲をあらわしている。それは小泉・安倍政府の構造改革、戦争政治によって、貧乏で独裁で戦争をやるという大変な国にしてしまったこと、このような売国と亡国の政治を許してはならないという強い変革意識をあらわしている。それは商業マスメディアが煽る“民主党ブーム”などという代物ではなく、恨みのこもった“自民党惨敗ブーム”に火がついている。
 この数年来、小泉・竹中など自民党政府がアメリカの指図にしたがって新自由主義・市場原理改革を進めた結果、働いても食べられない国民が急増した。国民の所にカネが回ってこないと思っていたら、アメリカのサブプライムローンの破たんで、年金資金は15兆円が消え、農林中金は農家の預貯金5兆円が紙くずになった。アメリカ国債やイカサマ証券などを買い込まされ、1400兆円ほどあるという日本国民の金融資産のうち500兆円以上がアメリカに流れ、どっちみち返ってこないカネといわれている。そのうえに340兆円という郵便貯金、簡保などの資金をアメリカのファンドどもに巻き上げさせようというのが小泉の郵政民営化であった。
 今度の選挙は直接には、メディアをあげた「抵抗勢力に対する刺客」などというバカ騒ぎで国民を愚弄した郵政選挙といわれた前回総選挙の決着をつける選挙となる。

 次世代育てられぬ社会

 小泉改革の結果、日本は大変な国になってきた。
 この第一は働こうにも職がなく、働いても食っていけない世の中になったことである。若者の多くが、家庭を持ち、次の世代を育てることができない社会になった。働く者の後継ぎがいない社会であり、日本社会を滅亡させるという政治である。
 麻生首相は選挙中、学生を相手にして「金がないなら結婚しない方がいい」と公然と発言する有様であり、小泉の手下であった中川秀直は「1000万人の移民を受け入れ多民族国家にする」などといい、日本民族の解体を主張している。
 農業は貿易完全自由化で、現在300万人いる農民を40万人にする計画を出している。農村では、町も合併、郵便局も廃止、農漁協も合併、学校も廃止といった調子で、人が住めなくさせている。食いものは輸入すればよいなどといって、日本の有史以来の歴史を覆して農業のない国にしようとしているのである。それは直接に農民生活を成り立たなくさせるだけではない。国民を飢餓と餓死に導く政治をやっているのである。それだけではなく、治山治水を崩壊させ、緑豊かな日本の自然環境も大崩壊させるほかはない。「国やぶれて山河もない」国にしようというのである。
 町の商店は、大型店出店の規制緩和で壊滅の危機にさらされている。食料品店や衣料品店などが消えていったが、米屋や薬屋、酒屋など社会的な規制の下にあった業種も規制撤廃で消えていった。そのため、年寄りは豆腐を買うにもタクシーで出るほかない買い物難民となっている。また町の商店が消えることから、地域のコミュニケーションが崩壊し、祭りも途絶える羽目となっている。大型店の乱立で、農水産物の市場も買いたたかれ、成り立たなくなっている。
 教育は教育の機会均等原則の撤廃で、小学校からやたら金がかかるようになり、国立大学にやろうと思えば授業料だけで53万円もいる。金のある者しか学校に行けない。いくら優秀でも貧乏人は学校に行けない。これは国力を衰弱させる政治である。
 学校は「興味と関心」「個性重視」などといって、学校でなくなってきた。生活科導入といって、暑いのでひまわりに帽子をかぶせるのがいい教育という、ウソを教える場となった。教師はしかったり怒鳴ったりしたら体罰で指導してはいけないというおふれが下りて、何か起きたら商業メディアが袋だたきにする。教師が指導してはいけないといって、子どもを好き勝手に遊ばせる場にした。こうして、まともな知識がなく、好き勝手な人間づくりをしてきた。日本人をバカにするのが教育となった。
 日本は医者にかかれない国になってきた。第一健康保険が高くて保険を持たない国民が増えた。さらに医療費が高くて医者にかかれない。そしてとうとう医者がいなくて病院に行っても診てもらえなくなった。新型インフルエンザがはやってきたが、後進国ほど死亡者が多い。医療体制の崩壊によって、後進国レベルの医療体制であることが暴露されようとしている。
 「自由主義」「民営化」で、行政の福祉事業や図書館なども何でもかんでも効率化、金儲けの道具に変えていく。
 地方公共団体といっていたのは昔話となり「経営者視点で市長をやる」というバカ者が現れて恥も知らない。「公共団体」は公共のものではなく、為政者の利権の道具としてはばからない。

 主権在民潰し独裁国家

 政治は民主主義どころではなくなった。アメリカの独裁、その手下の大資本の独裁が貫徹する社会ということに誰も疑問をはさまない社会となった。小泉、安倍とつづくこの間の首相および自民党をはじめ各政党の政治家どもは、アメリカに本籍を置いているのではないかと皆が思う事態である。
 議会は国政であれ、地方議会であれ、あらゆる政党が飼い慣らされて国民に聞く耳がない。アメリカが出す年次改革要望書にしたがって、商業マスメディアが対抗する者を袋だたきにしてつぶす、その上に乗っかって自民党政府が暴走するという仕かけは嫌というほど見せつけられてきた。警察も検察も、貧乏人にはうるさいが、特定政治家や金持ちにはおべんちゃらをするというのは多くの者が嫌というほど体験している。
 日本社会は主権在民といってきたが、国民の意志はまったく反映しないアメリカと大資本の代理人が政治を司る独裁国家という実感はみなが体験している。
 そして、そのうえに、アメリカ本土防衛のためのミサイル配備をし、日本を原水爆戦争の盾にするという。さらに日本の防衛にはまったく関係がないが、困っているアメリカを助けるためにアフガン、イラク、ソマリアに自衛隊を派遣し、米軍の傭兵にする。日本の若者を貧乏にして兵隊にするという構図が意図的につくられている。
 すでに戦争の開戦権は米軍に渡してある。米軍の偵察情報によって、ミサイルの先制攻撃をするという体制になっている。日本は海外に権益を持つ帝国主義国であるが、同時にアメリカの植民地・従属国だという姿が誰の目にも明らかになっている。
 自民党政府は国際的な外交の場では、独自の世界認識と戦略などまるでなく、独立国とは見なされていない。みなアメリカのいいなりの国と見なされている。北朝鮮拉致問題で騒いできたが、日本は六者協議からもハネものにされた。
 このような状態を黙って仕方がないと見ておくわけにはいかない。この怒りが総選挙で爆発しようとしている。そしてこの力は明らかに爆発的な力となってあらわれようとしている。
 選挙は、自民党対民主党の対決ではない。自民党売国政治に対する全国民の対決となっている。自民党に壊滅的な打撃を与える力が、つぎに民主党が政府を握っても勝手なことをさせない縛り付ける力になる。選挙は、売国・亡国政治に対して独立した平和で豊かな社会を建設する力をいかに強いものにするかが最大の重点となる。それを真の主権者として、あらゆる選挙区を基礎にして全国民が心を一つにして論議と行動をどう強めるかが最大の注目点となっている。
 そして国民の変革の力を見せつけることができるという確信が広がるところとなっている。自民党を壊滅的な状態にすることは、戦後史の画期的な出来事となる。


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Re::れんだいこのカンテラ時評597

2009-08-28 00:38:14 | たすけあい党

Re::れんだいこのカンテラ時評597 れんだいこ 2009/08/21 22:29

 【第45回衆院選、中盤情勢考】

 2009衆院選は8.18日公示され、小選挙区(定数300)に1139名、11の比例ブロック(定数180名)に868名(比例単独候補は235名)の計1374名が出馬している。小選挙区には自民289、民主271、公明8、共産152、社民31、国民9、みんな15、改革1、日本2、諸派293名が立候補している。

 序盤情勢は、民主党が都議選以来の勢いを持続しており、与党にとってただならぬ気配を見せている。選挙区では自民70議席前後、公明3、民主200議席前後、社民5、国民新5、日本0、共産0、無所属9見当が予想されていた。これに比例区票を加えると、与党170議席前後、野党310議席前後となり、与党が過半数の241議席を獲得するのは不能とのご託宣だった。

 公示後の8.21日現在の中盤戦に於いては、この動きが更に加速されつつある。民主は、優勢区をそのまま優勢に維持しつつ、競り合い区で抜け出し、劣勢区を競り合い区へと引き上げつつある。これまで自民の金城湯池となってきた常勝選挙区94が軒並み苦戦を強いられている。派閥幹部や大物議員まで揃って接戦を余儀なくされており、現職閣僚で議席獲得が確実気配なのは河村官房長官、小淵少子化担当相ら数人に止まる予想となっている。

 自民党にとっては特に小泉チルドレン問題が災いしている。比例区はさておき小選挙区に於ける小泉チルドレンはどいつもこいつも資質劣勢で使い物にならない。こたびの選挙では野党連合の食いごろにされている。強そうなのは郵政返り咲き組で健闘している。派閥では、津島派、古賀派が善戦している。しかし共に民主旋風により苦戦を強いられている。かくて自民の安泰的優勢区は指で数えられるほどしかない状況に至っている。公明も然りで選挙区での当選が覚束ない。公明党の場合、伝統的に比例重複を避けているので深刻な事態を迎えつつある。初めて一敗血にまみえるかもしれない。自公はひょっとして脳震盪を見舞われるかも知れない。

 してみれば、2005衆院選の小泉旋風の反作用的な、民主連合への追い風が吹きまくっていることになる。このままつつがなく投票日を迎えれば、まさに「投票一揆」が演ぜられるドラマが待ち受けている。実に痛快なことではなかろうか。巷の声は圧倒的に政権交代に傾いており、「ここは一つ民主にやらせ、ダメなら戻せば良い」とする国民的合意が形成されている。この合意は、政権党の悪政の長年の積み重ねから逆噴射的に自然次第に形成されてきたものであるからして、自公側にはこれに抗する妙薬がないというジレンマに陥っている。

 マスコミは、ふって湧いたものか意図的に引き起こされたものか分らないがノリピー問題、押雄問題、インフルエンザ問題を執拗に報道し、人民大衆の選挙熱を冷まそうと躍起になっている。しかし、日本人民大衆は、そうは馬鹿ではない。これまでの経験から、目くらましの術を見破りつつある。そういう訳で、マスコミを使っての陰陽動作戦もうまくいかない。つまりお手上げ状態になっている。

 かくて、日本政治史上初の「選挙を通じた政権交代と云う平和革命」が訪れようとしている。一体、誰が、この日を予見できただろうか。これを危ぶむ者がいるとするなら、れんだいこが反駁しておこう。君達の愚昧な頭脳による憂慮にも増して日本人民大衆の政治的センスの方が実は優れていることを示しており、何ら心配するに及ばない。それよりも強い者に巻かれろ式の言論提灯ばかりしてきた君達の失職がこれから始まる、覚悟しておけ。

 この事態の功労者は一体誰だろうか。れんだいこは、小沢采配もさることながら、蔭の功労者は国民新党ではないかとみている。これから述べるが、国民新党は、この功績により相応の評価を得るに値する。小選挙区の国民新党は全員受かるべきであり、比例区でも選ばれるが良かろう。玄人筋ならそう選択する。敢えて記しておく。

 もとへ。かの時、小泉郵政改革により自民党から弾きだされた郵政造反組の一部は俄か作りで国民新党を結成し選挙戦に臨んだ。何とか議席を持ちこたえた者もおれば苦汁をなめさせられた者もいる。選挙後すぐに気づいた。与党側が自公で共闘しているのに野党側が分裂していて勝てる訳がない、ここは一つ自民に対する公明の役割を我が党が引受けませう、民主を勝たせませうと割り切った。それについてはまず最低保証として次の選挙区をください、後の選挙区は推薦に廻りますと、どちらが持ちかけたかは分らぬが、そういう盟約を結んだ。この戦略に社民も乗った。かくて、民主を黄門様とする助さん、格さんによる野党連合が形成された。これに新党大地も日本新党も加わった。ここに勝利の方程式が生まれたように思う。

 これは何も難しい戦術ではない。当選者1名という小選挙区の仕組みを考えれば当然に生まれる判断である。これまでこの当たり前の協定ができなかった。してみれば、小泉の刺客騒動は、日本政治史上稀なるものであったが、思わぬ副産物を生んだことになる。その野党頭脳の貧困の程度に応じて与党はおごり高ぶった。小泉政治が、このおごり高ぶりの中で5年有余の長期政治となり、政権与党頭脳のお粗末さを嫌というほど見せつけた。何のことはない、現代世界を牛耳る国際金融資本の御用聞きに忠勤することにより御身を安泰にし、我が世の春を謳歌したに過ぎない。それにしても資質劣悪な者ばかりをよくぞ寄せたものではある。

 その化けの皮が剥げ、日本はいたるところで深刻な危機に見舞われている。小泉の自民党総裁選過程での絶叫「自民党をブっ潰す」は皮肉なことに結果的に本当のものとなり、「国民には痛みに耐えてもらう」も然りで、彼は自民党のみならず日本そのものを壊しレイプした。れんだいこが、狂人政治とみなす所以である。麻生は、小泉的狂人政治とは無縁であるが、今度はバカ殿政治に向かっている。景気立て直しも「上から目線」のものでしかなく、大判振る舞いによる財政悪化の咎めが待ち受けている。どこのコックをひねれば景気が良くなるか、税の自然増となるかの政治眼力はからきしない。漢字が読めない。国民が食傷する所以である。

 もはや自公政治ではどうにもならないのであり、民主連合政治がいかほどのものかは分らないものの、やらせてみるよりほかにないというのが人民大衆の政治眼力である。これはこれで素晴らしい。なぜなら、その通りであるからである。かくて、投票一揆が始まる。刻一刻とその日が迫りつつある。口元が緩む話ではないか。

 こういう歴史的遭遇に於いて、選挙に行かないようではつまらない。選挙速報で一喜一憂しても、やはり投票した身でないとつまらない。これはれんだいこの経験則である。確か、れんだいこの投票始まりは、去る昔のアントニオ猪木の「国会を卍がため」又は「国会を延髄切り」から始まった。あれから皆勤の癖がついてしまったが、世の中何が幸いするか分らないということになる。こたびは空前の投票率になりそうである。現代の若者はどう反応するだろうか。歴史的な政治の流れを受け止めてもらいたいと思う。以上を、れんだいこの2009衆院選中盤予想とする。

 2009.8.21日 れんだいこ拝


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