不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

ロックダウンは伝染病の拡大を防げなかった(櫻井ジャーナル)

2020-06-12 16:46:28 | 阿修羅
ロックダウンは伝染病の拡大を防げなかった(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/736.html
投稿者 赤かぶ 日時 2020 年 5 月 26 日 22:32:15: 
ロックダウンは伝染病の拡大を防げなかった
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005260000/
2020.05.26 櫻井ジャーナル

 安倍晋三首相は5月25日に緊急事態の解除を宣言した。WHO(世界保健機関)が3月11日にパンデミックを宣言、これを受けて3月13日にアメリカ政府は国家緊急事態を宣言、イギリスのボリス・ジョンソン首相は3月23日にロックダウン(監禁)を宣言、そして4月7日に安倍政権は緊急事態を宣言した。こうして世界的な収容所化の流れが作られたわけである。

 新型コロナウイルス(COVID-19)の患者が今年に入って中国の武漢で発見されたところから騒動は始まるが、当初、それほど深刻な病気だとは認識されていなかった。3月に入る頃には伝染が沈静化している。イギリス政府は3月19日にCOVID-19をHCID(重大感染症)から外している。中国で感染が抑え込まれそうになったのを見て、あわててWHOはパンデミックを宣言したようにも見える。

 日本政府の緊急事態宣言が遅れたことについて、東京オリンピックを開催させるために安倍政権は感染の拡大を認めなくなかったからだと言われた。確かにそうかもしれないが、COVID-19で人びとを脅して世界を収容所化することはアメリカやヨーロッパの支配層による戦略であり、安倍政権のローカルな利権など守られるはずはなかった。

 イギリス政府がHCIDから外すような病気、しかも世界に蔓延する前にパンデミックをWHOが宣言できたのはパンデミックの定義が変更されていたからだ。2009年1月から10年8月にかけて新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)が流行、有力メディアが危機感を煽っていたが、定義変更はその前。新型インフルエンザの時もWHOはパンデミックを宣言したのだが、定義変更がなければパンデミックを宣言できなかったと考えられている。これについては西側の有名メディアもインチキだと報じていた。

 パンデミックの判断はWHOのSAGEが行うが、そのメンバーの過半数は大手薬品メーカーやビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団と緊密な関係にあることが知られている。中でもオランダのアルベルトゥス・オステルハウスが製薬会社を大儲けさせるWHOの判断に重要な役割を果たした。つまり大手製薬会社と結びついている人びとがパンデミックを宣言させたのである。昔の定義なら、今回もパンデミックを宣言できなかっただろう。

 今回、致死率はアメリカやEUが高く、東アジアは低い傾向があるのだが、人びとの行動を厳しく制限したのはEUだ。国家規模のロックダウンを実施したのはイギリスのほかフランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ベルギーも含まれている。

 この点についてJPモルガンは調査、ロックダウンは失敗したと結論づけた。感染を止められず、人びとから仕事を奪うことになったというのだ。そこでロックダウンを解除する国が増えているのだが、解除した後に感染は減少しているという調査結果も出ている。

 ロックダウンの解除はアメリカ経済にとって危険だとNIAID(国立アレルギー感染症研究所)のアンソニー・ファウチ所長は主張していたが、今のところ逆の結果が出ている。ファウチにとって重要なことはワクチン接種を世界規模で進めることだろう。

 本ブログでは何度か書いたことだが、欧米の死亡者数には疑問が投げかけられている。例えば、アメリカ上院のスコット・ジャンセン議員は4月8日にFoxニュースの番組に出て、病院では死人が出ると検査をしないまま、死亡診断書に新型コロナウイルスと書き込んでいると語っている。死者数の水増し。新型コロナウイルスへ感染していた場合、病院が受け取れる金額が多くなるからで、人工呼吸器をつけるとその額は3倍になるという。利益誘導だ。

 イタリアの場合、健康省の科学顧問を務めるウォルター・リッチアルディによると、コロナウイルスが直接的な原因で死亡した人数は死者全体の12%にすぎないという。またCOVID-19が原因で死亡したとされる患者の中で96.3%の死因はこのウイルスではないとビットリオ・スガルビ議員は主張している。

 アメリカでもEUでも死亡者数を水増ししていることになるが、日本政府が検査に消極的だった理由は死亡率を下げたくなかったからではないかという見方がある。

 COVID-19で危機感を煽り、収容所化政策を推進している人びとはワクチンを接種させようと必死だが、その危険性が知られるようになってきた。そこでワクチンの強制接種がイギリスで言われ始めている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

驕る平家は久しからず<本澤二郎の「日本の風景」

2020-06-12 16:00:58 | 日本の風景
驕る平家は久しからず<本澤二郎の「日本の風景」(3712)
<壇ノ浦の戦いに勝てない安倍晋三か>
 平家物語の「驕る平家は久しからず」を地で行くような、目下の「日本の風景」と言わねばならないだろう。嘘・虚言で逃亡してきた安倍晋三の心臓は、2020年の今年中に止まる、と医者でなくとも診断できそうだ。最後の決戦場・壇ノ浦の戦いに、勝利することはできない。令和天皇を擁立したものの、大災害と世界不況に続く新型コロナウイルスの襲来は、いにしえの蒙古襲来とは全然違う。愚かすぎる人間に、真正面から耐えがたいお灸をすえているのであろう。
 
 安倍の田布施は、国民投票法改正案を強行して、戦後体制の基軸である日本国憲法の基盤を、自公維で破壊しようとしたが、野党が結束して今回も阻止した。快挙と称賛したい。日本国民もアジア諸国民も平和の破壊者を許さない。
 安倍晋三は公明党創価学会を操って、あと一歩のところで失敗した。同改正案を強行成立させていれば、戦前回帰をほぼ手中に入れることが出来たのだが、コロナ政局が助けてくれた幸運に感謝したい!
 
 いまは会期を延長させないで、一目散逃亡に次ぐ逃亡で、その間に鋭気を養い、夏から秋に勝負をかける「壇ノ浦」の決戦を目指しているが、歴史は安倍・平家を容赦しないだろう。安倍つぶしは、自民党内の反乱によるものか、それとも野党が一本化して解散に追い込むのか、あるいは双方が連携してか、いずれにしても壇ノ浦の戦いに勝利することは不可能である。
 
 戦いの鋭気は、狭い家庭の環境に左右される。古来より為政者たるものは、修身斉家治国平天下を教えられてきた。伝えられる安倍家は、斉家どころではない。
 
 
<厳しい小池百合子の再選戦略、トランプも>
 人種差別主義者のトランプは、アメリカ国内の共和党重鎮どころか、人類から非難されている。白人警察官による黒人暴行殺人事件は、地球上で人々の怒りを買っている。
 コロナでの中国攻撃は、トランプ自身を直撃、彼の獰猛な頭脳を混乱させて、国内の支持を著しく低下させている。11月には、ワシントンの主は、民主党リベラル穏健派のバイデンに取って代わられる、とごく一般的に信じられている。
 
 東京でも異変が起きている。都知事再選必至とみられてきた小池百合子に、突如、赤ランプが点滅している。現在は、伏魔殿の都政を大改革することが急務であろうが、現状では、無所属穏健派の元日弁連会長の宇都宮健児に軍配が上がる気配である。
 
 それにしても、小池の相次ぐ醜聞は、4年前から周到に計画されてきた成果ではないだろうか。一人の人間を丸裸にすることは不可能であろうが、それにしても文庫本まで出版されている。経歴詐称は公選法に違反する。不出馬する場面であろう。
 6月10日に出馬宣言は、見送られている。陣営の混迷を印象付けている。
 
 知らなかったが、自民党都連は「カイロ大学卒業証書提出決議案」を都議会に提出、否決されていたという。自民都議の怒りの執念は、選挙の恨みの大きさを裏付けて余りあろう。
 
 
<東京高検の黒川に次いで日銀破壊の黒田も>
 安倍暴政の立役者の一人で知られる日銀の黒田も、黒川に次いで、弓矢の的にされている。
 「7年前からの金融政策は余りにもひどい。禁じ手である株買い占めなどで、日本の中央銀行を破綻させている。ハイパーインフレに追い込んでいる。円の価値を著しく落下さている。地方銀行は窒息寸前だ」と今朝も事情通が怒りの告発を、無知なジャーナリストに向かって発射してきた。
 
<どうする吸血鬼・電通の不正腐敗=政治改革の本丸>
 政府与党に、ヒルのようにぴったりと食らいついて悪事を働いてきた電通が、今回のコロナ対策予算関連に絡んで表面化した。これは望外の成果といっていい。
 
 金の動くところにやくざが跋扈するものだが、電通の場合は、政府与党と一体で利権アサリをしてきた。安倍の暴政を支え、補完してきた知能的やくざ機関と言っていいだろう。検察メスの一番の標的であろう。
 
 日本の政治改革の本丸が電通なのだ。息子の医療事故死を刑事告訴した時点で、初めて電通の悪辣さを教えられたものだが、実態はそんな小さなレベルではなかった。このことを教えてくれた安倍に感謝したい気分である。
2020年6月12日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦後70年以上にわたる『米国』と『米国傀儡自民党政権』と『安倍晋三極右自公政権』によって『全面破壊された日本』

2020-06-11 21:37:58 | 杉並からの情報発信
■戦後70年以上にわたる『米国』と『米国傀儡自民党政権』と『安倍晋三極右自公政権』によって『全面破壊された日本』を再建するために私は『六つの基本政策』を提案する!(No1)


▲戦後の日本を誰が何を破壊したのか?

①『金融経済』が日本の『実体経済』を破壊した。

②『米国支配階級』と『米国傀儡自民党政権』が日本の『主権と独立』を破壊した

③『米国傀儡自民党政権』の『独裁政治』が日本の『民主主義』と『法治国家』を破壊した。

④『米国支配階級』及び『日本支配階級』が『国民の富』を奪い日本の『豊かさ』を破壊した。


⑤名を変えた『天皇制』による『身分制』が日本の『平等社会』を破壊した。

⑥『大日本帝国復活勢力』(岸信介、中曽根康弘、安倍晋三、日本会議、神社本庁、靖国神社ら)が『日本国憲法』を破壊した。


▲日本再建のための『五つの基本政策』とは何か?

①『金融経済支配』を終わらせ日本を『実体経済』中心社会にする。

1.日本銀行を100%国有化しすべての決定権を衆議院に設置する『日銀最高経営委員会』に移管する。


2.『実体経済』に課税せず『金融経済』に課税する。

3.日銀が発行する円貨幣は『金融経済』ではなく『実体経済』にのみに使用する。、


4.政府の『国債発行』は禁止し『国の借金』をこれ以上増やさない。

5.『特別会計』を廃止し『一般会計』に統合しすべてを透明化することで日本独特の『官僚統制経済』を解体する。


6.民間銀行が預金総額の1%を日銀に預託すると100倍の『与信』が与えられる『準備預金制度』を廃止する。


7.金利を廃止する。

8.日銀が無利子・低手数料ですべての金融サービスを行う。

②『米国支配』を終わらせ日本を独立させ『永世中立国』にする。

1.『日米安保条約』と『日米地位協定』を一方的に破棄する。

2.すべての在日米軍基地・施設は破棄通告後1年以内に米国の費用で『原状復帰』させ閉鎖する。


3.米軍人と家族は破棄通告後1年以内に日本国外に退去する。

4.日本は『永世中立』を宣言し世界各国と『非戦・平和友好条約』を締結する。

5.『集団的自衛権』を廃止し『個別自衛権』と『専守防衛』を原則とする。

6.日本は世界から戦争と大量破壊兵器を廃絶して平和な世界の実現のために積極的に貢献する。


(No1おわり)

(No2のテーマ)

③『自民党独裁政治』を終わらせ日本を民意が直接政治に反映する『直接民主主義社会』にする


④『貧困』をなくして日本を『貧富の差のない豊かな社会』にする

⑤『天皇制』を廃止し『差別』をなくして日本を『平等な社会』にする

⑥新憲法『日本国市民憲法』を制定し『憲法裁判所』を創設して日本を『世界最高の法治国家』にする。

                                   
(おわり)

*************************
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】
情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
*************************






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワクチン重視のWHO

2020-06-11 10:54:58 | 真相の深層
No. 1290 ワクチン重視のWHO
                                        投稿日: 2020年6月11日                                
新型コロナウイルスのパンデミックにより、これまであまり表に出ることのなかった世界保健機関(WHO)の活動がメディアで報じられるようになった。
5月の年次総会では、新型コロナウイルスを巡る公平で独立した包括的な検証と、透明性かつ公正で適切なタイミングでの治療法やワクチン開発を加盟国との協議の上で進めるという決議案が提出された一方で、米国がWHOを「中国寄り」だと批判し、資金拠出の停止に加えて脱退を検討すると通告した。WHO予算の約15%が米国からであることを考えると、それが止まればWHOの財源には多大な損失が生じることになる。
WHOに対する懐疑的な声は、WHOが活動資金を製薬会社などから得ているとして利益相反が以前から指摘されてきた。2009年の新型インフルエンザの時にもWHOはパンデミック宣言を行い、各国政府は多額のワクチン予算をとったが、ワクチンが来た時には流行は終わっていて使われることはなかった。欧州議会はこれに対して製薬会社がWHOに不当な影響を与えたとして審議を行い、WHOは製薬会社の影響を否定したが、パンデミックかどうかを決定する委員の構成も公表しない秘密主義では疑惑が出るのは当然であろう。
米国に次いでWHOに2番目に多く資金を拠出しているのはビル&メリンダ・ゲイツ財団で、3番目はGAVIアライアンスというワクチンと予防接種を推進する同盟である。GAVIに資金を拠出しているのはワクチン業界や各国政府、そしてここでもゲイツ財団が資金提供者となっており、WHOに対してゲイツ財団がどれほど強い影響力を持っているかは言うまでもない。WHOのテドロス事務局長はかつてGAVIの理事を務め、今はWHOで新型コロナウイルスのワクチンアジェンダを推進している。
利益相反といえば、米国国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)の所長で米国政府コロナ対策チームの主要メンバーであるファウチ博士も熱心なワクチン擁護者だが、ファウチ博士に関する腐敗を暴露した「Plague of Corruption」(腐敗の疫病)という本が米国で話題になっている。著者マイコビッツ氏はウイルスの研究者であり、本の中でファウチ博士がワクチンの特許を持っていて、それによって大もうけをしていると指摘しているのだ。
アフリカのマダガスカルでは、マラリアに効果があるとされている植物で作った「コヴィッド・オーガニック」という薬草茶を大統領が新型コロナ感染の治療薬として承認し、無償または低価格で国民に配布しているという。同国では新型コロナで死者を出していないが、WHOはこの薬草茶の服用を警告している。治療薬が見つかってしまえばワクチンの出番は無くなってしまうからであろうが、この対応からもWHOの方向性が治療よりもワクチン重視であることがうかがわれる。トランプ大統領は「中国寄り」を理由にWHO脱退をほのめかしているが、WHOとゲイツ財団やワクチン業界との密接な関係についても我々は注視しておく必要があるだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型コロナには大騒ぎするくせに、

2020-06-11 09:54:54 | 阿修羅
新型コロナには大騒ぎするくせに、はるかに被害が深刻な放射能被ばくは完全無視 若くして亡くなる人は増える一方だ  
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/733.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2020 年 6 月 09 日 15:40:00: FpBksTgsjX9Gw 6bOWo@mx6bKSag 

教室の机を透明板で囲ったり、フェースシールドをつけたり、ここまでやるかと言うほど
学校の新型コロナ対策がすごい。
「教室の机に卓上シールド 亀山の小中学校で授業再開」
(中日新聞 2020/6/2)
https://www.chunichi.co.jp/article/66238
https://web.archive.org/web/20200604020906/https://www.chunichi.co.jp/article/66238
「全校生徒1600人にフェースシールド配布 昼食時などに活用、京都成章高」
(京都新聞 2020/6/2)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/264423
新型コロナが大したことはないというつもりはないが、はるかに被害が深刻な放射能被ばくに
日本人は全く無頓着なことにあきれ果てる。
シールド板で机を囲って給食を食べさせる前に、給食に汚染食材が使われていないか
きちんと調べることが先であろう。
某専門家が新型コロナで42万人死亡すると予測したら大騒ぎ。
すでに福島原発事故によりこの9年で500万人以上亡くなっていることは確実だが、
全く無視である。
(東電の極秘内部資料では死者は1000万人規模と予想しているらしい)
政府の「放射能汚染は心配ない」という洗脳が効いているのかも知れないが、
それより何より、発病までの時間が新型コロナは1週間なのに対して
被ばくは約8年と400倍以上も遅いことが最大の理由だろう。
仮に被ばく1週間後に脳卒中や発がんなどの被害が次々生じるとしたら、
国民は大パニックになり、とうの昔に原子力は無くなっているだろう。
人間はゆっくりした変化には極めて鈍感なのである。
しかし無視しようがしまいが被ばく被害は確実に深刻化している。
とても寿命とは思えない歳の人が毎日のように亡くなっている。
今日は48歳の作曲家の逝去が報じられた。
70歳どころか50歳にすらなれない人が増えている。
このコロナ禍でもよくわかったように、残念ながらこの国の政府には
国民の命と健康を守ろうという気は全くない。
これから先、何百万人死のうが政府は何もしないで無視を続けるだろう。
自分と家族の命と健康は自分で守るしかないのである。

(関連情報)
「福島原発事故による死者は8年間ですでに500万人を超えているだろう」 (拙稿 2019/4/17)
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/395.html
「政府は人口統計を改ざん、人口急減を隠している」 (拙稿 2017/4/20)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/799.html 
「火葬場大混雑は高齢化や火葬場不足のせいではない 放射能被ばくによる大量死が原因だ」
(拙稿 2016/2/10)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/820.html 
「東京電力内部文書の存在『福島の復旧は不可能』『死者は1000万人規模』」 
(阿修羅・yamori 2011/9/11)
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/426.html

その通りだと思います。
もちろんコロナもインフルエンザも、
侮ってはいけませんが、
過去のインフルエンザ大流行時と実際のデータを比べたら、感染者数も、
死亡者数も特別多いわけではありません。
なのに、なぜマスコミは、ここまで大騒ぎなのでしょうか?
もしかしたら、子宮頸がんワクチンの背後にあることと、コロナの問題はつながっているのかもしれません。
まずは下記の動画を見てください。
https://m.youtube.com/watch?v=kv0tLnJSbbI&feature=youtu.be
https://m.youtube.com/channel/UC7TvL4GlQyMBLlUsTrN_C4Q
それと2018年のインフルエンザの流行時の死亡者数と、現在のコロナの死亡者数も比較して考えてみましょう。
https://president.jp/articles/amp/33053?page=2
また1990年代のインフルエンザの大流行時との比較も重要だと思います。
医療は地位や身分、個々人の経済状況などに関係なく、誰にとっても大事なものですが、
いま医療が食い物にされているような気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FaceBookが二度目も『30日間利用禁止処分』してきたブログ記事『鬼塚英昭氏が語る日本の真相 No1『明治天皇すりかえ』全文を再掲します!

2020-06-07 17:39:47 | 杉並からの情報発信



■FaceBookが二度目も『30日間利用禁止処分』してきたブログ記事『鬼塚英昭氏が語る日本の真相 No1『明治天皇すりかえ』全文を再掲します!

FaceBookが同じブログ記事を二度も『規約違反』を理由に『30日間利用禁止処分』してきたのを見ると、FaceBookが『明治天皇すりかえ』の事実が世の中に広く知れ渡ることを恐れていることがよくわかる!


*【YouTube映像】DVD『鬼塚英昭が発見した日本の秘密』(成甲書房)より

https://www.youtube.com/watch?v=igJ12gwRtvQ
____________________________

(書き起こし開始)

1) 日本の真相 No1 『明治天皇すりかえ』全文書き起こし

今日は日本の歴史について話したいと思います。それも近代から現代にかけて、
明治・大正昭和にかけて、みなさんに語りたいと思います。なぜその近 代とい
うものが大事かというと、近代を知ることは、今、平成の時代に起きていること
を知ることができると思っているからです。で、まず最初にです ね、とんでも
ないって思われる方がいらっしゃるかも知れませんが・・・明治が始まる前、幕
末のことを少しだけしゃべりたいと思います。

私がたぶん2006年の10月と思うんですけど、山口県の柳井(やない)市と
いうところに行きました。そこにもうかなり高齢なんですが、松重楊江 (まつ
しげようこう)さんという方が住んでおります。その人を訪ねて行きました。
で、彼に会い色んなことを聞きました。彼の本もその前に読んでお りました。
どうしても彼に会って本当のことを聞きたいと思って、色々な質問をしました。

柳井市というのは瀬戸内海に面した、山口県の広島寄りのところにある地なんで
す。光町(ひかりまち)というのがあって、柳井市というのがありま す。その
光町と柳井の間に、熊毛郡田布施町(くまけぐんたぶせちょう)という町があり
ます。光町はかなり平野で、商業地帯で工業面も盛んです。柳 井市も同じよう
に小都市ではありますが、かなり平野部分があります。その光町と柳井の間に山
が曲りくねるように競って、海に流れ落ちてるような狭 い土地があります。

『熊毛』というのは、山が曲りくねるとか湾曲しているとか、そういう状態を日
本人は昔から『熊毛』と言ったらしいんです。それで『熊毛』という町 が日本
にも沢山ありますが、大体そういう所を『熊毛』といっているみたいです。極端
にいうと人が住むのにあまり適さないような所なんです。で、そ こに田布施町
というのがあります。海辺の、海に近い所なんですが、熊毛郡田布施町というの
は、田畑もあまりなく、ほとんど雑草が生い繁るような所 です。今でもコンビ
にがある程度ですね。商業地帯はほとんどない寂しいなんです。光市と柳井
市にはさまれた寂しい市にですね、日本史の歴史の 秘密が隠されています。田
布施町と柳井の間に田布施川という川が流れています。その川の両岸から、大正
から昭和それから戦争の前後にかけて凄い人 材が出てきます。

ちょっと例を挙げてみましょう。明治から大正昭和期にかけて、明治では伊藤博
文、ま、ちょっと場所が離れますけど山縣有朋、それから時代が昭和に 近づく
につれて、岸信介・佐藤栄作の兄弟、それから田布施川を挟むようにして、代議
士では難波作之助、これは難波大助という皇太子を銃でうとうと した男のお父
さん、国光五郎これも代議士、で、私が注目するのは岸信介と並び3スケという
のがいまして、
鮎川義介(ぎすけ)・日産コンチェルンの総帥、久原房之助(くはらふさのす
け)・日立グループの総帥、松岡洋右・戦前の外務大臣。まだいくらでも いま
す。共産党の書記長であった実力№1の宮本賢治、マルクス主義を世に広めた京
大教授の河上肇、法律界の大御所といわれた岩田宙造、戦後最後の 内務相の憲
兵を組織して『日本のいちばん長い日』を演出した内務相トップの安部源基。こ
ういうのが一度に溢れ出るように、田布施の町の周辺から登 場するわけです。

なぜでしょうか。でね、そこの原因をたどる時に、どうしても一人の男にたどり
つきます。私が田布施に行きまして、松重楊江という人に会って秘密を聞きま
した。松重楊江は私にこう言いました。「ここのそばに田布施川という小さな川
がある。そこの田布施川-そのひとは柳井に住んでいます-を 渡って、あの山
の向こうの方から老人がいつも野菜を売りに来ていた。」

その時に私が色々雑談をしている時に奥さんも傍にいまして、奥さんもそう言い
ました。「そういつも野菜を売りにきていた」と。ところが時々変なこ とを言
う。何を言ってんだといったら、『うちの爺ちゃんは明治天皇や』と言うてるん
ですよ。で、松重楊江も笑っていたそうです。でも彼は宮本賢治 の家のそばで
宮本賢治の一族ですから、東京で共産党の幹部まで行き、宮本賢治の秘書になる
ような男です。故郷に帰ってきてダンボール工場をやった ところが成功して、
いっぱしの工場の経営者となり、息子に後を譲ってました。優秀な男なんです。
で、どういうことかというと『うちのお爺ちゃんが 大室寅之佑(おおむろとら
のすけ)といって明治天皇になったんだ』というわけです。

話を聞いてみると何か辻褄が合うような気がする。それで色々調べているうち
に、ひょっとしたらこの大室近佑(おおむろちかすけ)という老人が私に 喋っ
ているのは本当のことじゃないかと思い、萩の郷土史家を連れてきて調査した。
萩の郷土史家とともに、山口県の郷土雑誌に『変な老人の話 で・・』というよ
うなことで記事を書いた。それを中央の鹿島昇という弁護士が読んで、松重楊江
のところに訪ねて来ました。彼が言うのには「私は大 室近佑の言う話を信じる
から、近佑に会わせろ」と言った。で、まあ、近佑に会う。

それで鹿島昇と松重さんは-その当時はまったく歴史家じゃないんですけど-触
発されて二人で本を出そうじゃないかと言った。それから松重楊江は近 代史に
のめり込むわけなんです。そして独自に調査をやり、大室寅之佑が明治天皇に
なった過程を、沢山の本に執筆するわけです。私も彼の本に刺激を されて『天
皇のロザリオ』『日本のいちばん醜い日』に、彼の話を中心に引用するわけで
す。で、私はそこで止まれば別ですけど、背景を探ろうと思い まして、幕末か
ら明治にかけての色んな文献を当たっていく過程で納得しました。たぶん間違い
なく大室寅之佑が明治天皇になったんだと。

正当な歴史家には非常に申し訳ない話なんです。というのは、ある時私の所に電
話がありました。

「もしもし鬼塚さんですか」
「はい」
「私はあのー歴史をやってるもんですが」
「何ですか?誰ですか?」
「秦(はた)といいます」
「秦って、先生あのー、秦郁彦(いくひこ)先生ですか?」
「そうです。あなたは、あなたの書いてる本の中で大室寅之佑を明治天皇と書い
ていますが証拠はあるんですか?」

と言われますから、私は数々の証拠を言いました。すると彼はこう言いました。

「大室寅之佑の戸籍を見たことがありますか?」
「いやありません」
「戸籍が無い人を、どうして明治天皇だったと言えるんですか?大室寅之佑は本
当に存在したんですか?」

で、幾度も同じ質問をするので色んな面から説明したけど、彼は納得しませんで
した。
で、それで今言ったように、田布施を中心とした付近から出てきた人も喋り、

「先生、宮本賢治も、野坂参三は少し場所が離れますけど、同じ山口出身ですよ」

と言ったら、彼はポッと言いました。

「鬼塚さん、私はそのことは詳しいよ」
「先生、どうして詳しいんですか?」
「私もその一族だ。田布施の川の近くで私は生まれ育った」

それで私はぴんと来ました。そうか。
歴史を隠そうとするべく現代史の大家になったのかと。
一時間くらい色々喋りました。結局、彼は最後まで

「大室寅之佑の戸籍が無いのに、どうして存在するのか?」

と言って最後は話が別れました。

戸籍が見たことがないから現実とは違うんじゃないか、という話には納得しませ
ん。明治天皇になった大室寅之佑を京都の御所に訪ねて、イギリスの外交官た
ちが謁見します。その時にイギリスの外交官の一人が日記に書いています。『御
簾(みす)の中に大男がいた。顔色は真っ黒だった。唇に赤い紅 を差してい
た。とても異様であった』。これは本当に異様な話なんです。孝明天皇というの
は肖像画も残っていますが、細面の男です。そして睦仁(む つひと)というの
がその子どもですけど、中山慶子(よしこ)と孝明天皇の間に生まれたのが明治
天皇になる睦仁です。明治天皇になった大室寅之佑は 中山慶子に一回も面接し
ていません。僕はずいぶん調べました。一回も面接しない親子というのがあるで
しょうか?ドナルド・キーンというのが明治天 皇について書いてます。彼は一
回だけ面接したというのを創生し親子の情を書いていますが、それとて一回だけ
しか面接をしたことがない。親子であり ながらしかも一回も会ったことが無い
というのは、これはもう正常ではありません。

それで中山忠能(ただやす)は公卿なんですけど日記をつけていて、『睦仁とい
うのは非常に身体が弱くて細くていつも泣いていた』と。そしてまたあ る日記
に突然彼は『奇兵隊天皇が生まれた』と書いてます。奇兵隊というのは高杉晋作
が創り、大室寅之佑もそれに参加しました。特に身体が大きかっ たから、『力
士隊』というのがありましたがその一員です。その『力士隊』の一員である大室
寅之佑は、伊藤博文が大事に育てました。伊藤博文の家は 大室寅之佑の家から
歩いても、昔の人だったら30分ぐらいで行くんじゃないでしょうか、近いとこ
ろに住んでいます。彼は伊藤博文に大事に育てられ て、明治天皇に仕立てられ
たと私は思うんです。それは『奇兵隊天皇』という言葉を、中山慶子のお父さん
がはっきり書いています。

そして朝彦(あさひこ)親王というのがいまして、これはショウレイインという
悪名を持つ坊主が、天皇にほとんど関係がないんですけど、明治天皇が 出来た
ときに万が一の場合に皇統が消えたら悪いというので、いくらか孝明天皇につな
がりのある男を探したらおりました、それを朝彦親王として、そ こから日本の
あの皇族たちが全部生まれて来ます。明治の皇族たちはみんなそこから、その家
の子どもたちです。朝彦親王も『明治天皇は毎日将鬼の幽 霊を-孝明天皇が亡
霊として将鬼の姿として現れ-毎日泣きじゃくっている』という日記を残してい
ます。

もう一つ大事なことがあります。みなさんはご存知かもしれませんが、『徳川家
康』を書いた山岡荘八というのがいます。大ベストセラーでした。この 人が
『明治天皇』という小説を書いています。不思議なことに明治時代になっての天
皇を書かず、孝明天皇とその妃のことを書いています。その中で明 治天皇が小
さい時のことを書いていまして、近所で豆腐屋が通って笛を吹くと「トーフィ、
トーフィ」と言ったそうです。京都の八瀬童子という所の部 落がありまして、
天皇の葬式のときは棺を担ぐ役をしてまして、どうも中山慶子はそこの生まれで
あろうと山岡荘八は書いています。中山家の兄妹にな る息子が中山忠光といい
ますけど、この人が長州の人によって殺されます。逆らったんですね。殺されま
す。そういう具体的なことを山岡荘八は書い て、『明治天皇』という題をつけ
ています。山岡荘八は見事に明治天皇誕生の裏を描いていますが、ただ孝明天皇
も睦仁も殺されたというところには一 行も、まあ触れられなかったと思います
ね、戦後書いてますから。

去年、東京大学でフランス展がありました。偶然私は東京にいまして、東大に
行ってフランス展を見に行った折に、明治天皇を隠し撮りした写真が東大 の資
料館で飾ってました。大男です。今の相撲取りでいったらどうでしょうか、百何
十キロの大男です。これが明治天皇の姿なんです。泣きべそってい た子どもが
突然東京に現れたら、西郷隆盛と相撲を取り江戸城で白馬を乗りまわしたという
有名な話があります。そりゃそうでしょう。大男です。『力 士隊』にいた男に
間違いありません。色が真っ黒くて大男でブサイクな男です。キョソーネという
人が描いた肖像画による明治天皇とは似ての似つかん 姿です。これはフランス
の人が発表し東大が認めて明治天皇の写真として発表してるんだから、これこそ
間違いありません。

ということは、私たちは田布施という町の、これははっきり申しますと朝鮮
です。なぜ朝鮮かと申しますと、そうですね、これはちょっと語りにくい話
なんですけど、歴史的にいいますと山口県は長州藩になる前に大内藩だったんです。
守護大名・大内家がずっと支配してました。大内家は完全な、本人たちも言ってますが
朝鮮人です。大内家の家臣が毛利が侵入して負けたために散っていくわけです。
彼らが散り散りになって、ほとんどが 民にされるわけです。この過程は上智大学
の神学部の教授が『遥かなる高句麗』という本の中にはっきりと書いています。

まだあります。2006年10月6日か8日号の週刊朝日に『家政婦は見た!阿
部晋太郎研究』というのが出ました。安部晋三は岸と佐藤栄作の直系の 一族で
す。その一族の安部晋三のお父さんの晋太郎が死んで棺に入る時に、家政婦を
ずっとやって晋太郎を子どもの時から育てた久米うめさんという女 性が週刊朝
日の記者に言ってます。「死ぬ時初めて分った。日本人の体型ではない。朝鮮人
の体型だ。棺に入れるとき初めて全体の姿を見た。晋太郎は生前いつも口癖の
ように私に言ってた、『俺は朝鮮人だ、俺は朝鮮人だ』。私はまさか晋太郎が朝
鮮人とは思わなかったけど、死ぬ時に棺に入れる姿を 見て、ああこれは日本人
ではないということを認識した」。

ということはそういう面から見ても、あのは私も行ってみましたけど朝鮮部
落です。そして非常に寂しい所なんです。そこからあの周辺の人が、日 本を支
配する人が沢山出て来るということは、大室寅之佑が明治天皇になったというこ
との証しではないでしょうか。例外があるでしょうか。2キ3ス ケといって、
2キは東条英機と星野直樹ですが、3スケといわれるのは先ほどいいました岸信
介・松岡洋右・鮎川義介この3人が期せずして一致して満 州帝国を創ります。
そして膨大な利益を上げます。

細川護貞(もりさだ)『情報天皇に達せず』という本があります。この本により
ますと、東条があの当時数億円単位の金を政界工作に使ったとありま す。岸信
介が東条を追い落としたのは、近衛が秘書の細川に言ってます「あれはお前が言
うような、世間で言われているような話じゃない。東条が金を バラまきすぎた
のを岸信介がみんなに訴えて、東条を失脚させたんだ」ということです。東条は
一族ではないために、金をたくさん貯めて日本の銀行に 戦後入れます、そして
戦犯で殺されますが、預金封鎖になって全財産を無くします。岸信介はちゃんと
天皇と同じようにスイスの銀行に預けたために、 岸信介・佐藤栄作・安部一族
は大金持ちです。今、安部晋三が総理大臣になれたのも、最終的にはそのお金が
役に立ってるんです。ということを持って 私は大室寅之佑が明治天皇になった
と、まずここから考えますと日本の歴史が見えてきます。

コンプライアンスというのは「情け」とか「いい加減」とか「気まぐれ」とか
「気休め」、それにドールをつけてコンプラドールという言葉がありま す。こ
れは要するに外人がオモチャのように使えるような、気休めの人材を集めて自由
自在に操り、その国を支配するということです。中国にアヘン戦 争をしかけ
て、香港・上海銀行を中心に支配していくユダヤ人たちは、中国人の連中をコン
プラドールとして使いました。同じように日本人をいちばん 大事なところで、
権力の中枢でコンプラドールにされた可能性、大なんです。大室寅之佑が明治天
皇になり、そして大正・昭和と続く過程で、色んなス キャンダルに巻き込まれ
ていきまして、そのスキャンダルをヨーロッパ、殊にユダヤを中心とする国際金
融マフィアが知り、天皇一族を操っている。こ れが第二次世界大戦の遠因に
なったと思うんです。

どうでしょうか。そういう面から歴史を見ると、私に電話をかけてきた秦さんや
ら、それから半藤一利さんの歴史観とはまるきり異なるわけです。で、 私はみ
なさんにお願いしたいのは、やはり日本を知るためには日本の暗い部分に目を向
けるべきではないか。それを直視しないから日本人はいつまで たっても、今も
そうですけど、アメリカ人に利用されてるじゃないかと。僕たちはそういうこと
を全部知ろうじゃないかと。知った上で堂々と外国の勢 力に立ち向って行くべ
き時が来たんじゃないでしょうか。

(書き起こし終り)
___________________

(おわり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍流拉致問題<本澤二郎の「日本の風景」

2020-06-07 16:02:30 | 日本の風景

安倍流拉致問題<本澤二郎の「日本の風景」(3707)
<改憲軍拡向けの北朝鮮外交の自業自得>
 拉致問題のシンボルとして活動してきた、というよりも、安倍内閣に強いられてきた横田滋さんが、娘のめぐみさんと再会することなく亡くなった。悲劇の背景を、言論界も明かそうとしていない。それは、稚拙で米国服従外交と、安倍の改憲軍拡一辺倒のための、残酷無残な北朝鮮外交による。
 安倍流の国家主義的外交によるもので、自業自得といってよい。安倍内閣の下では、決着することはほぼ不可能である。この機会に、思いつくままにおさらいしようと思う。
 
 60兆円を海外に花咲じじいよろしくばらまいた安倍の外交成果は、ロシアの北方領土問題を含めて皆無だ。歴史を正当化しようとした韓国外交も、再び破綻するという瀬戸際に追い込まれている。
 
 戦前もそうだったが、国家主義には大局観が欠落している。他人の家に土足で入り込んで、狼藉三昧の挙句の破局を、21世紀に繰り返そうとしているのだろうか。日本国憲法は、国家主義を否定していることを忘れてはならない。
 
 
<日本ナショナリズム化に利用してきた日本会議外交>
 国家主義は、財閥主導による軍国主義によって具体化する。明治の政商が、国家と一体化して財閥へと急成長、莫大な資金力で、軍や官僚・政治屋を操って、その先に外国を侵し、無数の人々を凌辱・殺害して、資源を根こそぎ略奪する侵略戦争へと突進した。因果応報、とどのつまりは2個の原爆投下で無条件降伏した。
 
 侵略戦争へと国民を引きずる手段が、大日本帝国憲法と宗教と教育だった。人々を国家神道と教育勅語で、徹底した民族主義・ナショナリズムに追い込んでゆく。安倍・日本会議の内外政を総攬すると、これの復活野望を、容易に理解することが出来るだろう。
 
 その最初の手段が3分の2議席確保のための、公明党創価学会を配下にすることだった。ただし、もとは平和主義の信濃町だ。覚醒するのかどうか、2013年の戦争三法強行以来、創価学会内部に深い亀裂が走っている。これが、どう推移してゆくのか。当面の注目点である。
 
 言及するまでもなく、岸信介の孫と国家神道を継承する日本会議の面々は、戦前の国家主義体制の構築に必死である。それゆえに、偏狭なナショナリズ化による、平和憲法解体への野望を執拗に抱いて、現在も突き進んでいる、と分析できるだろう。
 拉致問題を契機に、以上の事実をしかと認識して欲しいものだ。二度と過ちを繰り返さないために。
 
 
<北の恐怖・脅威をまき散らす役割を担わされてきた横田夫妻>
 拉致という蛮行は、戦争状態を想定しないと、まず考えられないだろう。日本は、韓国と1965年に、中国とは1972年に国交を正常化した。平和構築に成功して、国際社会に復帰したのだが、北朝鮮とは田中内閣が実現しようとしたが、国内の派閥抗争に敗れて失敗した。戦争状態の継続の線上にある。
 
 その後に、窮鼠猫を噛むという状況下で拉致が発生したようだ。日本警察の無能を象徴する事件である。これに国民は驚愕、日朝関係が依然として冷戦の継続下にあることを、思い知らされることになる。
 
 即座に日本外交が主導する場面だったが、清和会の小泉内閣は、拉致被害者の全員を返還するという使命を放棄した。1週間の約束で、一部の被害者を一時帰国させたが、政府が約束を破ってしまった。北の日本政府不信をかってしまい、元の木阿弥となった。「返すな」と強く主張したのが、当時官房副長官の安倍晋三だった。
 
 せっかく開いた日朝扉を破壊した日本政府の外交責任は重い。
 安倍内閣になると、あろうことか、硬化した相手国をこれ幸いとばかりに、拉致被害者を利用して、和解外交をを放棄して、北の脅威・恐怖の宣伝に駆り立てていく。そのシンボルが、哀れ横田夫妻である。彼らを、国民を改憲軍拡思想に染め上げる格好の使徒に仕立て上げたのである。
 
 拉致被害者家族会挙げて動員、国連などに宣伝攻勢をさせることによって、歴史に無知な日本国民を、北朝鮮嫌いから、改憲軍拡派へと追い込んでいく。民族主義・ナショナリズム化だ。ここが安倍・日本会議の真骨頂でもある。
 このころ、教育勅語教育の森友学園事件が表面化する。
 
 
<金正恩・トランプ会談であわてて軌道修正したが間に合わなかった!>
 北朝鮮が日朝国交正常化に前向きになったのは、金丸訪朝の時点である。筆者は金丸側近の石井一団長が超党派の大型訪朝団を編成した時、大学の先輩の愛野與一郎が「代わりに行ってほしい」という有難い要請を受けて平壌を訪問した。ハマコウの天敵で有名だった大石千八も一緒だった。金日成の「我々は地球と共に歩む」という発言に明るい希望をもって帰国した。直後にボールが、筆者に向かって投げてきたのに驚いたものだが、それは「総理大臣・宮澤喜一」(ぴいぷる社)を書いてそう長くはなかったせいだろう。
 さっそく宮澤事務所に、平壌の意図を書簡にして届けた。内容は「首相と直接のパイプを構築したい」というものだった。金日正最後の大勝負に出たものだった。間もなく宮澤から「直接電話で話したい」との伝言を受けた。結果は、官僚出身の弱点をさらけだしたものだった。外務省任せ、火中の栗は拾わない、という回答だった。
 
 いま思うと、もう少し根回しをすべきだったと思う。せめて鈴木善幸元首相や宮澤の叔父の小川平二元文相らを動かすべきだったろう。外交音痴ゆえ、極秘ボールに振り回されたものだ。キッシンジャーにはなれなかった。
 
 後継者の金正日は、日本相手にせずに外交方針を変えた。ワシントンとの直接外交である。そのための核兵器開発に突進することになる。日本に対しては、拉致外交で目を向けさせる作戦だったのか。
 
 トランプが金正恩に手を差し伸べて、安倍は腰を抜かした。あわてて軌道修正したが、平壌は取り合おうとしない。
 
 
<安倍・自公内閣をとことん信用していない平壌>
 息子の相次ぐ医療事故と続く妻の死で、自民党政治にもすっかり興味を失ってしまった。身内の不幸は、人生を変える、人生観を変えるものである。
 
 もう都落ちして何年になるか。
 いま断言できることは、北朝鮮は安倍を全く信用していないということだ。間違いのない事実である。それでも安倍に寄り添うだけの拉致被害者家族会。安倍の操り人形に対して、反省もないらしい。
 すでに横田めぐみさんは、亡くなっていない。日本政府は承知している。生きているといって「返せ」と叫び続けるしかない家族会である。当事者は、真相をぶちまける時ではないのか。
 
<ポスト安倍になって仕切り直しか>
 拉致問題の解決は、安倍が退陣した後になって動き出すだろう。
 
 仕切り直しの交渉が、国交正常化と同時に始まるはずである。戦後外交の、最後のお土産は、安倍の後継者か、それとも野党政権なのか。
 ワシントンの足かせがどうなのか、とも関係する日本外交である。自立・自首の外交を決断できる政権であれば、1日で片付く外交なのだ。
 
<田中内閣が数年継続していれば日朝正常化で拉致は起きなかった!>
 顧みれば、田中角栄内閣が、数年長引けば、むろん、日朝国交は正常化していたわけだから、拉致問題もなかった。政治に「もしも」はないのだが、清和・福田派との攻防戦に敗れて退陣した、田中の不運と日本国民を嘆くほかない。
 
 田中―大平体制は、ワシントンとは自主・自立を旨とした、ほぼまともな日本外交を貫いた事実は大事な点である。ワシントンに全面的に服従している安倍外交と比較すると、天地の開きがある。戦後外交史上、初めての自主外交だった。
 
 戦後最大の外交課題は、いうまでもなく中国との戦争状態を解消することだった。当時はワシントンの横やりで、台湾が中国を代表するという、幻想を受け入れてきた。
 田中は中国との関係を正常化すると、すぐさま北朝鮮との関係正常化に舵を切った。そのために、佐藤栄作元首相側近として、沖縄返還交渉に関与した木村俊夫を、大平外相の後継に起用した。
 木村外相に対して、日中・日朝の最大の功労者の宇都宮徳馬も満足していたことを、記憶している。晩年、木村との単独インタビューで日朝関係正常化実現に向けた努力を確認した。彼は,宇都宮と同じくリベラリストで知られた。
 
 当時、田中首相に繰り返し、日朝正常化交渉開始を進言していた久野忠治のことも忘れられない。
 
 福田派清和会による金脈問題追及で田中が退陣したことで、日朝関係のその後は日本政局とワシントンの野望が絡んで、拉致問題まで起きてしまった。歴史の歯車は、左右に揺れ動くものだとしても、拉致被害者家族のことを思うと、政治責任は実に重いものがある。清和会は歴代、強固な反共主義がこびりついて離れない。その極端が安倍晋三である。
 第二の田中―大平、田中―木村のコンビが生まれることを祈られずにはいられない。歴史は重要である。そこから教訓を学ぶ政治でありたい。
2020年6月7日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怪我の功名?<本澤二郎の「日本の風景」

2020-06-06 18:55:41 | 日本の風景
怪我の功名?<本澤二郎の「日本の風景」(3706)
<不正腐敗の法務検察の正体を全国民に暴露>
 1972年のポスト佐藤以来の自民党を、一貫して見聞してきた唯一のジャーナリストに言わせてもらうと、国家主義という財閥一辺倒の、安倍・自公・日本会議内閣は、国民生活に背を向け、日本国憲法を軽視しながらの長期政権
は前例がない。
 
 怪我の功名は適切な表現ではないが、この安倍内閣の手口は、従来と違っていて、国民の多くが気づかなかった、権力の野蛮すぎる正体を暴露してくれている。独裁を象徴するような、コロナ禍を悪用しての予備費10兆円予算を、堂々と国会に提案して恥じないのもその一つだが、正義を貫く責任機関である法務検察が、実際のところは不正腐敗にまみれていたことを、先の黒川弘務事件でとことん証明してくれた。
 安倍・自公の評価されない素晴らしい実績として、日本現代政治史に記録されよう。
 
<安倍の道を突っ走る森雅子の人間性暴露>
 公選法などの犯罪者法相に代わって登場した、森雅子法相に多少の期待をかけたのだが、とんでもない間違いだった。
 彼女は法律家としての倫理・正義の観念を少しは披歴するであろうと期待する支持者さえも裏切って、安倍晋三という悪党そのものが敷いた道を、一歩も外れずに走って、国民を失望させている。
 
 女性の地位向上に貢献するどころか、その反対を貫いている。国権の最高機関である国会の壇上で、反省するどころか、胸を張って自画自賛、逆にひけらかした。311で泣いている福島の代表者ではなかった。
 いまネットにおいて、国際社会で炎上しているポーランドカメラマンの「今のフクシマ」を昨夜見て、息をのんだばかりである。安倍の東北復興が偽りだったことを、映像が証言している。
 
<三井住友財閥の東芝経営陣の暴利一辺倒の非人間性暴露>
 東京五輪を操る森喜朗は「日本は天皇を中心とする神の国」と信仰する、岸信介に傾倒する人物で知られるが、彼が支援する法相の森雅子は、昨日の国会で、格好よくぶち上げた「法務・検察行政刷新会議」について「黒川問題は議論しない」と国民を裏切る答弁をして、連日のように国民を失望させている。
 
 それどころか、黒川の違法な定年延長や賭け麻雀の軽すぎる処分についても「適正に行われた」と開き直った。これは安倍そっくり答弁であって、黒川事件に対する国民の怒り・世論に、全く配慮していない今の法務検察の正体を、改めて暴露した。
 
 つまるところ、それは河井逮捕から自民党・官邸・安倍事務所の家宅捜索へと突き進むであろう稲田検察に対する国民の叫びと訴えに、真っ向からの牽制・反撃なのだ。国民は、ますます河井逮捕Xデーに関心を寄せることになろう。安倍解散権との決戦の時近しを感じさせる。
 
 そこで昨日報道された財閥三井住友傘下の東芝であるが、2017年8月に前代未聞の粉飾決算、昨年にも子会社の粉飾が発覚、東芝の遵法精神の皆無が問われている。
 そうした中で、3月期決算が明らかとなった。案の定、1146億円の赤字そのものに株主の懸念が出ているという。何事も誤魔化しでやり過ごせるとの体質は、安倍内閣とそっくりさんだ。
 
 「死に体」の安倍内閣と、闇の電通の魔力で、東証一部上場狙いの行方に株主の関心が移っているが、人間の死の重さに全くもって向き合おうとしない歴代の東芝経営陣に、世論の目は依然として厳しいものがある。
 
 思うに、安倍路線の下で、危険な原発ビジネスに特化、暴利を狙ったきた東芝である。311後に、結果として企業破綻、それでも政府の衣をまとって、様々な問題を隠してきたが、それも限界を見せての粉飾企業として、その信頼性は失墜したままだ。
 政府と電通の魔法で、悲願の一部上場を勝ち取るのかどうか?安倍の最側近、経産省出身の今井参謀は、官房長官の菅と激突、かつての威力を失っている。
 息子の命に反省・謝罪もしない東芝と安倍内閣の連携の行方は、被害者として共に関心事ではある。
 
<日本国民の覚醒と覚悟が求められている!>
 コロナ禍の第二波が高齢者施設を直撃しているだろう。PCR検査が不可欠であるが、まだどの自治体も目を向けていない。安倍は信用できない。本心からそう思う。
 国民の覚醒と覚悟が求められている!
2020年6月6日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電通の闇<本澤二郎の「日本の風景」

2020-06-05 11:04:52 | 日本の風景
電通の闇<本澤二郎の「日本の風景」(3704)
<第四の権力・言論統制=底知れない反民主的独占広告代理店>
 日本国民は、数日前に発覚したコロナ対策給付金問題で表面化した幽霊法人問題の仕掛け人「電通」という日本一広告代理店の暴走にたじろいでいる。先には、五輪買収事件追及のフランス検察が、五輪組織委の電通OBに大金が流れていた事実をあぶりだしたばかりである。
 日本の第四の権力機関(新聞テレビなど)は、広告操作次第で、生殺与奪の権限を握られているため、言論の自由も、電通によって統制されているのが実情だ。新聞テレビの幹部社員の常識となっている。電通の底知れない不正腐敗の闇について、国民は無関心・無知で過ごせなくなっている。いわば給付金詐欺事件は、コロナが教えてくれたようなものである。
 
<言論の自由・法の下の平等=絵に描いた餅の犯罪国家?>
 立派過ぎる日本国憲法も、電通にかかっては無力化するほかない、これが悲しい現実と決めつけるしかない。言論の自由、法の下の平等も形無しだ。
 
 一般的に、平和憲法を破壊するような論調をぶち上げている読売グループやフジサンケイグループと電通の関係は、ことさら「濃密」と見られている。「電通の意向に忠実な新聞テレビが、日本のナショナリズムの先導役を担わされている」という現状をジャーナリズムの世界では常識に属する。
 
 そこでは記者が、進んでナショナリステックな記事を書こうと必死となる。「言論の自由を自ら拒絶することで、記者生活を送っている」ため、人間の屑が恥を捨てて、積極的に政府寄り・財閥よりの活字を並べることになる。
 したがって、電通が総力を挙げると、いかなる問題・不正腐敗も処理することが出来るだろう。目下、注目の法務検察も、財閥や政治に迎合して、正義を放棄したりする鬼のような機関に変身してしまう。
 河井選挙事件は安倍事件である。これの結末を見ないと、その成果を即断することはできない。
 
 正義が不正に乗っ取られる社会では、憲法も形無し、法の下の平等・言論の自由も絵に描いた餅でしかない。電通の闇の暴政に言論界は無力なのだ。
 
<財閥・東芝病院医療事故の刑事告訴を難なく不起訴>
 具体的な実例を自ら体験させられた。2010年4月7日に、救急で入院した次男の誤嚥性肺炎を治療した財閥・東芝経営の東芝病院は、1週間の予定で入院させたが、数時間後に窒息・異常死させた。完ぺきな医療ミス・重過失致死であるにもかかわらず、病院も医師・看護師も反省・謝罪しなかった。
 
 やむなく1年後に警視庁に刑事告訴、その1年後に捜査開始、東京地検に書類送検したが、検事の松本朗は不起訴にした。刑事告訴の時点で、真っ先に取材に来たのは読売新聞だったが、1行も活字にしなかった。テレビはTBSを除いて、取材したものの報道しなかった。新聞は、朝日と東京が申し訳程度に小さく報道したが、電通株主の共同通信も時事通信も配信しなかった。
 
 犯人は、言うまでもなく電通である。財閥病院に対する初の刑事告訴にもかかわらず、大半の新聞テレビが報道しなかった。電通の威力を、目の前で見せつけられた。
 しかも、警視庁の書類送検に対して、東京地検の松本朗は、あっさりと不起訴にした。電通の圧力は、新聞テレビから法務検察にも及んでいたのである。
 言論の自由・法の下の平等も、絵に描いた餅であることを、自ら体験させられ、憲法の形骸化をしたたかに教え込まれてしまった。
 
<東京地検・松本朗の弁護士業務の面倒見?>
 遺族の最大の敵・東芝は、地球を破壊する原発特化ビジネスで破綻した。息子の命を奪った翌2011年3月11日の巨大地震と津波で、東電福島原発3号機の東芝製が核爆発を起こし、息子の無念を少しばかり癒した。呪われた東芝の再生は、可能だろうか?人間の命を奪っても反省しない東芝製の製品が、人々を幸せにすることはないだろう。
 
 東芝に軍配を上げた検事・松本朗の前途は、電通によって老後の生活が保証されるだろう。東芝の顧問弁護士など、電通が面倒を見るはずだ。事実は、あらゆる財閥企業犯罪を救済する警察・検事にも当てはまる。
 
 たかが広告代理店によって、法務検察が不正を働く日本であることから、今回の、政府に肩入れして大出世した黒川弘務をだぶらせると、黒川事件の本質が見えてくる。それゆえに安倍と菅が、黒川を、御用検事総長に仕立て上げて、大騒動に発展、とどのつまりは賭け麻雀で首になったが、辞職後の弁護士稼業の行方が注目される。電通の出番かもしれない。
 
<政府政策に関与、血税のピンハネ機関初めて判明>
 国民の資産である電波は、総務省が認可していることになっているが、実際は電通が新聞テレビの細かい部分にまで関与している。テレビ広告は、すべて電通が独占しているためだ。テレビコメンテーター起用なども、電通の仕事の範疇となっている。したがってテレビの報道部門は、電通を見ながら仕事をしていることになるから、考えてみると、彼らは「電通の奴隷」そのものだから、哀れである。知的奴隷が日本のジャーナリストなのだ。
 それは新聞も、である。
 かくして政府の世論操作という重要な任務を、電通が帯びていることになる。各種世論調査も、この枠から飛び出すことはできない。安倍内閣が7年も継続した真の功労者は、電通なのだ。
 
<コロナ対策の給付金吸い上げなど日常茶飯事>
 その一端が、白日の下にさらされたコロナ対策費である。中小企業継続のための給付金が、電通の仕掛けた幽霊会社を経由させることで、20億円を吸い上げてしまった。
 
 国民の血と汗の結晶である予算にまとわりつく電通の威力を、見事に裏付けている。民間企業としての広告代理店は、電波や活字媒体を通して集めた情報を、政府に吸い上げられていく。
 不都合な情報は、封じ込めればいい。新聞テレビの生殺与奪の権限を行使することで、容易に解決することが出来るだろう。
 
 ずばり日本政府は、電通を駆使することで、不正腐敗の統治にのめり込んでいることになろう。国家主義の政権だと、一線を超えて強行される。政党・政治家も、電通には勝てない。
 
<「昔から自民党・政府与党と一体」と清和会OB>
 70年代から自民党本部職員をした清和会OBは、福田赳夫にも重用された人物だが、彼は「電通の職員は毎日、自民党本部に来ていた。常駐していた。選挙ポスター一つとっても、莫大な利権だ。党のすべてのイベントも電通任せ。国会議員の子弟は、特別枠で電通社員になっていた。昔から電通は、自民党と一体と思ってきたが、政府の政策にもまとわりついて、血税をピンハネしていることは、全く気づかなかった。五輪利権も、みな電通が仕切って暴利を懐に入れている。たかが広告代理店と勘違いしてはならない」と指摘したものだ。
 
<独禁法適用で電通退治、10分割が不可欠>
 行政から個人の事件にまで関与して、闇の利権を懐に入れている電通は、独占禁止法に違反している。独禁法で成敗、まずは10分割させてはどうか。
2020年6月4日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

似た者同士<本澤二郎の「日本の風景」

2020-06-03 23:07:55 | 日本の風景
似た者同士<本澤二郎の「日本の風景」(3703)
<安倍・トランプ=レイムダック=役立たず・死に体=時間が解決>
 いま興味深い政治現象が起きている。太平洋を挟んで、東と西の危うい暴政政治指導者が、いうところのレイムダック状態に追い込まれている。コロナの威力に屈したのであろうが、共に専門家は「役立たず」「死に体」と評している。
 
 並行して、警察の差別主義的暴力が、動画によって世界に流布した点も注目される。結果、アメリカでは多くの都市で大規模デモ、一部が略奪まで起こしており、さしものトランプも鬼のような形相をして、軍隊を自国民に向けようとさえしている?瀬戸際に追い詰められているトランプの現在は、実に冴えない。
 他方、日本では、警視庁の渋谷警察署員の暴走が、毎日新聞の貴重な動画報道によって明らかにされた。日本国民も初めて「ミネアポリス化している日本警察」に震え上がっている。
 
 頭が腐ると、手足も腐ってしまうものなのだ。コロナは、日本国民に変化球を投げて、覚醒しろと叫んでいるのだろうか。「#検察庁法改正に抗議します」の700万ネット攻撃の第二弾が、再び再現するのだろうか。そんな6月の梅雨時の雲行きのようだ?
 
 
<11月大統領選でおしまい、安倍は会期末がどうなるのか>
 常識に見てトランプの再選はない。トランプの再選向けの打つ手は、何事も極端だから、その成否がすぐに判明してしまう。喧嘩腰外交は、特に際立つが、逆効果でもある。
 奇跡でも起きない限り、泣いても笑っても11月大統領選までだろう。
 
 安倍の方には、6月中旬の会期末に嵐が待ち構えている。財政が破綻している中で、次から次へと驚くべきスキャンダルが、国民の目にさらされて、国民が腰を抜かしている。稲田信夫検察が、国民の側について、安倍政治に配慮しなければ、すっきりと決着がつけられのだが、果たしてどうなるか。
 
 彼にとって、悪しきクロカワを追放した現在、法務検察を再生させ、国民の信頼を取り戻せる好機だ。どう図面を描くものか。1日1日の永田町や平河町、信濃町、霞が関の動向に注目したい。言論界は、うれしい特ダネの季節だ。不正腐敗を告発することは、国民に対して法的義務を負っている、99%が感動する正義の証でもある。
 
<トランプ後で動いているG7にまずはドイツ不参加>
 トランプに忠誠を尽くす世界のリーダーというと、安倍晋三くらいではないだろうか。G7を利用して、中国を封じ込めようとするトランプの露骨な11月選挙向けの策略に対して、コロナ禍の現在、むしろマイナスと判断したドイツのメルケルは、欠席すると公表した。国際社会はトランプ後で動いている。
 
 ロシアを招くことに、当のロシアは「中国不在は意味がない」と蹴ってしまった。
WHOからの脱退表明には、EU欧州連合が、真っ向からNOを突き付けた。
 安倍五輪をまねての9月延期のG7も、もはやワシントンの期待するような成果は怪しい。
 
 世界は次なるバイデン外交に舵を切って動いている。俎板の鯉は、ワシントンも東京も同じか。
  
<不正腐敗マスク・給付金すべてコロナ対策費が暴露>
 皮肉なことに、日本政治が活性化してきた感じだ。1・5億円の河井選挙違反捜査に限らない。不正と腐敗を当たり前のように行使する安倍・自公の官邸は、国民が生死をかけているコロナ禍のもとでも繰り広げられていたのだから!真相暴露に驚愕している。
 
 国民は、心底衝撃を受けている。国の予算は、国民の血と汗の結晶である。1銭1円も無駄にできない大事な国民のための予算である。実際は、全く違った。象徴的事例は、中小企業の事業継続給付金約770億円事件の発覚だ。政府は、まず電通と竹中平蔵のパソナが立ち上げた幽霊団体に丸投げ、そこから再び電通経由で、発注されるという不正腐敗の恐ろしい仕掛けが判明した。人々は声も出ないほど驚いている。不正はマスクだけではなかった。
 
 対して、事情通は「NHKは、御用学者を呼びつけて、そんなに悪いことではない、と逆宣伝報道させた。NHKも同罪。共犯者だ」といって怒りをぶちまけている。一事が万事、自公政府の血税には、不正が99%付着している。
 
<自民党幹事長=早期解散ストップ=10万円買収効果なし?>
 安倍の奴隷を進んで買って出てきた自民党の幹事長が、会期末解散にNOとくぎを刺した。官邸内の攻防に自民党本部、さらには信濃町も割り込んでの争いに点火した!
2020年6月3日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする