飯田線3511Mは中部天竜駅を出て1時間20分あまり、「秘境駅」の代表格である金野駅に到着。下車したのは私1人。
まずは構内全体を。片面ホーム1面のみでホームは広めです。昭和7年12月築の待合室です。
ホームの辰野方に立ってみると、谷の向こうで杉林の間伐作業が行われていました。
では駅舎の中へ。当然ながら無人駅で、券売機の類もありません。数人くつろげるような木製ベンチがあり、駅ノートもあります。
壁の掲示板にご注目。「心のやさしいみなさんへ」ですか。私をはじめとした秘境駅訪問家をもてなしていることが窺えます。
それでは周辺散策。駅前には、金野駅名物ともいえる朽ち果てた自転車置き場が。この駅から飯田市内の高校に通う女子高生がいたら面白いんだけどね。
駅を出て2分ほどすると、米川の深い峡谷を渡りました。
橋を渡ると急坂を上ります。所々に雪が残っていました。
杉林が切れて飯田線を望める一帯に出ました。折角なので、「ワイドビュー伊那路1号」をシュートしてみました。杉を額縁に見立てて。
再び開けた所に出ると、独特の形の岩が望めました。このあたりで引き返します。尚、いちばん近い集落へは3kmくらい離れています。
駅に戻って時刻表を。下り8本、上り9本です。普通列車の中には通過するものもあるので。
金野駅はうっしーさんのサイトで第10位に入るほどの秘境駅で、50分間の滞在は夢のようでした。12時55分発の544Mに乗車して豊橋方面へ。5分くらい遅れていました。
つづく
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