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新潟駅新待合室が供用開始

2019-12-07 15:31:15 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 昨日、阿武隈急行の台風19号による被災区間のうち、槻木~丸森間が運転再開しました。ただし、朝夕だけですが。これで、残る不通区間は、被害が甚大な富野~丸森間のみとなりました。
 それはさておき。新潟駅在来線待合室は9月18日から改修工事が進められてきました。そして今日、「座にいがた みなと」をコンセプトにした待合室に生まれ変わりました。これまでの42人分から63人分に拡大された形です。新幹線改札口内と同様、新潟の産物をアピールしたものとなりました。
 それでは、新潟駅待合室の改修工事中の姿からご覧下さい。



9月18日から昨日までは、トイレに面した仮設待合スペース(椅子だけ)に置き換えられてました。



新待合室の入口。9月18日からしばらくは椅子が置かれてましたが、11月30日時点では撤去されてました。



その待合椅子はというと、5番線に繋がるエレベーターの壁面に置かれてました。



2番線の入口にも2席ほど置かれてました。



2019年12月7日。在来線新待合室の供用開始。自動ドアが取り付けられました。



中に入るとすぐ、ル レクチェ チェア・スツールが。



スノービーチ材を100%使用した生態デザインラウンジと、信濃川に架かる萬代橋そして人と人を結ぶ架け橋をイメージした「ARCH チェア」。



奥には、蛇の目お猪口スツールが。



お猪口の横には、この待合室のパーツのミニチュアが飾られてました。



中央には「MINATE ベンチ」が。左手には、前と同じくショーケースが。



入口のショーケースには、新潟の産物が飾られてました。



昨日まで使用されていた仮設待合スペース。写真だけ飾られた状態でもぬけの殻になってました。

それでは、新潟駅高架化工事の「いま」をお伝えします。



2019年9月15日。仮設通路の窓から。クレーンが置かれてました。



2019年11月2日。高架ホームに上がる列車の窓から。既に新A線になろうとしている路盤の基礎が現れてました



2019年11月15日。旧東側乗換通路は、4分の1以下の長さにまで縮められてました。



2019年11月16日。工事中の高架の高さは、新B、C線の高さにまで迫ってました。



現東側自由通路の脇には、新1番線となる効果が迫ってました。今は、8、9番線ホームからは2238Dなどが見れません。



2019年11月30日。新B線からのアプローチ。新A線の路盤工事がたけなわ。



同じ日に仮設通路の窓から。旧東側通路は、工事中の高架の養生シートに接してました。



2019年12月7日。2番線背後の鉄板は、現2番線と同じ高さに。



ふと白山方を見ると、新1番線となるべく高架がつくられていました。



で、新幹線改札の前後は仮設壁に囲まれてました。


 新潟駅新待合室供用開始キネン記事は以上です。新潟駅の在来線新待合室は、すっかり「和」のテイストに仕上がりました。材料には、魚野川流域及び上越市名立区産のスノービーチ、阿賀町産のオニグルミ、上越市名立区産のイタヤカエデなど新潟県産の木材が贅沢に使用されてました。ちょうど時勢が新潟DC真っ最中ということで、「新潟」を十二分にアピール出来たのではないでしょうか。
 仮設待合スペース跡はこれからどうなるのだろうか。写真が撤去された後、新1、2番線へのエスカレーター取付工事が本格化するでしょう。2番線は現在階段だけなので、早く出来て欲しいところです。

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