姫新線2827Dは、定刻12時38分に津山駅2番乗り場に到着。地下道をくぐり、3番乗り場から発車する、12時46分発の新見行き861Dに乗り換えました。これまたキハ120 359の単行で、何とか開けてもらって着席を果たせた程度の乗車率。
駅を進めるごとに乗客は漸減しましたが、中国勝山にて高校生だけでなく中学生も大量に乗車してきました。おそらく部活だろうとは思いますが、旧勝山町には中学校が1つしかなく、月田、富原の子供は義務教育が大変そうです。
かくいう私も、勝山中の生徒の一部と共に富原に下車します。集会場付の合築駅舎で、窓口でシルバーの方が乗車券を販売する時間帯があります。しかし、トイレは相当荒れていました。ところで、自転車置き場は、「勝山中生徒専用」と「一般」の2つに分けられています。
かつては交換設備を有していましたが、列車本数の削減により、現在は棒線駅となっています。尚、この近辺はお茶の産地で、5月の第2日曜には富原小学校にてお茶まつりが開催されます。
富原で24分佇んだ後、14時11分発の860Dで津山方面に引き返します。キハ120 329の単行でしたが、運よくボックスを独占。しかし、中国勝山にて部活帰りの高校生が大量に乗り込み、私のボックスに押しかけてきたので、たまらず女子学生の所に逃げました。
14時58分に坪井に到着し、下車を選択。平成7年2月改築のプレハブ待合室のみの無人駅です。交換設備を有していますが、跨線橋はなく、津山方の踏切を渡って反対側に出入りする構造になっています。姫新線ではこれが実に多いです。ところで、ここはもう津山市なんですね。(平成の大合併で編入されましたけどね)
調査を終えた後、美作千代まで駅間徒歩。R181に歩道はないので、再び久米川を渡るまで旧出雲街道を進みます。狭い道に家並みが続いていますが、新道が開通するまでR181を名乗っていたのかもしれません。久米支所前のサンクスでミネラルウォーターなどを調達し再び歩き出せば、15時44分に美作千代駅に到着しました。
大正6年12月からの木造駅舎です。僕がこれまで下車した中でベスト5に入るほど衝撃をうけました。 無人駅で窓口が閉鎖されていますが、これほどまでに保存状態が良好なのは素晴しいことです。
調査を始めてしばらくすると、練習試合帰りの男子中学生の集団がやってきたので、私はホームに出ました。現在は棒線駅ですが、かつては交換設備を有していました。
16時2分発の新見行きを見送り、彼らと共に16時12分発の佐用ゆき1862D(キハ120 340)に乗車しました。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
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