姫新線は、山陽本線の姫路を起点として、佐用、津山を経由して、伯備線の新見まで結ぶ、駅数34、全長158.1kmのローカル線です。姫路から播磨新宮まではそこそこの本数が確保されていますが、そこから先は本数が少なく、特定週の土曜日に保守点検の名目で日中時間帯の列車の運行がなくなります。
姫新線の駅巡りについては、2回の旅行で完遂させる予定です。今回行なったのは、その前編です。5月2日夜に新津を出発し、6日夜に新津に帰還しました。使用したのは「岡山・倉敷ゾーン」の周遊きっぷなどです。
出発は新津23時10分発の急行きたぐに(583系B5編成)で。4月3日にアタックしたので、今回はB寝台上段が取れました。狭い寝台の中で麒麟山伝辛カップを投入しです。
6時45分に新大阪に到着し、駅構内のロッテリアで朝食です。その後、7時15分発の西明石まで快速の709K(221系A9編成)に乗車してひたすら姫路へ向かいます。
我が709Kは、加古川にて新快速3201Mに抜かれます。姫新線の駅ではないですが、高架化した駅の様子が気になったので、思い切って途中下車。
自由通路の神戸寄りには、ビエラ加古川という複合商業施設になっていました。
その後、8時53分発の新快速3203M(223系W7編成+V39編成)で姫路へ急行しましたが、GWの初日とあって物凄い混雑です。
9時2分に姫路に到着。姫路駅は改築工事中のため、乗り換え通路は1本だけ。地平ホームの姫新線に乗り継ぐには、中央改札に繋がる通路を通らねばならないが、ちょうど姫路菓子博2008が開催されており、幾重もの大行列が形成され、思うようには進めません。
やっとのことで地平ホームの0番線に辿りつき、9時12分発の937D(キハ40 2036+キハ47 30)に乗車して、とりあえず終点・余部へ。
姫路市内の住宅地に位置してますが、開業当時からのものと思われる木造駅舎が現役で、有人駅です。当駅終着もあることから、対面式ホームを有しています(ただし、跨線橋はない)。
15分後の1921D(キハ47 1054+キハ47 141)で終点・本竜野に向かいますが、車内は龍野の町並みを散策しようという観光客で可也の入りです。
9時51分に本竜野駅1番乗り場に到着です。昭和6年12月築の木造駅舎が今尚現役で、有人駅です。ホームは対面式です。
跨線橋に書かれている財産票。開業当時から使われていることがわかります。
うすくち醤油のトップメーカー・ヒガシマル醤油の工場です。
幹線道路沿いにあるファミリーマートで買出しした後、10時37分発の829D(キハ47 2082+キハ47 29)に乗りましたが、京阪神から美作地方へ帰省や観光しようという人たちが多く乗り込み、1921D以上の混雑でした。向かいに座ったママは、家族3人で湯郷温泉に行く途中だとか。
そのままの乗車率で11時24分に佐用に到着。大半の乗客が11時41分発の津山行き2827Dに乗り換え。キハ120 336の単行できたので、林野まで車内は大混雑でした。
つづく
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