先日は失礼しました。日田彦山線駅巡りに戻りましょう。
その2はこちら
定刻にやってきた、12時28分発の日田彦山線947D(キハ147 1069+キハ147 185)で南小倉駅を出発。
志井公園駅に着くまでの間、日田彦山線の概要を紹介します。日田彦山線は、城野から田川伊田、田川後藤寺を経由して夜明に至る、全長68.7km、駅数22の「地方交通線」です。城野~彦山間は英彦山への登山客などで比較的賑わってますが、彦山~夜明間はJR九州で有数の「輸送密度が低い」ローカル線です。そのうちの添田以南は、この度の九州北部豪雨で63ヶ所も被害を受け、現在もバス代行です。当初は廃線も取りだたされていましたが、ついこの間、JR九州のトップが「鉄路」での復旧を決定したばかりです。尚、車両についてはキハ147系が主力であり、被災前は田川後藤寺~夜明間に限りキハ125系も乗り入れていました。
城野駅にて遅れ日豊本線の列車の接続をとった関係で、6分遅れの12時48分に志井公園駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
階段を上がって駅舎の中へ。簡易SUGOCA改札の左手に「みどりの窓口」があり、営業時間は6:45~19:30(土休日は7:45~17:30)です。その左手には自動券売機が。
それでは駅舎撮影。平成元年3月開業の、三角屋根の駅舎です。トイレはないようです。12年前に降り立った時はスッキリ撮影出来ましたが、今回はこのような画角でしか撮れません。その理由とは…。
駅前にタワーマンションが出来ていたのです文字通り、「十年一昔」と言うべきか。確かに、小倉駅まで1本だし。
で、向かいには北九州高速鉄道の高架が。12年前は、その企救丘駅に降り立って志井公園駅まで行ったものです。
そして、対角線向かいにはスポーツアドベンチャー・フェニックスがスーパー銭湯が併設されています。
7分遅れでやってきた、12時56分発の950D(キハ147 90+キハ147 1058)で城野方面へ。
6分遅れの13時6分に石田駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線+保線用側線1本の構内です。
構内踏切を渡って駅舎撮影。平成14年2月築の、白地のカプセル駅舎です。トイレは夜明方に。
一旦駅舎の中へ。北海道新幹線開業と共に無人化されて自動券売機に置き換えられています。
時刻表を。上下それぞれ1時間に1~2本ずつでした。当時は朝の快速は通過でした(現在は停車)。
2度目の歯磨きを終えて周辺散策。住宅地の向こうには妙見山が。
5分ほど歩くと、浄土真宗本願寺派の寺院である要法山 末應寺に到着。親鸞聖人がお出迎え。
本堂まで行ってお参りしてきました。今度は、無量堂の入口では幼少期の親鸞像がお出迎え。
駅への帰路、石窯焼きのパン屋さんを発見。しかし、昼食を食べたばかりなのでここはスルー。
つづく
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