クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

飯田線全駅下車への道 第3回(その5)

2014-01-09 21:27:02 | 中部縦貫線

11時36分に羽場駅に到着。出発して15分でオリンパスの正門に到着。道に迷ったので、工場脇の小径に活路を見出します。



とりあえず踏切が見えたので、渡って飯田線沿いの細道へ。相変わらず雨に打たれ続け、服もリュックもずぶ濡れ。架線柱の数字がせめてもの励み。



再び踏切を渡って沢集落へ。拭いても拭いてもレンズが曇るわ。もはや激闘としかいいようがありません。



もうすぐ沢駅。でもその前に、杉林の中の蕗原神社を訪問します。



階段を上って本殿へ。旅の安全を祈願しました。



とある酒屋で土産用の夜明け前を購入。簡易郵便局の前を通過して踏切を渡れば沢駅に到着。羽場駅を出て47分でした。



それでは駅舎撮影。平成8年2月築の、小奇麗なコンクリ駅舎です。トイレは周辺を含めてないので、羽場駅でしておいてよかった。



さすがにこれ以上出歩く気力はなく、駅舎の中で小休憩。三方に窓があって明るい印象です。しかし、椅子はセンターに1つだけでゴミが目立つので、あまり居心地がよくありませんでした。当然ながら無人駅で、券売機の類もありません。



ではホームへ。一見する限り対面式ホームの構内に見えますが、交換設備が撤去されて棒線駅となっています。



そうこうするうちに、どこからか女の子がやってきました。彼女とともに、12時53分発の554M(313系R115編成)に乗車して伊那市方面へ。5分ほど遅れていました。


つづく


話が変わりますが、昨日、T16編成とともに「快速くびき野」の両翼を担ってきたT17編成が長野に廃車回送されました。6日の「くびき野1号」まで運用されてたので、ただただ驚いています。ここでお知らせですが、「飯田線全駅下車への道 第3回」が終了次第、「快速くびき野最前線」をお伝えします。


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飯田線全駅下車への道 第3回(その4)

2014-01-07 22:40:24 | 中部縦貫線

伊那松島駅から11時30分発の221Mに乗車。213系H8編成で、結露で外が見えなくなるくらい乗ってました。



11時36分に羽場駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。跨線橋はありません。



それでは駅舎撮影。平成11年2月築のコンクリ駅舎です。屋根が逆三角で、右側がせり上がっているように見えます。



この駅舎を見方を変えて。今度は左側がせり上がっているように見えます。不思議な駅舎ですね。



駅舎の辰野方にはコンクリ作りの水洗トイレが設けられています。出発前に利用しました。



では駅舎の中へ。固い椅子が2つ設けられていますが、おもてなしは温かいです。勿論無人駅で、券売機の類もありません。



駅前はちょっとした住宅地になっています。雨がますます強くなっていますが、ダイヤの都合上、なでしこジャパンの功労者のような名の駅に向けて歩きます



1つ目の羽場第5踏切を渡ると、秣堀川改修記念碑がありました。



しばらくは飯田線の線路に沿って進みます。中央自動車道をくぐるまでは。



中央自動車道をくぐったと思ったら、伊北ICまで500mなのです。



このまま進むと、オリンパスの工場の前に出ました。羽場駅を出て15分後。



間もなく伊北ICの脇を通過。柵の向こうに明和工業。道らしき道は雪に埋もれかけ、あとは第六感に頼るのみ。


つづく


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飯田線全駅下車への道 第3回(その3)

2014-01-05 21:01:14 | 中部縦貫線
10時30分に宮木駅に到着。



階段を下りると、まず西方向に歩きます。正面には明光義塾があり、少し進むとマツモトキヨシ、ほっともっとがありました。



踏切を渡って東方向に歩くと桜並木。昭和35年に北朝鮮の人々が、帰国を前にここで生活した記念にと、開通したばかりのこの町道城前線に50本の桜の苗木を植えたことがはじまりです。後年になり辰野中学校の有志が手入れするようになり今日の姿になっているのです。



向かいを見ると、㈱平井星光堂、㈱シンセイと並んでいます。



一方、東側に歩を進めると、㈱二光と並んで㈱コミカミノルタサプライズ辰野工場がありました。東京からの疎開地としてこの地に工場を移転したことに由来するのでしょう。



コニカミノルタの工場を向こうに追いやって、天竜川に架かる城前橋に出ました。面白いモニュメントと共に。滞在時間が短く雨も酷いので、天竜川を見ずにここら辺で折り返します。



最後に時刻表を。上下20本ずつで、上りの7時台の3本が特徴的です。


10時56分発の1420M(313系R109編成)で飯田方面へ。結構混んでたので、スーツケースをたがいた女性の隣に座らせてもらいました。さいたま市から伊那松島(箕輪町)に帰省するところだとか。
 
 

11時10分に伊那松島駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。跨線橋はありません。



それでは駅舎撮影。3つ耳が出た洒落た駅舎ですが、もともとは昭和元年12月築の木造駅舎です。トイレは改札内しか利用できません。



そのファサードの部分を拡大。戦時型駅舎らしく、堂々とした佇まいです。



では駅舎の中へ。待合スペースはさほど広くありません。当時は「みどりの窓口」があり、営業時間は7:20~18:50(休み5回)でした。



駅前の様子。タクシープールの向こうに「歓迎」のモニュメントがあり、箕輪町中心部の商店街が続いています。雨がひどく時間がないので散策しませんでした。


伊那松島駅は、昨年3月末日を以て簡易委託駅となり、「みどりの窓口」が廃止されて営業時間も短縮されてしまいました。自動券売機も封鎖された可能性もあります。ご利用の際はご注意ください。しかし、飯田線の乗務員の拠点としての機能は今も健在で、昨年6月に実施した「飯田線全駅下車への道 第6回」の際に使用した青空フリーパスにも「伊那松島運輸区」のスタンプが押印されました。


つづく


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飯田線全駅下車への道 第3回(その2)

2014-01-02 22:48:24 | 中部縦貫線

先日は、磐越西線の駅をお伝えしました。飯田線駅巡りに戻りましょう。


前回はこちら



飯田線544Mは、10時3分に伊那新町駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線の構内です。



構内踏切を渡って駅舎へ。昭和40年12月築の、国鉄後期標準型駅舎です。トイレは、飯田方の孤立している一角に。



では、駅舎の中へ。無人化されて券売機の類すらありません。窓口跡に向かって木製のベンチがあるだけ。



時刻表を。上り19本、下り21本です。空白の時間帯もありますが、ほぼまんべんなく列車があります。上りの7時台の3本が特徴的ですが。



それでは周辺散策。坂を上って新町公民館の近くまでくると、稲荷山釈迦堂があり、墓地に加えて馬頭観音像も多数ありました。



坂を上り切って三州街道(国道153号)に出ると、面白い外装のラーメン屋を発見!



住宅の一角に松田家墓碑がありました。このあたりの名家だったのでしょう。


24分の滞在を終え、10時27分発の1505M(313系R115編成)に乗車して辰野方面へ。



10時30分に宮木駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



では駅本体全貌を。辰野方から見てみれば、奥には昭和13年12月築の待合所があります。手前の一段と低い所には汲み取り式トイレ。宮木駅は、無人駅であり駅機能はそれだけです。



待合室内部の様子。ベンチが1列にあって何人も座れるようになっています。JR東海の中小駅には、セキュリティーに対して神経質な社風だからかゴミ箱がありません。



駅裏の様子。相対して辰野キリスト教会が。伊那路は一面の雪景色でした。


とにかくですが、階段を下りて周辺散策。


つづく


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謹賀新年

2014-01-01 00:03:17 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 新年明けましておめでとうございます。今年も「クハ481-103の駅巡り旅のページ」を宜しくお願いします。今年も、「あけぼの」の臨時列車化、E129系の投入、「E653系いなほ」の投入完了、江差線の木古内~江差間の廃止など、北陸新幹線の開業に向けて激動の1年になるでしょう。
 例年この時期は「8連いなほ」をお伝えしていましたが、昨夏限りでそれが終了したので、今年は磐越西線の徳沢駅についてお伝えします。
 徳沢駅は、新津から数えて15個目の駅で、新潟県から阿賀川を渡って福島県に入り、西川トンネルをくぐった所にあります。更に会津若松方面に向けて進むと、磐越西線しか眺められない峡谷「銚子の口」があります。飯豊山の入り口にあたる駅で、かつては登山客で賑わっていたと思われます。
 さて、徳沢駅をレポートしましょう。取材日は、2013年12月23日(月)でした。



徳沢駅へは224Dでアプローチ。交換可能駅で、島式ホーム1面2線の構内で、ホームは広めです。



跨線橋を渡って駅舎へ。昭和59年2月24日築のコンクリ駅舎です。トイレは新津方にあります。



では駅舎の中へ。「きっぷうりば」がありますが、徳沢駅は実は簡易郵便局との併設駅です。営業時間は郵便局に準じます。



待合スペースへ。中心に石油ストーブが備え付けられ、5人分座れるようになっています。自動券売機があり、運用時間は5:10~22:00です。前日に身延線の無人駅を巡ってきたので、自動券売機の存在が有難く感じました。



時刻表を。上下7本ずつで、どうしても朝方に集中する傾向です。日中は下りが6時間、上りが5時間空白となっています。



駅前の様子。正面には古い旅館が1軒あります。古風な桜の木がいいですね。



集落を下ります。豪雪地帯ということで、急傾斜の屋根の家が多いですね。



8時6分発の223Dに乗車して帰りました。先頭車は国鉄色


次は、「飯田線全駅下車への道 第3回」の続きをお伝えします。


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