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壮絶!!!あわや放棄試合に・・・

2005年09月08日 09時56分12秒 | 野球・タイガース
昨日の首位決戦は、一昨日の淡白な試合が一変し、壮絶な試合になりました。

まさか、まさかの連続で信じられないプレイの続出でした。

18分間の中断は、主審の判定をめぐっての試合ボイコットで、抗議する阪神のナインはベンチに戻った。

9回の裏、3対1でリードしていた阪神は、クローズの久保田が打たれ、ノーアウト2、3塁で谷繁のセカンドゴロを関本がホームに投げるも、間一髪セーフの判定。この判定を巡っての抗議の中断でナインがベンチに引き上げました。

この判定には、布石があり、9回の表の阪神の攻撃で2アウト満塁と攻め付け、関本のライト前ヒットで今岡に続いて代走の中村がホームをつくがアウトの判定

この2つの判定に不満の阪神が、この抗議に出たもので、平田ヘッドコーチの退場で、18分間の中断の後、試合が再開されました。

審判の判定は、抗議で変わる事はありませんが、なにか後味の悪い物になりました。 久保田がすんなり抑えておれば、問題はなかったのですが・・・・

しかし、その後、久保田は11回までしのぎ勝利投手になりましたが、内容的には、満足のいかないものになりました。

金本の33号(1000打点に後一つ)で先制した阪神は、2イニング目となる
7回に藤川が打たれ同点。8回には、鳥谷の2塁打で2対1と引き離し、9回にも関本のヒットで加点したが、9回に問題の事件で1点差、井上の犠牲フライで同点となり、延長戦に入りました。

藤川が打たれ、久保田も打たれ、おまけに赤星の落球もあり、この試合を落としていれば、阪神は、再起不能までは行かなくとも、相当のダメージ受けたに違いありません。

本塁で憤死した代走中村がそのままライトの守備につき、11回の先頭打者として起死回生の1号ホームランで勝利しました。

野球は(おしなべて、スポーツは)、筋書きのないドラマと言われますが、まさに昨日の一戦は、今期のこれからのペナントを左右する大事な試合で、この1勝は、非常に大きいものになりました。

でもまだまだこれで決まった訳ではありません。 
打線が湿りがちでありましたが、これを契機として、奮起を期待したいものです。


今日の写真は、鳥谷の8回追加点となるセンターオーバーの2塁打。