三日目、「マウリッツハイス美術館」でフェルメールを堪能し、その日の夕食は、ミシュラン星付きのレストランで夕食を頂きました。
今回の旅行の三つの目的の内一つは、グルメです。
オランダには、オランダ料理というのはありません。
近隣諸国のフランス、イタリア、ドイツ、それに北欧の国々の料理が混同しています。
あえて言うのなら、ジャガイモとチーズ、チョコレートが特徴なのだそうです。
総じて、イギリスと匹敵するぐらい、オランダの料理はまずいという説です。
それでも、ミシュラン星の店があり、それなりに、特徴を出しているのだそうです。
旅行を出発する前から、昼、夜は、グルメを楽しむことが出来ますが、朝は、完全なアメリカのバイキング様式と言われていました。
朝は、オランダもベルギーのどこのホテルもほとんど同じものしか出ません。
コーヒーか紅茶、パンとベーコンとソーセージ、それに卵と数種の果物だけで、野菜類はたまに玉ねぎのスライスが出る程度です。
さて、翌日旅行4日目は、デ・ホーヘ・フエルウェ国立公園にあるクレラー・ミューラー美術館に行きました。
オランダ最大といわれるこの国立公園の自然の中にある美術館は、有数のゴッホコレクションの他19世紀から20世紀にかけての絵画や彫刻が収められています。
ゴッホ34歳の時の自画像 (1887年) 夜のカフエテラス (1888年)
糸杉と星の見える道 (1890年) アルルのはね橋 (1888年)
種をまく人 (1888年) 種の出来た四本のひまわり (1887年)
絵画全体が渦巻き、揺れ動いていて、ゴッホの不安定な精神状態が現れている作品が多いです。
ここは、元は個人のコレクションであったものが、周辺の森とともに国に寄贈されたものだそうです。
特に、ここにあるゴッホの作品は279点以上あるそうで、誰もが一度は目にしたものが多くあります。
ここは、フラシュなしで撮影OKでした。