9回、1点リードで久しぶりに球児が登板しましたが・・・・
先頭の角中にセンター前に、今江が送り、1アウト2塁。
代打福浦の打球は、セカンドの後方へ、ライトの浅井が前進し、バックするセカンド平野と衝突。
浅井は、タンカーで運ばれ、微妙な間が開きました。
藤川は、里崎にセンターオーバーの2ベースで同点とされ、結局、これで引き分けました。
結果的には、1点リードの9回に藤川が打たれて、同点引き分けとなるのですが、どちらのチームも勝てるチャンスは多分にあったのです。
両チームとも決め手を欠いたのが、引き分けたした遠因なのです。
それにしても、球児は、ここ2,3試合登板が出来ず、それ以前から、3人でピシャと押えることが少なくなり、三振も取れません。
技術的なことは分かりませんが、それが年齢的なものなのか、精神的なものなのか分かりませんが・・・
トラは昨日の今季最多の16安打を上回る17安打で6得点。
一方、ロッテも16安打しながら6得点。
満塁のチャンスには、どちらも大量点に結びつくことが出来ませんでした。
両エースの投げ合いで始まったのですが、その両エースともピリッとしませんでした。
能見は、コントロールがままならず、球のノビ、キレとも今一つで、いつもの三振が取れません。
結局、能見は5回1/3 101球10被安打、1被本塁打、4奪三振、1与四球で4失点して降板しました。
結果論ですが、考えようによっては、5回に満塁とされ、ストレートの四球押し出しを出し、6回の初めから、代えるべきだったのではと思うのですが・・・・
成瀬も4対0の時点の6回の途中で降板、両エースの降板と同時に、一転打撃戦になりました。
今日も能見は勝てませんでした。 6回 新井の追撃打 少しは調子がもどったのでしょうか?
トラの粘りも、若手を中心に見事な追い込みを見せ、8回には逆転します。
こうなれば、勝たなくてはならないのですが、ロッテの粘りも昨日と同様見事でした。
成瀬の先発ということで、1番に右の浅井を持ってきたのでしょうが、それだけ左右に拘るのなら、2番、3番、4番の左バッターに手を付けない理由はなんだったのでしょうか?
7回、新井良太の2号ソロ 8回 今成の2打点同点打
成瀬が降板すると、左打者も右打者も堰を切ったように打ち始めます。
エース級に弱いトラの体質がはっきり表れたとも言えます。
今日、勝てば区切りとなる5割復帰となったのですが・・・・
折角、交流戦終盤になって打棒も復活の気配が出てきましたのですが、4日間試合がありません。
この勢いを消さないように、22日からのリーグ戦も、若手とベテランの相乗効果が出ることを願わざるを得ません。