トラのチャンスは、1回、7回、そして9回の3回ありました。
1回、先頭の上本がヒット、2番平野が四球を選び、ノーアウト1,2塁の先制の好機。
が鳥谷に打たせてダブルプレーでチャンスを潰します。
7回のチャンスは、良太、金本の連続ヒットでノーアウト1,2塁。
新井にバンドを指示して失敗、後、ピンチヒッターの桧山がセンター前で満塁とするも、代打今成、ブラゼルが倒れ、この回もチャンスを潰します。
9回は、代打関本が詰まりながらもレフトへ、しかし、新井は三振、関本の代走大和もセカンドで刺され、三振ゲッツー。
少ないチャンスを、どのように生かすか、どの采配も功を奏しないとなれば、やはり、その選択が間違っていたのではと思わざるを得ません。
最近は日替わりの先発オーダーです。 試合終了後、さえない表情で退出する良太。
ここで打たすのか、バンドをさせるのか、盗塁させるのか、どれも今日の試合では、上手くいきませんでした。
今年の試合は、すべてとは言いませんが、ベンチの指示がチグハグで、要は作戦は失敗と言わざるを得ません。
前から、言っていることで、チーム力の弱さと共に集中力の欠如に加えて、作戦が裏目裏目に出る読みの浅さが加わり、つまるところ勝負をする者にとって、致命傷とも思われる”勝負弱さ”があるのです。
最近のピッチャーは好投するも報いられな いようです。 今日のメッセンジャーも6回108球、6被安打 5奪三振 3与四球で1失点。
ある程度、勝負ごとは、確率の問題でもあるのですが、さて、過去のデータなどは案外無頓着と思われるのも、勝負に執念がなく、納得がいかないように思われるのではないでしょうか?
明日の予告先発は、能見と村中ですが、能見は、今年 本当の力を出しきっていません。
明日には、能見らしさを見たいものです。