8回まで、緊迫した内容で、先発の能見、村中はそれぞれ7回まで、好投しており、1対0でトラのリードで8回の裏をむかえました。
8回に福原に代わり、ミレッジのヒットと盗塁から田中のタイムリーを喫し、同点にされ、ここで能見の勝利投手は消えました。
同点で9回のトラの攻撃は、5連続安打を含む、打者一巡で一挙6点をあげ、夢のような、嘘のような攻撃でした。
いつもは、エラーとかミスで負けていたのですが・・・・・今日は相手がそのミスやエラーをやり、それに乗じて、打ちまくったということです。
こんなこともあるのかと、少々驚きであり不思議な気分がしました。
これが、きっかけで勝ち進んで欲しいと思うのですが、これが、せめて1ヶ月早くあれば、チームの雰囲気も変わるのでしょうが、今となれば、この1勝だけで喜んで良いのか、喜べないのか分かりません。
2回に藤井の3塁打で先制しますが、あと8回まで、例によってチャンスらしいチャンスは、6回だけでした。
そのチャンスもノーアウト満塁を良太、関本、新井貴の4、5,6番で潰してしまいます。
このトラの子の1点を能見は必死になって守りますが、8回に福原に代わります。
能見は116球と投球数も多かったのですが、嫌な予感がしました。
9回 関本が、6,7点目のタイムリー 今日のヒーロー 上本 4打数2安打
案の定、福原は打たれ、同点にされます。
もし、負けておれば、継投失敗と言うことになるのですが、ベンチの失敗をナイン全員が救ったということになります。
9回の攻撃は、まず平野がシュート内野安打とエラーで3塁に行くと、キャチャー川本のパスボールで1点。 これで2対1.
藤井のセカンドゴロで2アウトの後、代打桧山のPゴロをパーネットが悪送球してセカンドへ。
上本、大和、鳥谷、良太、関本の5連続安打でこの回6点。
同点にされた福原が勝利投手で、7回までゼロ封した能見が可哀そうです。
そして、ベンチの采配ミスも、これで不問となり、今日の試合は、不思議な気持ちにさせられました。