徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

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冬の”奈良 西の京”ぶらり・・・② 唐招提寺

2014年02月03日 08時17分20秒 | 旅行・観光

薬師寺を後にして、唐招提寺に向かいました。
距離的には、約700mぐらいでしょうか、10分ほどで唐招提寺の南大門に着きます。

その途中は、民家があるのですが、なにやら昔の風情、匂いが感じられ、屋根の間から若草山が見え隠れを楽しみながら、古の人も歩いたであろうと思いながら歩きました。

 

10年ほど前に平成の大修理が行われた時に、訪れて以来の再訪でした。
その時には、大勢の人出で、新しく金堂の屋根に瓦が並べられてあるのを、上から覗くように見た思いがフトよみがえりました。

  
   南大門から金堂を・・・                  金堂          

入場制限まであった当時は、南大門前で長らく待たされました。             
その時に比べ、今日は全く様変わりしています。

今日の、南大門から金堂までの道は、静寂のなか、何か尊厳な思いに討たれました。
やはり、古寺には、静寂の深まりの中の方が、より遠くを思われるように感じました。

 

 唐招提寺は、奈良時代 天平宝字3年(759年)、平城京の右京、鑑真和上の私寺から始まったと言われています。
御影堂(重要文化財)には、鑑真の肖像彫刻(国宝)が安置され、毎年6月5日~7日のみ公開されます。

 

  
    鑑真和上像                        御影堂  
                          (上記2枚の写真は、唐招提寺wikipediaから)


その時には、鑑真和上像に奉納するため、日本画家、東山魁夷によって新たに描かれた障壁画をも公開されるようです。
機会があれば、その時に訪れたいものですが、その時は、今日のような静寂さは破られるのではと思われますが・・・・・