この3連戦で、今年のトラの課題が見つかったようです。
超変革を唱える金本野球に、投手交代の時期が今後の課題の一つとなるようです。
29日のヤクルト初戦は、藤波が惜しくも完投出来なかったが、9回2アウトまで149球は今後のことを考えれば引っ張りすぎたように思います。
勝つためとは言え、短期決戦ならともかくこれから長期にわたり戦うためには、変えたほうが良かったのか、変えるとなれば何時が良かったのか、今後の問題点となることでしょう。
30日は、岩田の後、鶴が中継ぎしましたが、1失点、その鶴は、開幕第1戦の中日戦でも1発撃たれてしまい2軍落ちしています。
この時の岩田の交代時期にも問題があり、6回に岩田に打順がまわり、その時に代打を出す選択肢はなかったのでしょうか?
その裏に岩田は、致命傷の3ランを打たれており、結果論とするのには少々問題があるようです。
31日は開幕戦に投げたメッセンジャーでしたが、初回から乱れ、高山の初回初球ホームランを含む2点を簡単に吐き出し、あとは苦しい戦いとなりました。
そのメッセンジャーも1点のビハインドで6回に変わり、7回に逆転するも救援の高宮が打たれ同点にされてしまい、継投の難しさが露見した試合でした。
この日、9回にマテオが、この回3者三振と好救援し、11回に1点リードするも、マテオが打たれ、結局この守護神に3イニング61球も投げ、引分に終わってしまいます。
マテオに長いペナントレースを考えた場合、3回も投げさせるべきだったのか、今後の課題として残るのではないでしょうか・・・
もっとも、投手の起用、交代などは、打撃との兼ね合いもありますが、今後の課題として考えなくてはならないようです。
これには、矢野、香田各コーチの手腕も期待したいものです。
打撃面では、勢いに乗る1,2番コンビ、それにヘイグ、ゴメスの助っ人、福留も順調なのですが、もう一つ波に乗り遅れている鳥谷の奮起を期待したいものです。