巨人戦第1,2戦、そして第3戦の菅野には、情けない内容でした。
今年は、「若手を育てながら勝つ」ということで、若手の育成をまず第1に考え、その上で勝ってゆくという難しい面があることは、ファン始め関係者も承知のことだと思います。
だからといって、勝ちをおろそかにしてはならないのは当然のことです。
今日の巨人戦第3戦も、菅野には、8回まで、手も足も出ず完全に抑えられました。
ここというところで三振やゲッツーを取る菅野には、トラの打者がだらしがないのか、菅野の投球術がさえているのかわかりませんが、どちらにしても、気力、技術両面でトラは劣っている結果であり、菅野や坂本といった苦手を作ってはこれからの試合に影響が出ることは必至です。
情けないですが・・・
今日の第3戦は9回に沢村に代わり、同点に追いつき、延長12回の引分となりました。
坂本の3ラン以外追加点を与えず、なんとか昨日までの無抵抗よりは、少しは最後まで楽しませた試合となりました。
第1試合(26日)の「雑」な走塁で折角のチャンスの芽をつぶした試合。
第2試合(27日)は、5併殺とことごとく失点に繋がった3つのエラーが、相手に楽に勝たせてしまった試合。
この中でも、投手陣が撃ち込まれるということが多く、同じ打者に同じように打たれ失点を重ねて、相手に余裕を与えてしまっているのではないでしょうか・・・
打者については、「超変革」の様相が見られるのですが、投手についてはまだまだではないでしょうか?
シーズンの初め、矢野コーチの今年の取り組みの一つに、「防御率を下げる」ということを掲げていたのではないでしょうか?
今の状態では、防御率の改善には程遠く、投手陣の”超変革”が急務ではないでしょうか?
報道によれば、投手の育成などは、金本監督は、矢野、香田コーチに任せきりとか・・・
となれば、矢野コーチの責任は重大で、今後 コーチとして投手陣の整備、向上に努めて欲しいものです。
もう一つ、矢野コーチへの注文は、正捕手の育成にも力を入れなければなりません。
まだまだ”超変革”には先が遠いようです。