先制されば、その時点で勝てる気がしない。
追いついても、追越せない勢いのなさ。
例え追越せても、後半に守り切れず逆転される。
このような状態が続いては、借金4(12日)も当然か・・・
12日の日本ハム戦も大谷にいとも簡単に抑え込まれました。
6月12日、日ハム大谷は7回、107球、3被安打、8奪三振、2与四球、無失点
交流戦の戦いから、セ・リーグとパ・リーグの力の差がはっきりと出てきました。
この現象は、なにも今年だけではありません。
12日現在、セ・リーグの30勝に対して、パ・リーグは41勝と大きく負け越しています。
12球団の交流戦の順位は、上位6球団の内、パ・リーグは、5球団を占めており、トラは、オリックスと対の10位。
トラの交流戦の戦いは、12試合消化して4勝8敗。
ここで気になるのは、得点能力が低いということです。
12試合で得点は32点、失点が56点、この間、ホームランは2本だけ、盗塁も12試合で7個ありますが、6月7日以降6試合では、盗塁なし。
この12試合、トラが打ったホームランは2本に対して、被本塁打は10本。
確かに、パ・リーグの選手の振りは鋭く、上位打線も下位打線もありません。
振り切る鋭い振りは、金本監督の超変革の一端でもあるのですが、こう比べてみると、トラの若手の超変革はまだまだだと思わざるを得ません。
6月11日 メッセンジャーの好投で6連敗を免れる。 3回、大和の2点ツーベース
若手ばかりではなく、中堅と言われる大和、岡崎、狩野、今成なども、もっとチームを引っ張れる活躍を願いたいものです。
球団も救援陣の手薄を埋めるべく新助っ人の補強を考えているようですが、本意でないと思います。
シーズン半ばにしてこのように補強しなくてはならなくなった事は、ナインだけではなく、監督、コーチを含めチーム全体で考えなくてはなりません。