ホームの長さとそこの停まる列車の長さはある程度比例します。
当然のことながら、ホームの長さは、列車より長めに造られており、これは列車の停止位置が多少ずれても対応出来るような長さになっています。
もっとも長いホームは、16両編成の新幹線で、1両あたり25mなので、単純に計算しても400m以上のホームの長さとなります。
しかし、もっと長いホームが、在来線にあります。
それは京都駅の0番線ホームです。
長さは558mあります。
でも、このホームに長い編成の列車が停まる訳ではありません。
複数の列車が、同時に使用しているのです。
同じホームに、0番線と30番線 「はるかホーム」から1番線を走る特急
中央から東側は、東海道線の上り電車が、西寄りには関西空港への直行する特急「はるか」専用のホームとなっています。
このように2つの列車が同じホームに停まっている関係上、乗り間違いが心配されます。
そこで、「はるか」の停まるホームを「はるかホーム」と呼ばれ、30番線という数字が与えられています。
従って、日本一長いホームは、実質二つのホームをつないだものなのです。
なお、京都駅には1番線がありません。
0番線と草津方面の琵琶湖線が利用する2番線との間に、貨物や回送列車が通過する線路があります。
この線路を運転番線といい、それが1番線で、職務上使われている番手です。(上図参照)
つまり、乗り物番線と運転番線を統一したために、1番線が無くなったのだそうです。
なお、31番線は、山陰線が使われていますが、これには次のように言われています。
語呂合わせ的に、さん=3=山 いん=1=陰 と・・・・・・・
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