去る1日に今年の新語・流行語大賞が発表されました。
今年も早や12月に入り、今年も色々あったなぁと思い出させる頃となりました。
それを思い出させるのには、この「ことば」なのですが、今年はどうだったのでしょうか?
この新語・流行語大賞も今年で25回を迎え、一つの風物詩になったようです。
この「大賞」とは、毎年、この1年間に発生した様々な「ことば」のなかで軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって広く大衆の目、口、耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともにその「ことば」に深くかかわった人物・団体を顕彰するものです。
審査委員長は、藤本義一氏です。
今年は「グ~!」と「アラフォー」が選ばれたようです。
その他に顕彰された「ことば」には、
「上野の413球」 「あなたとはちがうんです」 「居酒屋タクシー」 「埋蔵金」
「後期高齢者」 「蟹工船」 「名ばかり管理職」 「ゲリラ豪雨」
がありましたが、それぞれ誰が、どのような時にいった「ことば」か分かりますか?
選考の前にノミネートされた「ことば」には、
「何もいえねぇ」 「屁の突っ張りでもないですから」 「ささやき女将」
「ねじれ国会」 「サブプライム」 「ミシュラン」 「おばかキャラ」
「私もあなたの作品の一つです」 「婚活」 「くいだおれ太郎」 「ガソリン国会」 「年金特別便」 「毒入りギョーザ」 「世界のナベアツ」 「ホームレス中学生」 「朝バナナ」などですが、実に色々とあるものですが、あなたならどの「ことば」を選びますか・・・・?
僕的には、ギャグなどは短命に終わるのが常で、2003年の「なんでだろ~」などはすでに誰が言ったのか分からなくなっていますので、「グ~!」が世相を表しているとは思われないのですが・・・
「アラフォー」もアパレル業界の業界用語が転じたもので、この業界では以前から使われていたらしく、ドラマで使われたのが今年であっただけで、世間に知られただけで選ばれたような気がします。
選考の趣旨から”軽妙に世相を衝いた表現”とは云いがたいような気がします。
まぁ、固いことは言わずに、「ことば」の遊びとして楽しんだらよいのでしょう。
そこで昨年の「ことば」は覚えていますか・・・
2007年は、「どげんかせんといかん」 「ハニカミ王子」
ちなみに2006年は、「イナバウアー」 「品格」
2005年は、「小泉劇場」 「想定内(外)」
2004年は、「チョー気持ちいい」 「気合だー!」
そう言えば、あったなぁーと、なにか遠い昔のように思い出させられます。
これが、この新語・流行語大賞の良いところなのでしょう。