極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

地震予知複合解析考

2017年03月01日 | デジタル革命渦論

 

    

     38  嫁と小姑 / 火沢眹(かたくけい) 

 

                                 

 
    ※ 眹とは、そむく、反目すること。前項「家人」の卦をさかさまにした
      もので、家庭の不和、意見の食い違い、矛盾相剋を示す。上卦の離は
      火・少女、下卦の兌は沢・中女である。火は上に、水は下にと、向か
      うところが正反対であり、しかも女同士のジメジメした陰性ないがみ
      あいである。嫁と小姑の睨み合いそんな感じの卦象だ。こんな時には
      大問題にとりくんではいけない。小さなことをコツコツやる心がけが
      必要である,嫁も小姑も一家のなくてはならね成員であるように、万
      物すべて相互に矛盾する中にこそ、統一があり、進歩がある。矛盾を
      活きた形でとらえることが大切。

 

 

【世界初の完全栄養食パスタ販売】

22日、フード系スタートアップのベースフード株式会社が世界初の完全栄養食パスタ「
BASE PASTA(ベースパスタ)」を販売を開始。それによると、3
食分で厚生労働省が定め
た「日本人が1日に必要な栄養素」すべて含む。パスタは、あまり健康に良いイメージが浮かばない
かもしれないが、「BASE PASTA」は通常の小麦粉よりも栄養価の高い小麦全粒粉や、話題のスー
パーフード、チアシードなどを練り込んむ。それも、栄養素はしっかり計算されていて、「BAS-
E PASTA
食分で厚生労働省が制定した「日本人の食事摂取基準(2015年版)」に基づく
「日本人が1日に必要な栄養素」をすべて含む。さらに、従来のパスタと比べて糖質50
%オフ、カロリーは20%オフとなっている点も、ダイエットなどで食べ物に気を使ってい
る(「ライフハッカー|Lifehacker)」2017.02.22



なぜパスタにしたかの理由について、スタートアップ、ベースフード株式会社(橋本舜代表
取締
役)によれば「健康を当たり前にするため」と語っている。つまり、サプリメントのよ
うな栄養補助食品をとるには、意識して摂取するという意識付けが必要だが、主食であるパ
スタを変えることで、健康意識の低い人でも摂取する栄養を簡単に底上げすることができる。
2種類のパスタ料理が美味しく、麺自体にもほんのり小麦の香りがするとの評判をえている。


(左)TAGLIOLINI CACIO E PEPE(羊のチーズと黒胡椒のパスタ)、(右)TAGLIOLINI ALLA
GENOVESE
(羊のチーズのジェノベーゼソースのパスタ)。

特許申請中ということであり、ベースフード株式会社というが、製麺は小林生麺株式会社に
て製造していることで、現時点では不詳。そこで下記の「特開2014-000072  グルテンフリー
麺の製造方法」を参照掲載しておく。目論見通り普及していくかどうかは、嗜好品のために
判断し難く、また、規定された栄養価)の担保も不詳である。

 【符号の説明】
10:包装容器、11:シール部、12:開口、13:シール部、14:収容空間 30:
単位麺線、31:麺
線、H:(単位麺線の)最大厚み寸法

【要約】

原料調製工程では主原料粉としての米粉に加水して混合原料を調製し、混練工程では混合原
料を混練して混練物を形成し、圧延工程では混練物を圧延して麺帯を形成し、切り出し工程
では麺帯を所定の麺線形状に切り出して単位麺線を得て、包装工程では単位麺線を袋状の耐
熱性包装容器に収容して密封包装することで包装済み単位麺線を得るが、これらの工程では
単位麺線中の米粉成分の未アルファ化状態を維持する。加熱アルファ化工程では、包装容器
内の単位麺線を単位麺線中の米粉成分がアルファ化する所定温度以上の温度で1回のみ加熱
することにより包装容器内の単位麺線中の米粉成分をアルファ化すると同時に単位麺線中の
細菌類の殺菌を行う。

   Feb. 28, 2017

【地震予知複合解析考】

● 巨大地震発生の前兆か“大気に異変”

地震予知の新たな手がかりになるのでしょうか。巨大地震の前兆が上空300キロで起きて
いた、
という研究結果を京都大学の研究グループが発表。京大の梅野健教授らの研究グルー
プは、去年4月の熊本地震発生前後でGPSを使い、大気よりも上の上空約300キロにあ
る電離圏と呼ばれる層を分析。これが結果を示した動画です。地震が発生する1時間ほど前
から、熊本付近の電離圏で電子の数に異変が起きていることを示しています。同様の結果は
2011年の東日本大震災でも観測されていました(MBS NEWS, 2017.02.28)。

「地震に関する予測は今はないが、そういった予測につながって防災・減災に役立てばと考
える」(京都大学 梅野健教授)、一方、去年10月に起きた鳥取での地震では、このよう
な現象は観測されておらず、マグニチュード7以上の巨大地震特有のものだとみられていた。
地震予知の新たな手がかりとなるのか。すでに企業などから共同研究の依頼も入っていると
いうことである。
 

Dec. 14, 2017

Pre-seismic ionospheric anomalies detected before the 2016 Kumamoto earthquake 
Takuya Iwata, Ken Umeno  Geophysics  arXiv:1612.05667

この「電離層の電子量変動観測予知法」(「地震予知工学の此岸」2017.10.01)で掲載済み
あるが、鳥取地震では予知信号を観測できなかったというから、本法での現状限界という
ことであろ
う。今後は、検出精度(S/N比)を上げる方法の有無、あるいは、地震科学探
索気候(JESEA)のGPSを使った3次元定点位置変動観測法などの複合的的連携の模索な
どでさらに精度を高めるなどが考えられる、うまく行くかどうかわからないが。

 

※ Ionospheric Anomalies Detected Before 2016 Kumamoto Quakes (News) Sci-tech,  2017.03.01

 

EVgo社 加州でABB社製150キロワット直流高速給電所を開設】

EVgo社、米国初のカリフォルニア州でABB(Asea Brown Boveri)社製の150kW DC給電所開設。
同社は、 ABB社を新しい高出力事業のDC高速給電器供給者として採用。カリフォルニア州
フリーモントにあるラッキースーパーマーケットにMowry AvenueJ1772 Combo(別名CCS
Combo
)プラグを装備した国内初の 150kW充電装置を開設。現在900台以上のDC高速充電装
置を搭載。通常、通常、CCSコンボチャージャー(およびCHAdeMO)はわずか50kWなので、
150kWは3倍速い。しかし、ABB社製プロトタイプは非開。ベータ機として機能。 プレスリ
リースによると、ABBはこれらの種類の充電器を世界市場向けに開発。 必要に応じて出力を
350kWにアップグレードの付加を検討中。

  

チャージャーは、次世代の電気自動車の充電に関する調査を支援し、初めに150kWEV研究
展示場で実証試験し、その後最大350kWの充電速度にチャレンジする。 自動車メーカーが将
来のハードウェアおよびサービス規格に適合すると、給電所は業界モデルとなる。EVgo社
ステーション(給電所)を利用し、ユーティリティーの影響、設置基準、許可、建築および
安全の要件を調査。また、電気認証委員会や建築基準担当者向けの模擬展示場の提供予定。

EVgo社とABB社は、EVの進化における重要な次のステップとしてHigh-Power急速充電の実施
を検討。自動車メーカーは、バッテリ容量と長距離の新しい電気自動車を導入。 既に、2社
の自動車メーカーは、2年以内に大幅に高い料金を請求する米国での車両販売計画を発表。
さらに、5つの自動車メーカーは、ヨーロッパ全土に400台のハイパワー充電ステーション(
350kW)を建設するための協力を発表。
現在市販されている最も速い利用可能な公衆充電器
50kWで、1分あたり約3マイル(4.8キロメートル)の充電が可能。  150kWの充電器
は毎分9マイル(14.5キロメートル)、350kWの充電器は毎分50マイル以上の充電を
提供。 新しい充電ステーションは、要求に応じて自動車研究用車両に利用できるようにな
り、今後の電気自動車の開発、範囲、容量、充電速度の向上に役立つことを目的とする。充
電器は、カリフォルニア州フリーモントにある国で最も忙しい公衆高速充電サイトにありま
すが、一般に公開されることはない。
 オバマ路線からトランプ路線へのUターンが起きなけれ
ば順調に電気自動車立国をリードすることになる。これは見物だ。

  Feb. 28, 2017

【回転する反発磁石力で空中浮遊するクアッドコプター】

「回転翼」ではなく「回転磁石」によって空中浮遊するクアッドコプターが生み出された。
この仕
組みは時速1200キロメートルで走る「ハイパーループ構想」にも用いられている
もので、高く
飛ぶのではないが、浮かんだ状態でしっかりと安定していることを確認する。
とても浮かぶとは思えない形状の機械物体。重さは47.6kgもあり頑張って持ち上げているハ
イパーループのCasey Handmer氏だという。

回転体の中には磁石がいくつも設置され、台の上に敷かれた銅板に渦電流が生まれる。回転
数が十分であれば、この反発作用により、空中浮遊が実現。ちなみに、このとき銅板は熱を
帯びる。この仕組みを利用したのが電磁調理器。磁石が固定され、その上に良導体であるア
ルミニウム板を置いたとき、浮かぶ力は強く、重りを置いてもなお浮かんでいます。このと
き、アルミニウム板の温度は、水をかけると水蒸気に変わってしまうほどに熱くなる。しか
し、単純に磁石を並べて回転させても、浮上するだけの力を生み出すことはできない。これ
をハルバッハ配列(Halbach array)で磁場強度を最大化すれば大丈夫。設置されている磁石は
12個。ハルバッハ配列で、それぞれの磁極の向きはこのように組み替える。この磁気浮上
の仕組みは鉄道技術としての利用も考えられ、2005年の愛知万博の際にはリニモとして営業
が行われている。ハイパーループも、同じ仕組みの応用が考えられている。

因みに、わたし(たち)はこれを革命的な風力タービンシステムに応用展開し微風でも高速
回転を実現しようとしている。




【経済界のトリックスターが大統領議会演説】

28日、トランプ新大統領は、上下両院合同会議で演説し、幅広い移民制度改革に言及した
ほか、中間層向けの大
幅な税負担軽減を打ち出した。移民制度については、議会の共和・民
主党が妥協すれば、幅広い
改革が可能と述べた。演説では不規則発言はみられなかったもの
の、市場が期待したような減税の具体策も出てこなかった。経済政策に関しては、従来から
の主張をなぞったに過ぎないという(東京 ロイター、2017.03.01)。奇しくも、NHKの
「BS世界のドキュメンタリー」は「強欲時代のスーパースター・ドナルドトランプ」を再
放送をみて驚いた。1991年に制作お蔵入りなった番組。この「経済界のトリックスター」
のタイトル通り、わたしがイメージしていたトランプ像がそっくり映像化されていることに。
少し米国の現代史を知っているなら容易に番組内容が理解できるはずだ。だから、「アホ丸
出し」とは言わぬ、その代わり、「資本主義(=負債)に追い立てられるカチカチ山の狸」
とだけ言っておこう。そして、日米両国民のリスクをできる限り少なくする手だてを考え出
していこうと思う。
                                     

 

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