極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

太陽とカサゴ

2010年02月26日 | 贈与経済

 

母からの ブザー鳴る毎 吠えるシェル きみが疲れに 激しさを増し

■ 

【木質粉体噴霧ノズル】

イメージ ID=000003

ひとつのことを考え出すと次々と展開し収拾着かな
くなる。木質バイオマス微細粉の件もそうなんだが
ノズル供給が出来ないか、ディーゼルエンジンオイ
ルの噴霧と同様に微細粉と空気に変えられないかと
思案する。こだわりがノズルだけにあるのでは勿論
ない。「水分量などの木質特性」×「微細化による
表面エネルギ」×「気化燃焼条件」→「燃焼効率」
の最適化にある(『鱸とエネルギー争奪の幕引き』)。
つまり、タール障害の無化が目標にある。

※特許:P1997-103715「粉体噴霧塗装用噴射装置」

イメージ ID=000004

【符号の説明】

2 粉体管
6 圧搾空気管
12 第1の導管部分
14 第1圧搾空気導管
26 第1の圧搾空気接続手段
30 中間部片
32、232 上流前方端部片
38 通路オリフィス
46 噴射導管
50 噴射真空室
60 中央軸腺
62、64、72、74、88、62、64、68、272 、308 導管部分
65、265 噴射ノズル
66 ノズルオリフィス
68 吸引導管
70 端部片外面
82 流動化本体


  Richard Payne Knight

Sun la mia vita 太陽は吾が命

 phallus

太陽を意識することは、わたしとわたしたちの宇宙
を意識することがはじまり、わたしたちと太陽の生
と死のその先に「神」を産みだした
。太陽は銀河系
の恒星の一つ。太陽系の中心で、太陽系の全質量の
99%以上を太陽が占める。主系列星で、スペクトル
型はG2V(黄色)。推測年齢は約46億年。天の川銀
河の中心から太陽までの距離は約2万8千光年。地球
から太陽までの平均距離は約1億5000万km。太陽は
ほぼ完全球体で、扁平率は0.01%以下。

Sun in X-Ray.png

太陽半径を太陽中心から光球までの距離として定義
する。光球には温度の低い太陽黒点が存在する。光
球より上層の、光の透過性の高い部分が太陽大気。
太陽大気の上層部は太陽風が吹き出しオーロラの原
因となる。太陽の中心は2,500億気圧、密度が1.56×
105 kg/m3
(およそ水の150倍)、温度は1,500K
達し、熱核融合反応により水素がヘリウムに変換。
1秒当たりでは約 3.6 ×1038個の陽子(水素原子核)
がヘリウム原子核に変化し、1秒間に430万トンの質
量が3.8×1026 Jのエネルギー(TNT火薬換算で9.1×
1016
トンに相当する)に変換されている。

 

このエネルギーの大部分はガンマ線に変わり、一部
がニュートリノに変わる。ガンマ線は周囲のプラズ
マと相互作用しながら次第に「穏やかな」電磁波に
変換され、数10万年かけて太陽表面にまで達し、宇
宙空間に放出される。一方、ニュートリノは物質と
の反応率が非常に低いため、太陽内部で物質と相互
作用することなく宇宙空間に放出される。太陽ニュ
ートリノの観測は、太陽中心部の熱核融合反応を知
る有効な手段。核の大きさは約0.2太陽半径である。



太陽は鉄や金、ウランといった重元素が太陽系に多
く存在し、これらの重元素の成因は、質量の大きな
高温の星の内部で元素合成による過程が最も可能性
が高い、過去の超新星の残骸の星間物質から作られ
第2世代の星であると考えられている。中心核で
は熱核融合により水素原子4個がヘリウム原子1個
に変換されるために圧力が僅かに下がり、それを補
うために中心部は収縮し温度が上がる。その結果核
融合反応の効率が上昇し、明るさを増していく
。45
億年前(太陽誕生から1億年後)に主系列星の段階
に入った太陽は、現在までに30%ほど明るさを増し
てきたとされる。主系列段階の末期には現在の2倍
ほど明るくなると予想されている。



太陽は超新星爆発を起こすのに十分なほど質量が大
きくない。20世紀末~21世紀初頭の研究では太陽の
主系列段階は約109億年続くとされており、63億年
後には中心核で燃料となる水素が消費し尽くされ、
中心核ではなくその周囲で水素の核融合が始まると
される
。その結果、重力により収縮しようとする力
と核融合反応により膨張しようとする力のバランス
が崩れ、太陽は膨張を開始して赤色巨星の段階に入
る。外層は現在の170倍程度にまで膨張し、核融合反
応の起きていない中心核は収縮を続ける。この時点
で水星と金星は太陽に飲み込まれ、消滅していると
予想される。

 proton-proton chain reaction

76億年後には中心核の温度は約3億Kまで上昇し、ヘ
リウムの燃焼が始まる。すると太陽は主系列時代の
ような力のバランスを取り戻し、現在の11~19倍程
度にまで一旦小さくなる。しかし水素とヘリウムが
2層構造で燃え続け、燃費は悪くその安定した時期
は1億年程度しか続かない。やがて中心核がヘリウム
の燃えかすの炭素や酸素で満たされると、水素とヘ
リウムの2層燃焼が外層部へと移動し、太陽は再び
膨張を開始する。最終的に太陽は現在の200倍にまで
巨大化し、膨張した外層は、現在の地球軌道近く達
する


CNOサイクル

かつては地球も太陽に飲み込まれるか蒸発してしま
うと予測されていたが、20世紀末~21世紀初頭の研
究では赤色巨星段階の初期に起こる質量放出によっ
て惑星の公転軌道が、外側に移動するため、地球が
太陽に飲み込まれることはないされ。赤色巨星の段
階に続いて太陽は脈動変光星へと進化し、これによ
って外層の物質が放出されて惑星状星雲を作る。そ
の後、太陽は白色矮星となり、何10億年にもわたり
冷えていくとされる。

Projected timeline of the Sun's life.

太陽光として太陽から放出された光は、地球軌道付
近で約1.37kW/m2(太陽定数)のエネルギーを持つ。
これが地球軌道上の人工衛星が受光できるエネルギ
ーとなる。光子の数にして1平方メートル・秒あた
6×1021個(十垓個)以上になる。エックス線は
殆どが大気で遮断される。また有害な紫外線も成層
圏のオゾン層で90%以上がカットされる。可視光線、
赤外光も、大気圏中での反射・散乱・吸収などによ
り平均4割強が減衰し地上に到達する。大気を通過
する距離が変わるため、地上の各地点で受光できる
エネルギー密度は緯度や季節、時刻に従って変化す
る。日本付近では最大約1kW/m2のエネルギーとなる。
                             

Sebastiscus marmoratus by OpenCage.jpg

【かさごは美味い?

カサゴ Sebastiscus marmoratus (笠子・瘡魚)は、カ
サゴ目フサカサゴ科に属する魚類。日本近海を含む
太平洋西部の暖海域に分布し、沿岸の岩礁や海中林
などに生息する。和名は、頭部が大きく、笠をかぶ
っているように見えることから起こった俗称「笠子」
に由来すると考えられている。尚、「笠子」と「瘡
魚」は漢字表記としてともに存在する。日本の方言
名には、関西地方の「がしら」「がし」、山陰地方
(鳥取・島根)の「ぼっか」、島根の「ぼっこう」、
岡山の「あかめばる(赤眼張)」「あかちん」、四
国徳島の「ががね」、瀬戸内海西部沿岸地方(広島・
愛媛など)の「ほご」、九州は宮崎の「ががら」「
ほご」、および、熊本・鹿児島の「あらかぶ」「が
らかぶ」「がぶ」などがある。カサゴおよびその近



縁の魚は、身は脂が乗っている割に身の締まってい
る白身で美味で、和・洋ともにさまざまな料理に使
われる。和食では鍋料理・潮汁・味噌汁・煮付けと
いった汁ものや塩焼きが好まれ、小振りであれば唐
揚げとしても多く食される。また、頭が大きく歩留
まりこそ悪いが刺身や握り寿司にもされ、美味であ
る。洋食であればブイヤベースやアクアパッツァな
ど。近年発表された研究結果によれば、その身には
タウリンが豊富に含まれ、夏バテ防止に高い効果が
期待できるという。なるほど、かさごの早寿司はそ
れほど美味いのかと感心している。

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