くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

シパダンへ帰る9月(4)2012/9/25シパダン

2012-10-11 14:17:22 |  ダイビング
1本目は、ミッドリーフ。
コーラルガーデン、ホワイトチップアヴェニュー、ミッドリーフまでのカベは同じ!という、ざっくりぶりで、ブリーフィングなし。

今朝も南国気分が盛り上がらない空。



1st Dive Mid Reef
ミッドリーフのランドマーク(?)ジャイアントクラムではない場所でエントリー。
リーちゃんが唯一教えてくれたもの。
ツノザヤウミウシ。


オドリの家をさがしてまわるが、なかなかいない。
いるのは、ヤマブキハゼ、ニチリンダテハゼ、ヒレフリサンカクハゼばかり・・・
いちおう、ニチリンダテハゼに寄ってみる。


ここも浅瀬のエダサンゴは、むぎゅっとぎっしりな感じ。


母船に帰って朝食。


2nd Dive Barracuda Point
いつもと同じ、バラクーダポイント。
浅くても、アケボノはいるけれど、深い方で、アケボノを見たりしながらすすんでいくと・・・


きょうもタンクがカン!と鳴る音。
リーフ上にバラクーダが現れた。


なーんだ、小さい群れだなぁ・・・と思いながら、たなの上に浮上。
みんなダイコン鳴ってんのに、浮上早いなぁ。
砂地にたどり着くと、別の方向からも、バラクーダの小群れがやってきた。


やがてみんなでちゃんぷるー、トルネードの出来上がり。


やっぱり、バラクーダは、縦長の群れに限る!


3rd Dive Barracuda Point
バラクーダポイントに1日何度潜ろうと異存はない。
またまた、お約束のギンガメから。


少し沈むと、ジェリーがホホスジタルミの幼魚を紹介。
毎ダイブ、何かを紹介されると、同じボートの熟年夫婦が延々と占有してしまい、他のみんなは、被写体とむきあえないという、いらっちんぐ症候群。
ジェリーが、となりのムチヤギにもいると教えてくれるが、最初の方が小さくてかわいい。
でも、でかめのお子様には、奥様が突進して、結局どちらにもしっかりとは寄れなかった・・・


クリーニングステーションのロック・・・。
ヒーリングステーションなのか?


きょうも、複数のアオウミガメがクリーニング。



ロックの下では、同じカメなのに、クリーニングには関心なく、わき目もふらずに食事中のタイマイ。



痛そうなナマコにナマコカクレエビ。


バラクーダはいなかった。
そういえば、まだ、Bumpheadsを見ていない。

あした早くも下船の3名さまは、この3本目でダイビング終了。
うち2名は、被写体から離れないKY熟年夫婦で、浮上の合図にも従わず、いつまでも上がって来ない困った人たちなので、ほっとする。
リーちゃんも、数日間のホリデーでKKへ帰るそうで、ダイビング終了。
この船に耐えて、ダイブマスターをやっていけるのかなぁ。
次に来たときは、いない気がして仕方ない。


4th Dive Hanging Gardens
ランチ後は、ハンギングガーデン。
クリスチーナがブリーフィングで、先日、ハンマーヘッドが出た、それも、グレートハンマーヘッドで、クリスチーナとトムとジェリーを3人たしたよりも大きかったと言っていた。
ふーん。水中では物体は25%大きく見えるのさ。
ハンギングガーデンでは、去年のGWでおひとりさまハンマー見たから、ごくたまに会えるんだろうな。
グレートおひとりさまより、スカロプッドぎょーさんの方がえーわー、なんてひねくれたことを、考えてながらエントリー。

ハンマー、それも群れが出るとしたら、バラクーダポイントかスタッグホーンクレスト。
それ以外のポイントでは、無欲でいるときに偶然出るってパターンはありでも、期待して潜ったらダメとわかっている。
前はよく、それこそ、コーラルガーデンからタートルパッチの外洋でも、1~2匹、すれちがうことはあった。
友だちなんかは、ドロップオフでのサンセットでも、出くわしたことがある。
どのポイントにだって、可能性はあるのだ。
ただ、いつも、ハンマーのことなんて、考えてもいないときの、無欲の勝利だ。
ジェリーの千里眼があれば、別に私が必至になって、濃紺の深場を凝視しなくたってよいのだとは思う。
でも、今のハンギングガーデンのカベには、撮りたいものもたいして見当たらないし、ついつい中層を漂い、暗い世界ばかりを見つめてしまう。
案の定きょうは、ハンマー出てこい、とギラギラしていたからダメ。
ハンマーをあきらめ、浮上し、浅瀬の竜宮城を楽しんでいると、ジェリーはどんどん浅瀬にすすんでゆく。
ダイバーも、みんなついてゆく。
昔のボルネオタイバーズなら、とうにイエローを超え、レッドカードで上がれ、という浅さ。
ジェリーは、必死にサンゴにからまった、釣り糸を回収していて、その釣り糸に導かれるまま、どんどん浅瀬に進入してゆく。
やがて、サンゴの群生もきれ、砂地。
もう背が立つので、顔を出すと、昔はよく歩いた景色。


無事、釣り糸とリールを回収し、また沖に戻ってエキジット。
釣り糸は、たぶん、どっかのボートマンのしわざとのこと。
けしからん。


5th Dive Paradise
マブールに着く時間から、きょうもナイトと言われていた。
ジェリーボートからは、私たち以外には、誰も5本目に参加する人がいないので、サンセットを懇願。
だめそうね、と思っていたが、マーブルに着いたら、即ドボン。
クリスチーナボートはナイト。

ポイントはどこ?と聞いても、「パラダイス」としか答えない。
1とも2とも言わない。
本当に、ニシキテグリ事情はよくないらしく、リーフ側ではなく、砂漠に着底。
17時40分すぎで、もう、水中はかなり暗い。
またまたライトをちゃちゃっと照らすだけで、もれなく何かを見つけるジェリー。
まさにダイブガイドは天職といえよう。

いろいろ見せてもらっても、暗いから、コンデジじゃピンがあわないうちに、みんな動いちゃうし、ハレーション起こすし、残念な感じ。

ヨウジウオ


なんとかミノカサゴ。このロックには、いっぱいくっついていた。


眠そうなところ、ディスターブしてごめんなさい。シパダンに引っ越しなよ・・・


「海底あるある」の海馬王子。


ウミスズメ系。


トウアカと似ているけれど、頭がアカくない。


ミニミニカエルウアンコウは、このダイビングで一番のお気に入りだけど、残念ながらハレーション。


デコラなのは、スコーピオン?


ミナミホタテウミヘビにしては黒目がち。


これまたカサゴ


なになに系としかわからない生物のオンパレード。
あしたもサンセットで潜りたいなあ。
あっという間に、ダイビング2日めが終わり、ビア&ディナータイム。
明日は早くも中日。
コメント
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