きのうのいい余韻の中での二日目の目覚めは、まぶしすぎる
長崎の朝の陽ざしだった。
このホテルは、海のそばにあるのだが、一列奥まっている
ために海は見えない。窓を開ければ隣のビルの窓という
悲惨な景観ではあったが、それに代わるいいところも
多々あったのである。
朝食だけの宿泊の予約なので、朝食チケットを持って
一階のレストランへ行って朝食をとった。このレストランの
案内係ともいうべき女性がなかなか素敵だったのだ。
女性の年齢を察するのはちとはばかれるところであるが、
おそらく30代半ばというところでありましょうか。終始笑みを絶やさず、
テキパキではあるが、さりげなく、席案内、満員での状況説明等、
接客をさばくのである。
朝一番にこの笑顔に会うと、いいスタートの一日が迎えられようと
いうものである。それに、どこにでもあるバイキング方式ではあったが、
和洋どちらも、心のこもったいい味だったのだ。お蔭で朝から
ちょっと食べ過ぎてしまったではないか。(笑)
AM11時とちょっと太陽が昇りすぎてはいたが、すぐ近くに海の
見渡せる公園があると聞いて出かけてみた。
5分程歩いていくと、すぐに目の前に海が広がってくる。
長崎港である。この公園の縁はグルリと海に面しているので、
その縁ぎりぎりを波音を聞きつつ歩いてみた。
30分ほど歩いたところで、釣りをしているおじさんがいた。
大きめのクーラーボックスに腰かけて竿を2本出している。
「おじさん、なんか釣れました?」と聞くと、「な~んも釣れんね~」と嘆き節だ。
「向こうじゃコノシロが入れ食いじゃったばってんね~」「コノシロ入れ食い!」
わたしはこのことに驚いた。
「20か30入っとるやろうね」と言うと座っていたクーラーボックスを
開けてくれた。「ゲッ!」大きいコノシロがびっしり詰まっているではないか。
「あんまり入れ食いで面白うなかけんこっちに来たっさ」と長崎弁で
こともなげに言う。このぐらいのコノシロを持って行けば寿司屋はさぞや
喜ぶだろうに…などと俗なことを思い浮かべつつおじさんを後にしたのだった。
この日は、そのまま海辺にある「でじま朝いち」というところで、長崎の
魚の昼食をとり、夜は身内と義母、運転してくれた義妹と4人で
再びこの「でじま朝一」で呑んでまた魚を食べたのだった。
長崎の夕日はなかなか沈まず、朝日のようにまぶしい夕日だった。
長崎の朝の陽ざしだった。
このホテルは、海のそばにあるのだが、一列奥まっている
ために海は見えない。窓を開ければ隣のビルの窓という
悲惨な景観ではあったが、それに代わるいいところも
多々あったのである。
朝食だけの宿泊の予約なので、朝食チケットを持って
一階のレストランへ行って朝食をとった。このレストランの
案内係ともいうべき女性がなかなか素敵だったのだ。
女性の年齢を察するのはちとはばかれるところであるが、
おそらく30代半ばというところでありましょうか。終始笑みを絶やさず、
テキパキではあるが、さりげなく、席案内、満員での状況説明等、
接客をさばくのである。
朝一番にこの笑顔に会うと、いいスタートの一日が迎えられようと
いうものである。それに、どこにでもあるバイキング方式ではあったが、
和洋どちらも、心のこもったいい味だったのだ。お蔭で朝から
ちょっと食べ過ぎてしまったではないか。(笑)
AM11時とちょっと太陽が昇りすぎてはいたが、すぐ近くに海の
見渡せる公園があると聞いて出かけてみた。
5分程歩いていくと、すぐに目の前に海が広がってくる。
長崎港である。この公園の縁はグルリと海に面しているので、
その縁ぎりぎりを波音を聞きつつ歩いてみた。
30分ほど歩いたところで、釣りをしているおじさんがいた。
大きめのクーラーボックスに腰かけて竿を2本出している。
「おじさん、なんか釣れました?」と聞くと、「な~んも釣れんね~」と嘆き節だ。
「向こうじゃコノシロが入れ食いじゃったばってんね~」「コノシロ入れ食い!」
わたしはこのことに驚いた。
「20か30入っとるやろうね」と言うと座っていたクーラーボックスを
開けてくれた。「ゲッ!」大きいコノシロがびっしり詰まっているではないか。
「あんまり入れ食いで面白うなかけんこっちに来たっさ」と長崎弁で
こともなげに言う。このぐらいのコノシロを持って行けば寿司屋はさぞや
喜ぶだろうに…などと俗なことを思い浮かべつつおじさんを後にしたのだった。
この日は、そのまま海辺にある「でじま朝いち」というところで、長崎の
魚の昼食をとり、夜は身内と義母、運転してくれた義妹と4人で
再びこの「でじま朝一」で呑んでまた魚を食べたのだった。
長崎の夕日はなかなか沈まず、朝日のようにまぶしい夕日だった。