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ぽかぽか春庭「縄文のヴィーナス in 山形県立博物館」

2014-10-08 00:00:01 | エッセイ、コラム
20141008
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記秋の小さな旅(4)縄文のヴィーナスin山形県立博物館

 山形市霞城公園内にある済生館の見学が今回の主な目的です。でも自転車で大手門を入っていくと、まず目についたのは、県立博物館前に立つ、縄文のヴィーナス。
 夏に江戸東京博物館の「発掘された考古学展2014」を息子と見たときも、土偶の展示がいちばん好きでした。
 縄文のヴィーナスと呼ばれる土偶は何点かあるのですが、山形のヴィーナスは、江戸東京には展示してありませんでした。見たかったヴィーナスに会えました。

 山形県立博物館の入口前には、目玉展示品「縄文のヴィーナス」のパネル写真がお出迎え。まずは、ヴィーナス対決で一枚パチリ。縄文ヴィーナスvs自分史的ヴィーナス。え、誰とだれがヴィーナスやて?そりゃむろん、自分自身がヴィーナスだって思っている人がヴィーナスなのです。山形の縄文ヴィーナスだって、1989年に西ノ前遺跡から発掘されて長い眠りから覚めたとき、自分のこと、ヴィーナスと呼ばれるとは思ってもみなかったでしょう。



 土偶は小さな像が多いですが、山形のヴィーナスは高さ45cmで、国内では最大級の土偶です。2012年に国宝指定を受けていますから、その美しさは認定済みです。
 美しいなあと、見とれました。土偶は、豊穣のまじないなのか、死者の副葬品なのかも、まだ論争中。でもとにかく、豊穣を表す胸も、優美なおしりも、豊作まちがいないの美しさでした。縄文人たちは、栗やクルミの木を育て、雑穀を栽培していたということです。川での魚もごちそうだったことでしょう。



 ヴィーナス対決、、、、うん、私の胸とお尻じゃ豊作は期待できません。私の貧乳では冷害やら日照りやら、、、ヴィーナス対決、今日のところは、勝ちをゆずっておきましょう。


 霞城公園内で済生館の見学を終えて、市内の繁華街を通ると、街中のあちこちで、ストリートパフォーマンスが展開中でした。ストリートシンガー、ストリートダンサー、マジック、などなど。市民、セミプロ、プロ入り乱れてのアートフェスティバルが行われていました。

 私は、知的障害の人々のダンスパフォーマンスを見ました。
 ダンス技術はむろん上手ではないけれど、参加者が心からダンスを楽しんでいることがよくわかるパフォーイングでした。こんなふうに、だれでも楽しめるダンス、いいと思います。もう何曲か見ていきたかったけれど、建物めぐりもいろいろ行きたいところがあるので、、、
 指導の先生は「この子たちが、自分なりの感性で体を動かしているところを見てください」と曲目紹介で語っていました。



 地図を見ながら迷ってしまう私なのですが、今回は、迷って入り込んだ小道に、すてきな建物を見つけたりしながら、自転車散歩を楽しむことができました。
 市内のあちらこちらで写真を撮っていたら、カメラ充電切れ。駅前Docomoショップで充電することになったのですが、充電に1時間かかるといわれました。

 そうすると、今日中に米沢へ行くのは少し遅くなるだろうし、米沢でまたホテル探しをする気力がなくなりました。日曜日の夜はもう、どのホテルもスキスキのはずです。各種学会参加者も帰っちゃったろうし。土曜日の夜に泊めてくれたソーレインホテルズにお礼のもう一泊することにしました。

 平日夜で、会員価格一泊3800円。安っ!狭いしサービス悪いけれど、この価格じゃ文句言えない。
 山形2泊目も、ソッコー寝付く。2泊目はエアコンつきの部屋でしたが、別段エアコンいらなかった。

<つづく> 
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