20141022
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>芸術の秋(4)若い力のコンサート
9月、10月も楽しいコンサートにお出かけしました。9月はオペラサークルの参加者たちが若手音楽家を支援する手作りコンサート。10月は、小学生中学生高校生による吹奏楽とオーケストラ。どちらも若いエネルギーにあふれた演奏でした。
9月21日、ジャズダンス仲間達と、午後の部&夜の部のおでかけをしました。午後の部はクラシックコンサート。夜の部は「神楽坂散策」です。
午後の部のコンサートは、「手作りコンサート 」と名付けられた小さなホールの小さな音楽会。オペラアリアを学ぶサークルメンバーが、知り合いの若手音楽家を招き、発表の場を作るとともに、チケット売り上げを自分たちのオペラ練習サークルの活動資金にするという催しを、長年続けています。今回はピアノとバイオリンです。於:王子中央校学校STEPホール。
T子さんは、私が所属しているジャズダンスサークルの仲間だったけれど、けがをしてダンスはあきらめてしまいました。今は、オペラアリア練習、合唱サークル、図書館で子ども達にお話を読み聞かせするお話サークルなどの活動を続けています。
T子さんは、けがをしてからも1年以上、練習には参加できないのに「休会費」として活動費をダンスサークルに納入し続けてくれたので、そのお礼の意味もあって、チケット購入しています。T子さんの好意で「会員価格2000円」にしてもらうので、ほんとうにささやかな協力ですけれど。
曲目は「赤とんぼ」、モーツァルトの「きらきら星変奏曲」など、おなじみの曲が続き、とても楽しい「手作りコンサート」でした。
10月13日(月・祝)には、「輝く☆未来の星コンサート」というコンサートに出かけました。於;北とぴあ・さくらホール

滝野川紅葉中学校吹奏楽部は、5月には銀座の柳祭りに出演するなど、吹奏楽の活動で活躍している区立中学校です。今年の中学生吹奏楽地区大会では、惜しくも銀賞受賞で、都大会への出場は「来年がんばろう」ということになりました。
演奏曲は、スッペの「スペードの女王序曲」。思った以上に上手でした。でも、全国大会出場のためには、まだまだいくつものハードルを越えなければならぬ。たいへんだなあ。
中学生吹奏楽の全国コンクールは、10月25日に名古屋で行われます。出場校は最後の仕上げで練習していることと思います。中学生といっても、ほんとうに高レベルの演奏です。
小学生の出演は、桐ケ丘郷小学校吹奏楽部。今年金管バンドから吹奏楽に編成替えをしたばかり、ということでしたが、小学生らしい元気な演奏。ラバンバなどを演奏しました。
高校生の出演は、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校。ゲイコーと呼ばれるこの高校は、全国から将来有望な音楽家の卵が集まる高校ですから、全員がとびきりの演奏技術を持っています。1学年40人の卒業生のほとんどが、付属の東京芸術大学音楽学部に進学します。
10月13日は、高関健指揮で、合唱ミサ・ブレヴィス ハ長調 《雀ミサ》 K.220(196b) (作曲:W.A. モーツァルト)と、交響曲第8番 ト長調 作品88 (作曲:A. ドヴォルジャーク)を演奏しました。
合唱も交響曲も、高校生というイメージでは括れない、プロ並みの音を出し、さすがの演奏でした。
「輝く☆未来の星コンサート」を終えて帰宅すると、娘と息子が、「NHK全国中学生合唱大会」のテレビ放映を見ていました。私は、小学生合唱大会関東大会の中継録画が放映されたときに見ました。しかし、10月13日の全国中学校合唱大会のテレビ放映は、「輝く☆未来の星コンサート」と重なってしまったので、見ることをあきらめたのです。最後の大合唱の部分だけ、娘息子といっしょに見ることができました。
娘と息子は、「来年の課題曲作曲者がだれになるか」の予想を楽しみに見ていたのです。去年は、「2014年の課題曲作曲者は、エグザイルが選ばれる」という予想がぴたりと当たって、大喜びしていました。人気とNHK好みであるかどうか、とか、いろいろな要素から推理するのが楽しいんだそうです。
2014年の課題曲。中学生の部「桜の季節」は、エグザイルの佐藤君の作詞作曲。作詞ATSUSHI作曲ATSUSHI&マシコタツロウ編曲:加藤昌則
でも、2015年大会の課題曲作曲者はSEKAI NO OWARI。娘は「ウッ、そうきたか。あ~ん、予想できたはずなのに、はずした」と、残念がる。私の合唱の楽しみ方とはちがう楽しみ方ですが、まあいいでしょう。
50年以上前の昔話になりますが、私は、小学校2年生から中学校3年生まで、毎年NHK音楽コンクールに参加してきました。毎年市内大会では選抜され、北毛地区大会に出場。でも北毛大会では負けて県大会には出場できず、という結果が繰り返され、全国大会なんて夢のまた夢でした。だから、テレビ放映で全国大会なんぞ見ていると、この子たちがどれほど熱心に練習してきたのかと、涙なくして聞いていられないほどです。
音楽を楽しむ小中学生高校生。ゲーコーのように、全員がプロの音楽家になる、という学校ではなくても、よい指導者に恵まれて、音楽を楽しむ子ども達がすこやかに育っていってほしいと願いつつ、最後の課題曲「ピース」の合同合唱を聴きました。
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>芸術の秋(4)若い力のコンサート
9月、10月も楽しいコンサートにお出かけしました。9月はオペラサークルの参加者たちが若手音楽家を支援する手作りコンサート。10月は、小学生中学生高校生による吹奏楽とオーケストラ。どちらも若いエネルギーにあふれた演奏でした。
9月21日、ジャズダンス仲間達と、午後の部&夜の部のおでかけをしました。午後の部はクラシックコンサート。夜の部は「神楽坂散策」です。
午後の部のコンサートは、「手作りコンサート 」と名付けられた小さなホールの小さな音楽会。オペラアリアを学ぶサークルメンバーが、知り合いの若手音楽家を招き、発表の場を作るとともに、チケット売り上げを自分たちのオペラ練習サークルの活動資金にするという催しを、長年続けています。今回はピアノとバイオリンです。於:王子中央校学校STEPホール。
T子さんは、私が所属しているジャズダンスサークルの仲間だったけれど、けがをしてダンスはあきらめてしまいました。今は、オペラアリア練習、合唱サークル、図書館で子ども達にお話を読み聞かせするお話サークルなどの活動を続けています。
T子さんは、けがをしてからも1年以上、練習には参加できないのに「休会費」として活動費をダンスサークルに納入し続けてくれたので、そのお礼の意味もあって、チケット購入しています。T子さんの好意で「会員価格2000円」にしてもらうので、ほんとうにささやかな協力ですけれど。
曲目は「赤とんぼ」、モーツァルトの「きらきら星変奏曲」など、おなじみの曲が続き、とても楽しい「手作りコンサート」でした。
10月13日(月・祝)には、「輝く☆未来の星コンサート」というコンサートに出かけました。於;北とぴあ・さくらホール

滝野川紅葉中学校吹奏楽部は、5月には銀座の柳祭りに出演するなど、吹奏楽の活動で活躍している区立中学校です。今年の中学生吹奏楽地区大会では、惜しくも銀賞受賞で、都大会への出場は「来年がんばろう」ということになりました。
演奏曲は、スッペの「スペードの女王序曲」。思った以上に上手でした。でも、全国大会出場のためには、まだまだいくつものハードルを越えなければならぬ。たいへんだなあ。
中学生吹奏楽の全国コンクールは、10月25日に名古屋で行われます。出場校は最後の仕上げで練習していることと思います。中学生といっても、ほんとうに高レベルの演奏です。
小学生の出演は、桐ケ丘郷小学校吹奏楽部。今年金管バンドから吹奏楽に編成替えをしたばかり、ということでしたが、小学生らしい元気な演奏。ラバンバなどを演奏しました。
高校生の出演は、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校。ゲイコーと呼ばれるこの高校は、全国から将来有望な音楽家の卵が集まる高校ですから、全員がとびきりの演奏技術を持っています。1学年40人の卒業生のほとんどが、付属の東京芸術大学音楽学部に進学します。
10月13日は、高関健指揮で、合唱ミサ・ブレヴィス ハ長調 《雀ミサ》 K.220(196b) (作曲:W.A. モーツァルト)と、交響曲第8番 ト長調 作品88 (作曲:A. ドヴォルジャーク)を演奏しました。
合唱も交響曲も、高校生というイメージでは括れない、プロ並みの音を出し、さすがの演奏でした。
「輝く☆未来の星コンサート」を終えて帰宅すると、娘と息子が、「NHK全国中学生合唱大会」のテレビ放映を見ていました。私は、小学生合唱大会関東大会の中継録画が放映されたときに見ました。しかし、10月13日の全国中学校合唱大会のテレビ放映は、「輝く☆未来の星コンサート」と重なってしまったので、見ることをあきらめたのです。最後の大合唱の部分だけ、娘息子といっしょに見ることができました。
娘と息子は、「来年の課題曲作曲者がだれになるか」の予想を楽しみに見ていたのです。去年は、「2014年の課題曲作曲者は、エグザイルが選ばれる」という予想がぴたりと当たって、大喜びしていました。人気とNHK好みであるかどうか、とか、いろいろな要素から推理するのが楽しいんだそうです。
2014年の課題曲。中学生の部「桜の季節」は、エグザイルの佐藤君の作詞作曲。作詞ATSUSHI作曲ATSUSHI&マシコタツロウ編曲:加藤昌則
でも、2015年大会の課題曲作曲者はSEKAI NO OWARI。娘は「ウッ、そうきたか。あ~ん、予想できたはずなのに、はずした」と、残念がる。私の合唱の楽しみ方とはちがう楽しみ方ですが、まあいいでしょう。
50年以上前の昔話になりますが、私は、小学校2年生から中学校3年生まで、毎年NHK音楽コンクールに参加してきました。毎年市内大会では選抜され、北毛地区大会に出場。でも北毛大会では負けて県大会には出場できず、という結果が繰り返され、全国大会なんて夢のまた夢でした。だから、テレビ放映で全国大会なんぞ見ていると、この子たちがどれほど熱心に練習してきたのかと、涙なくして聞いていられないほどです。
音楽を楽しむ小中学生高校生。ゲーコーのように、全員がプロの音楽家になる、という学校ではなくても、よい指導者に恵まれて、音楽を楽しむ子ども達がすこやかに育っていってほしいと願いつつ、最後の課題曲「ピース」の合同合唱を聴きました。
<つづく>