20141025
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記芸術の秋(6)ウフィツィ美術館
10月15日の午前中、上野へ行きました。水曜日午前中出講のの授業が「体育の日と振り替え」になったからです。大学の授業は、「各曜日半年で15回の授業をすること」という文科省のお達しが出て以後、月曜日ばかり授業数が少なくなるのを防ぐために、ときどき休日の入れ替えをして、月曜日の授業を確保しているのです。
あまりお天気はよくなかったのですが、上野の東京都美術館に行きました。
9時半開館なので、9時半ちょうどくらいに着いたのですが、すでに長蛇の列。東京近辺の高齢者がこぞって集まったかと思える婆さんじいさんの列。第三水曜日は65歳以上は無料観覧できる日だったのです。
他の美術館博物館では常設展のみ無料観覧、特別展は特別展のチケットを買わなければならないのに、東京都美術館は常設展がないので、特別展が無料になるのです。あらまあ、ありがたいこと。私、無料観覧できるようになりましたので。
地下1階のエントランスで係の人に保険証を見せて入場。まずは、2階へ。たいていの人は、入場入り口の地下1階から見ていくので、2階に達した人はまだ少ないはず。
2階はまだそれほど押すな押すな状態ではなく、ゆったり見られました。
イタリアのウフィツィ美術館。メディチ家歴代の肖像画、キリスト教美術が並んでいました。
エレベーターで地下1階に戻り、人の間間をぬって、人だかりの少ない絵を見ていきます。今回は、これぞウフィツィという目玉の絵はありませんでした。
鑑賞眼のない私、聖母子像を見れば、西洋人の描く幼子、どうしてどれもこれもかわいらしい男の子がいないのか、と思います。幼子洗礼者ヨハネのほうはたまにかわいい子がいるけれど、幼いイエスで「あ、この子かわいい」と思える子どもに出会ったことがない。
「かわいい」の基準がちがうのかもしれません。マリアはたいてい美人だけれど。
午前中たのしく「無料観覧」をして、午後の授業に向かいました。絵についてのリポートはまたのちほど。
<つづく>