
20150506
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>新緑散歩(2)東御苑の藤
世間様がゴールデンウイークに突入したという4月29日も、土曜日5月2日もまじめに仕事に励みました。ちょっとは英気を養わねばとて、4月30日は恒例の新緑散歩。15000歩ほどのおひとり様歩き、足は疲れたけれど楽しかったです。
東御苑の北詰橋門から入り、天守台の横を通って汐見坂を下り、東御苑へ。
汐見坂を下る

東御苑は新緑が美しく、皐月つつじが色鮮やか。また、池のほとりの藤が盛りでした。庭を持つことができない集合住宅暮らしですが、ちょっと足を伸ばせば都会の真ん中に武蔵野の雑木林を保存している公園を歩くことができてありがたいです。
新緑の東御苑雑木林

諏訪の茶屋

諏訪の茶屋前のぼたん、シャガ、皐月、つつじ






池のほとりの藤


外国人観光客もたくさんいて、それぞれに東京の散歩を楽しんでいるようすを見て、こちらもなごみました。
韓国語を話すおばさんたち一団と、日本語のおばさんたちが藤の下でなごやかに写真を取り合っているので、いっしょの一行かと思ったら、藤の下でひととき交歓していた旅行客同士でした。しばしワイワイしていて、別々に分かれていきました。こんなふうに知らない同士が花の下で仲良しになれるのに、どうも国と国同士だとぎくしゃくしてしまうのですね。

すくすく孟宗竹も伸びていました。

ほんとうはもっと緑の中をゆっくりゆったりして、芝生広場でお昼寝くらいしたいのですが、今回は、招待券をもらった近代美術館の片岡珠子展と、改築のため5月17日から数年の間閉館となるというブリジストン美術館を見るのがメインイベントなので、皇居東御苑は花を見ながらの通り抜け。三の丸尚蔵館も見学して、大手町へでました。
<つづく>