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ぽかぽか春庭「手作り母の日プレゼント」

2015-05-10 00:00:01 | エッセイ、コラム
20150510
ぽかぽか春庭日常茶飯辞典>新緑散歩(5)手作り母の日プレゼント

 娘のゴールデンウイークは「東急ハンズの手作りコーナー」参加です。
 さまざまな手工芸を楽しみ、できあがった作品をおばあちゃんと母に「母の日プレゼント」するのが、娘にとっては「正月やお盆より大事な行事」になっているのです。

 昨年は作ろうと希望したものの半分しかできなかったけれど、今年は「予定よりちょっと作りすぎた」と。予約申し込みをした作品のほか、予約なし飛び込みで参加できるものも作ったから。

 さをり織りのストール。おばあちゃんへの母の日プレゼントです。
 さをり織りは大阪で生まれた手織り手法のひとつ。考案者の城みさをさんは、1913年生まれ。みさをさんは、現在102歳でご存命。すごい!

 みさをさんの息子が織機の工夫をして、全国に手織り教室を普及させました。今回さをり織り指導をしてくれたのは、みさをさんのお孫さん。
 城みさをさん、1968~1972年のころ、簡便な手織物を楽しみたいと、さをり織りを考案しました。織り手の個性「差を織る」という意味で、常識や既成概念にとらわれず、自分の好きに織りたいように織る。
 姑は、長命女性にあやかりたい、というのが大好きなので、102歳の城みさをさん考案のさをり織り、ぴったりのプレゼントです。

以下、娘の作品。

さをり織りストール。ちょっと糸がつれたり織り順をまちがえたりしても、「それが個性」と指導を受けたのだって。


母の日のプレゼントは、仔牛革の小さなポーチ。毎度バッグの中をごそごそかき回して鍵やらメガネやら探している私のために、バッグの中に仕分け用のポーチを入れておくように作ってくれました。


小さなハンバーガーのバッグチャームと鳥のブローチ


父の日プレゼント用のペン立て。既成の陶器に絵柄をつけた作品です。


弟の日ってのはないけれど、弟にもマグカップの絵付けをしてきました。


娘自身がつかうものとして、革の財布。今まで使っていた自分の財布のほかに「おばあちゃんに頼まれた買い物用の財布」を分けたいから、作ったのだそうです。


 新宿高島屋のなかの手作り品材料店ユザワヤを覗いたら、エコバッグの絵付けもやっていたので、飛び入り参加したのだと。


 そのほか、「まわりの景色を取り込んで写す万華鏡」も作って、私にくれました。私、万華鏡を覗くのが好きなのです。「周りの景色が写るんだけれど、太陽を見てはいけません」というご注意があったそうです。はい、気をつけます。

 手作りを存分に楽しんできた娘。家では主に刺繍をやっています。でも、図案を考えたりするのは好きじゃなくて、純粋に手を動かしているのが好き。手芸家になるには、デザインセンスが必要だから、仕事にしたいとは思わない、と言います。さをり織りの教室にも誘われたけれど、1ヶ月の会費が1万円と聞いて「ムリムリ、貧乏なんだから」と、言っていました。
 貧乏でも、ゴールデンウイークの間は、材料費だけで楽しんだから、もう満足した、と。

 さをり織りのプレゼント、姑がよろこんでくれますように。

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20150510 20:30追加

 息子からのプレゼントは、10日夜の手渡し。タオルセットとカーネーションです。



<おわり>
コメント (6)
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