200151216
ぽかぽか春庭知恵の輪日記>2003三色七味日記12月(6)2003年のトカゲ娘
2003年三色七味日記再録を続けています。
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2003/12/20(土)
ジャパニーズアンドロメダシアター>トカゲの娘は夜に鳴く
娘は地理学科の合宿で熱海へ。
私は、娘と息子が「ぜったいそんなもの捨てろ」と言った賞味期限切れのアップルケーキを食べたら下痢になった。ばかみたい。一日寝ていたが、おなかが痛くて吐き気がして、下って、ほんとに懲りた。
夜中まで、ずっと痛かった。
それで、もう一度いくはずだった劇団パレットは見に行けなくなった。
昨日の夜、劇団パレット公演「トカゲの娘は夜に鳴く」を見に行った。トロワは、マダムの役。なかなかの貫禄で、サディストぶりがよかった。
しかし、日本語教師としては「番兵」を全員が「ばんへい」と発音していたのが妙に耳に残った。撥音の後ろのハ行音はP音になるのが日本語の発音。それが、こういうところから変っていくのか、と観察。
息子を連れて行くつもりだったが、息子は、午後演劇部の練習に飛び入り参加して、たっぷり発声や腹筋の練習をしたので、疲れたから、人の演劇見る余裕ない、と言い、土曜日にもう一度見に行くことにした。
しかし、おなかがいたいので、芝居見物どころではなく、金曜日の夜に差し入れもしたし、ま、いいか、と、寝ていた。
本日のうらみ:賞味期限は「美味しく食べられる期限」であって、「絶対に食べられないという意味ではない」という私の信念が裏切られた
2003/12/21(日)
日常茶飯事典>消去された日記
腹痛、少し回復する。でもまだ少し痛いので、レアチーズケーキを食べたほかは、林檎ジュースだけ。
12月の日記が消去されてしまったみたい。どこをさがしても、みあたらない。
一太郎の機能が悪くなって、「名前をつけて保存」という新規保存ができなくなった。それで、古いファイルをひっぱりだして、それにくっつけて上書き保存をしていたので、まちがえて、違うファイルと重ねてしまったらしい。
手書きとちがって、ここがワープロの悪いところ。思い出さそうとするけれど、半月まえのことなど、もういつ何をやっていたか、記憶はおぼろげになる。
だからこそ、日記は貴重。私は10年前の今日、何をやっていたか、確認することができる。でも、フロッピーがなにかの具合で保存したことが呼び出せなかったら。そう思うと、一度は紙に印刷した方がいいのかな、と思う。
わたしの生活、紙に記録しておかないといけないような価値のあるものではない。歴史上の人物でもないし、一字一文が貴重な文学者でもない。でも、私自身のために、私の生活の記録は貴重。
本日のうらみ:消えてしまった私の記録、思い出せないたいしたことのない日常生活
2003/12/22(月)
日常茶飯事典>十二宮の少女たち
まだ、具合があまりよくない。
ひつじからイラストを借りて、「十二宮の少女たち」を書く。「500色の色えんぴつ」のひとつひとつの色名にストーリーをつけていくつもりだったが、イラストがあれば、より楽しい。
老いの暇つぶし。楽しいあそび。
本日のからみ:色の名と、ひつじのイラストの雰囲気をからめて文章をひねりアゲルのがたのしい。いいからみ具合
<つづく>
~~~~~~~~~~~~
20151216
「とかげ娘は夜に鳴く」というタイトルの学生演劇、どんな内容だったか、すっかり忘れてしまいました。演劇が好きだから、学生から「先生、私たちの公演みてね」と、誘われるとひょこひょこ出かけていきます。
私の宿舎の部屋にはヤモリが住み着いていて、ときどき壁や天井を這っている姿を見かけるほか、夜になるとよく鳴きます。東京では聞いたこともなかったヤモリの鳴き声。とてもかわいらしいヒューヒューィという口笛のような鳴き声です。
沖縄のヤモリは、ケッケッと鳴くそうだし、トッケイトッケイと聞こえるという地方もあるそうなので、それに比べたら、口笛のようなヤンゴンのヤモリの鳴き声はひとり住まいの夜にやさしくひそやかな響きです。
ぽかぽか春庭知恵の輪日記>2003三色七味日記12月(6)2003年のトカゲ娘
2003年三色七味日記再録を続けています。
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2003/12/20(土)
ジャパニーズアンドロメダシアター>トカゲの娘は夜に鳴く
娘は地理学科の合宿で熱海へ。
私は、娘と息子が「ぜったいそんなもの捨てろ」と言った賞味期限切れのアップルケーキを食べたら下痢になった。ばかみたい。一日寝ていたが、おなかが痛くて吐き気がして、下って、ほんとに懲りた。
夜中まで、ずっと痛かった。
それで、もう一度いくはずだった劇団パレットは見に行けなくなった。
昨日の夜、劇団パレット公演「トカゲの娘は夜に鳴く」を見に行った。トロワは、マダムの役。なかなかの貫禄で、サディストぶりがよかった。
しかし、日本語教師としては「番兵」を全員が「ばんへい」と発音していたのが妙に耳に残った。撥音の後ろのハ行音はP音になるのが日本語の発音。それが、こういうところから変っていくのか、と観察。
息子を連れて行くつもりだったが、息子は、午後演劇部の練習に飛び入り参加して、たっぷり発声や腹筋の練習をしたので、疲れたから、人の演劇見る余裕ない、と言い、土曜日にもう一度見に行くことにした。
しかし、おなかがいたいので、芝居見物どころではなく、金曜日の夜に差し入れもしたし、ま、いいか、と、寝ていた。
本日のうらみ:賞味期限は「美味しく食べられる期限」であって、「絶対に食べられないという意味ではない」という私の信念が裏切られた
2003/12/21(日)
日常茶飯事典>消去された日記
腹痛、少し回復する。でもまだ少し痛いので、レアチーズケーキを食べたほかは、林檎ジュースだけ。
12月の日記が消去されてしまったみたい。どこをさがしても、みあたらない。
一太郎の機能が悪くなって、「名前をつけて保存」という新規保存ができなくなった。それで、古いファイルをひっぱりだして、それにくっつけて上書き保存をしていたので、まちがえて、違うファイルと重ねてしまったらしい。
手書きとちがって、ここがワープロの悪いところ。思い出さそうとするけれど、半月まえのことなど、もういつ何をやっていたか、記憶はおぼろげになる。
だからこそ、日記は貴重。私は10年前の今日、何をやっていたか、確認することができる。でも、フロッピーがなにかの具合で保存したことが呼び出せなかったら。そう思うと、一度は紙に印刷した方がいいのかな、と思う。
わたしの生活、紙に記録しておかないといけないような価値のあるものではない。歴史上の人物でもないし、一字一文が貴重な文学者でもない。でも、私自身のために、私の生活の記録は貴重。
本日のうらみ:消えてしまった私の記録、思い出せないたいしたことのない日常生活
2003/12/22(月)
日常茶飯事典>十二宮の少女たち
まだ、具合があまりよくない。
ひつじからイラストを借りて、「十二宮の少女たち」を書く。「500色の色えんぴつ」のひとつひとつの色名にストーリーをつけていくつもりだったが、イラストがあれば、より楽しい。
老いの暇つぶし。楽しいあそび。
本日のからみ:色の名と、ひつじのイラストの雰囲気をからめて文章をひねりアゲルのがたのしい。いいからみ具合
<つづく>
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20151216
「とかげ娘は夜に鳴く」というタイトルの学生演劇、どんな内容だったか、すっかり忘れてしまいました。演劇が好きだから、学生から「先生、私たちの公演みてね」と、誘われるとひょこひょこ出かけていきます。
私の宿舎の部屋にはヤモリが住み着いていて、ときどき壁や天井を這っている姿を見かけるほか、夜になるとよく鳴きます。東京では聞いたこともなかったヤモリの鳴き声。とてもかわいらしいヒューヒューィという口笛のような鳴き声です。
沖縄のヤモリは、ケッケッと鳴くそうだし、トッケイトッケイと聞こえるという地方もあるそうなので、それに比べたら、口笛のようなヤンゴンのヤモリの鳴き声はひとり住まいの夜にやさしくひそやかな響きです。