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浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

昔の「戦前」、今の「戦前」

2023-04-08 12:28:40 | 近現代史

 昨今の政治情勢をみていると、1945年の大日本帝国の崩壊へと進んで行った歴史と同じように、現在の日本国も崩壊へと向かっているようなきがしてならない。

 日本国は、アメリカ主導下、中国を「仮想帝国」として、中国との戦闘を前提として南西諸島方面に自衛隊を展開させている。しかし少し考えるだけで、中国ともし戦争になれば、日本国はまさに崩壊することは確実である。第一に、大日本帝国でさえ、中華民国に勝てなかった歴史がある。広大な土地とばく大な人口を支配することはそもそも無理であったのに、日本軍は中国大陸に派兵して戦争を展開したが、日本軍の支配は「点と線」だけであった。その頃の中国は、軍隊を日本に派遣して、あるいは様々な兵器を駆使して日本を攻撃することはできなかった。それでも結局、大日本帝国は中華民国・蒋介石に白旗を掲げた。

 そして今。中国は核兵器を始め、多くの武器を持ち、日本を攻撃することなんか容易にできる状態だ。とりわけ、日本海側に並んでいる原発にミサイルを打ち込めば、それは同時に核爆発となり、日本はあっという間に破壊される。

 1930年代からの大日本帝国の戦争政策は拡大の一途をたどったが、それに対して無謀であるという批判・評価は当時もあった。しかし大日本帝国は、にもかかわらず、破滅への途を進んで行った。

 現代の支配層も、おなじ途を歩もうとしているようだ。中国との戦争は、日本にとってあまりに危険で無謀である。

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ウクライナ侵攻

2023-02-06 20:16:09 | 近現代史

 ロシアのウクライナ侵攻に関して、ウクライナだけを批判して、ロシアを批判しないという言説がある。

 私は、ロシア=プーチン政権は極悪であり、またウクライナ=ゼレンスキー政権は悪であると両者を批判している。どちらも悪であるが、ウクライナに侵攻し、ウクライナの庶民を殺傷し、生活の場を破壊するロシアの悪の方が大きいと思い、極悪と表現している。

 ウクライナには統一教会もあれば、ネオナチもいる。だからといって、ウクライナの庶民の生活を破壊する権利は、ロシアにはない。

 ロシアのウクライナ侵攻は、アメリカのイラク攻撃、アフガン攻撃(アフガンにはソ連も侵攻した)その他、数々の侵略を重ねてきたアメリカと同様に大いに批判されるべきである。

 ロシアのウクライナ侵攻は、戦後の国際秩序の根幹を揺るがす大事件であり、日本の軍拡への急速な動きも、このウクライナ侵攻により加速化されたといってもよいだろう。

 ロシアがかつてソビエト社会主義連邦だった、つまり「社会主義国」であったということを想起してロシアを批判しないという集団もあるようだ。

 確かにソ連は「社会主義」を標榜していたが、しかしそれは決して人びとが望んでいたものではなかった。

 今日、書庫から『幻のロシア絵本 1920-30年代』という図録を引っ張り出してきた。その冒頭には、「革命を経た1920-30年代のソヴィエト(ロシア)では、新しい国づくりに燃える若い画家、詩人たちがこぞって絵本の制作に携わり、未来を担う子どもたちに大きな夢を託していました」と書かれている。ロシア革命前後のロシア・アヴァンギャルドを背景にして、芸術家たちの自由な発想が花開いた時期が、確かにあった。ロシア革命は、夢であり希望であった時期が、確かにあった。

 しかしそうした自由かつ創造的な動きは、ソヴィエト権力が確立するにつれて弱くなり、そして抹殺され、社会主義リアリズムというイデオロギーが芸術家たちに押しつけられた。

 そうしたソヴィエト権力がソ連という国家の舵を取るのであるが、それは権力を掌握している者たちだけに特権を与え、それ以外の者は手段化されていき、コミンテルンという組織も「社会主義の祖国」であるソヴィエトを擁護するためだけのものとされた。

 そこには、ソヴィエト権力に関わる者たちの独善によりすべてが運営されていった。だから、、日本との関わりでいえば、1945年の東アジアにおけるソ連軍の蛮行が出現したのである。

 ソヴィエト権力とつながるプーチン政権は、したがって善であるわけがない。それはアメリカという「帝国」が、政権がどうであろうとも、ろくでもない独善にまみれた国家であることと同じである。

 いかなる国家権力も批判にさらされなければならない。それが歴史の中からくみとる教訓である。

 私は、ウクライナ侵攻に関して、ロシアを批判しない言説が流布することに驚きを隠せない。

 

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江戸時代のこと

2022-12-11 18:47:47 | 近現代史

 以前、某所で行われた歴史講座で戦国時代から1945年の敗戦までの歴史を語ったことがあった。

 その際、幕府は、日本に戦乱をなくし、対外戦争(秀吉の時代に朝鮮侵略があった)の処理を行い、平和をもたらしたことを話した。戦国時代は、まさに殺人と略奪の日々であった。それは藤木久志さんの研究に明らかであった。戦国時代を生き抜いてきた、私たちの先祖はとても幸運であったということも話した。

 さて近代日本国家の成立は、富国強兵路線を突っ走り、日本を「一等国」に引き上げようとした。地主制のもと、農民は貧困に苦しみ、戦争に動員され、働く労働者は低賃金で酷使された。朝鮮や中国などは、日本軍の軍靴に踏み荒らされた。

 私は、近代日本よりも、近世という時代の日本の姿の優位性を話した。近代日本国家のスタートは、大きな誤謬であったということを指摘した。もちろん、その誤謬をなんとかしようとした動きについても話したが、しかし、その誤謬はずっと今も日本全体を縛っていると思う。

 最近、田中優子、松岡正剛の『江戸問答』(岩波新書)を読んだ。私は前記の講座で近世の政治外交については話したが、近世の思想や文化については詳しくなかったのであまり言及しなかったが、この本を読んで近世の思想・文化についても知らなければならないと教えられた。「江戸」は、もっと顧みられ、評価されるべきだと思った。

 現在の日本の姿に絶望しか持てない私は、「江戸」に回帰することにより、今とは異なる歴史の歩みがあり得たのではないかと思い、それを探ろうと思い始めた。近代日本国家は、「江戸」を否定するところから生みだされたからだ。

 「江戸」は、振り返られなければならない。

【追記】同じ著書で、『日本問答』(岩波新書)があり、それを図書館から借りて読んでみたが、こちらは雑駁で、話される内容がいずれも表面的で、論点がまったく深まらない。読んでいて、これはためにならない、ダメだと思い、途中で放棄した。専門性を持っていない松岡正剛の、豊富な知識を知らしめるための本のような気がした。(2023/01/06 記)

 

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「虹波」という人体実験

2022-12-06 12:45:50 | 近現代史

 こういう事実は決して忘れてはならない。日本の軍部や医療者は、関東軍731部隊の悪行以外にも、こういうことをしていたのだ。

あらゆる投薬法で「七転八倒」「遺骨は青く」 熊本・ハンセン病療養所で「虹波」人体実験 園長の目の前で…入所者が証言 菊池恵楓園

陸軍の人体実験「虹波」、ハンセン病入所者9人死亡 熊本の療養所が初開示

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支配層の記憶

2022-11-23 12:14:04 | 近現代史

 支配層の記憶は、明治維新からの近代日本に係わるものでしかない。だから彼らが言う「伝統」というものは、前近代にはさかのぼらない。

 支配層、この場合自民党の政治家や官僚、財界、言論界をいうのだが、彼らの記憶は日露戦争以後の20世紀初期の「大日本帝国」のそれである。東アジアにおいて、大日本帝国は第一位の座を占めていた。彼らは、そうした時代の栄光を取り戻したいのだ。

 それは、プーチンが今はなきロシア帝国やソ連邦の「復活」を望むことと同じである。

 しかし1945年で断絶したはずであるのに、何故にかれらの記憶が「大日本帝国」時代なのか。

 1945年の敗戦に関して、もちろんそれに至るもろもろの支配層の悪事を含むのだが、彼らはほとんど責任をとらなかった。軍部、とりわけ陸軍に責任をおしつけて、政治家も、官僚も、財界も、そして言論界も、戦争に積極的に参加し、国民を戦争動員に駆り立てたのに、責任をとることもなかったし、国民もそれを追及することもなかった。

 だから彼らは、「大日本帝国」時代を悪い時代とは思っていなかったし、そうした時代の復活を夢みてきたのだ。

 だから自民党の改憲草案をみればよい。ほとんど大日本帝国憲法のようではないか。今、支配層はアメリカの力を借りて(中国の力が日本を遙かに凌ぐから)、アジアの盟主になろうとしているのではないか。

 だが歴史をさかのぼれば、アジアに於ける大国は常に中国であった。一時的に近代化に乗り遅れた中国は、今では過去の大国としての地位を復活させている。あの兵馬俑をみるがいい、あれがつくられた時代、日本はどのような状況にあったのかを。

 人間に謙虚さが必要なように、国家も謙虚さが必要だ。それは日本だけではない。中国やアメリカも、である。その謙虚さは、憲法前文に込められていると思う。だからこそ、私は日本国憲法が好きだ。

 支配層の願望を実現させてはならないと思う。それは、日本国解体の途だと思うからだ。

 歴史をさかのぼることにより、支配層にみずからを相対化させることが必要なのだ。残念なことに、支配層が、そうした想念を欠いた者ばかりであることだ。

 

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「僕たちは戦争を知らない」

2022-08-18 14:10:59 | 近現代史

 昨日の『東京新聞』の斎藤美奈子さんのコラム、テレビ朝日の「僕たちは戦争を知らない」を褒めていた。

 齋藤さんが褒めるなら見てみようと、テレ朝の「見逃し配信」にアクセスして見た。よかった。

 戦争は絶対にしてはいけない、ということが、戦争を体験した人びとのことばのなかで、必死に主張されていた。

 

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盧溝橋事件から85年

2022-07-07 20:27:29 | 近現代史

 1937年7月7日、北京近郊の盧溝橋で日中両軍の衝突が起きた。一旦停戦が成立したのに、それを壊すかのように日本が増派。1945年までの長い長い戦いが始まった。現場にいた日本軍には、無謀なインパール作戦を強行した牟田口廉也がいた。牟田口は、日中戦争を推進したひとりである。

 軍人に、牟田口のような者がいると、それこそ国民が苦しむことになる。

 さて、時事通信が、「「ロシア国防省はでたらめ」 調査報道で判明、戦果水増しか」という記事を配信した。

 以前にも、大日本帝国の軍隊とウクライナに侵攻しているロシア軍との共通性を指摘したことがあるが、これなんかもまさに一緒。日本軍もウソをつき続けた。負けているのに勝っているとか、戦果を過剰に知らせたり・・・

 世界や日本、良い時代は来ない。

 

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知らなかった歴史

2022-06-16 11:29:39 | 近現代史

知られざる韓国済州島の海女抗日運動から90年 日本の官製企業や漁協が搾取、海女の手取りは20%

 静岡県内にも、朝鮮人海女の痕跡がある。伊豆地方ではあるが。

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戦争を引き起こすヤツらは安全なところにいる!

2022-03-22 09:25:34 | 近現代史

 いつの時代でも、戦争を始めるヤツは安全なところにいる。死傷するのは、民間人であり、ふつうの兵士たちだ。破壊されるのは、一般住民が日々の生活を営む住宅だ。

 そんなことはわかっているのだろうが、しかし為政者は、戦争を起こす。

 為政者が戦争を選択しないように、当該国の住民は、強くならなければならない。為政者が起こす戦争に煽られてはならない。

 イラク戦争の時、アメリカはイラク・フセイン政権を倒すことを目的に軍事侵攻し、多くの市民を殺し、住宅を破壊した。そのとき、メディアに煽られたアメリカ国民は熱狂した。

 わたしはもちろん、アメリカのイラク侵略に反対した。

 先日、クリミア占領8年を祝う集会がロシアでなされた。そこに集うロシア国民は、「ロシア、ロシア・・」と叫んでいた。そこにはあの「Z」の文字もあった。ロシア国民も、真実の報道が為されていないとはいえ、ウクライナ侵攻を支持し熱狂しているように思えた。

 為政者、権力者も、そして人々も歴史を学ばない。学ぶべきだと言いたいが、強いることはしない。べつに歴史を学ばなくても、今までアメリカやロシアが起こしてきた残酷な戦争を想起すれば、戦争とは庶民にとって何の益ももたらさないことはわかるはずだ。

 さて、コムソモリスカヤ・プラウダ紙は、ロシア軍の兵士の死傷者の数を示したという。

 9,861 Russian soldiers died in Ukraine and 16,153 were injured.

 プーチンによるウクライナ侵略は、多くのロシア青年を殺し傷つけている。世界はプーチンの戦争政策に反対しているが、ロシア国内でも、多くの人々が戦争反対の声を挙げることを祈っている。

 

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池明観さん逝去

2022-01-02 08:18:12 | 近現代史

 岩波書店の『世界』に、T・K生という名で「韓国からの通信」が掲載されていた。当時の韓国は朴正煕独裁政権で、その重圧下に多くの人が苦しんでいた。しかしその重圧を跳ね返そうと、これまた多くの人々が抵抗運動を行っていた。

 T・K生とは誰かはわからなかったが、宗教哲学者で当時東京女子大の教授を勤めていた池明観氏が、民主化された後、みずから名乗り出た。

 私は『世界』に毎号掲載される韓国の状況に、その弾圧のあまりの過酷さにこころを痛めると同時に、抵抗する人びとの輝くような生のほとばしりを感じてもいた。同時に、韓国は詩の国でもあることを教えられた。抵抗のなかに、さまざまな詩がつくられ、それらが私の心を打った。

 その「韓国からの通信」は後に岩波新書となった。いまも私はそれを保持している。

 池明観氏は、民主化後、金大中政権の下で、日韓の交流に力を注いだ。

 その池明観氏が亡くなられたという。韓国の歴史の中で、池氏の生は燦然と輝くはずだ。韓国には、そういう「人士」がたくさんいる。彼らによって歴史は創られていく。

 

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この事実は重大だ!知るべきこと。

2021-10-15 06:54:36 | 近現代史

 伊藤さんのこの論考はきわめて重大である。日本の近現代史だけではなく、世界史にとっても貴重な歴史的事実である。こういう事実はもっと掘り起こされなければならないし、また伝えられなければならない。

水銀中毒から原爆開発まで…“水俣病”の原因企業「チッソ」が北朝鮮で行っていたこと

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2021年の反戦

2021-08-15 22:10:14 | 近現代史

「なんであんな無駄な戦争をしたのか」 元海軍特攻隊員、98歳千玄室さん涙の訴え

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日本軍の戦争

2021-04-05 14:12:51 | 近現代史

毒薬注射を待つ列に並んだ…85人が亡くなった「集団自決」からの生存者が語る壮絶な記憶

 

1942年に日本兵、豪の看護師21人を銃殺する前に何を 真実追求の動き

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歴史研究の論文

2021-03-02 08:22:38 | 近現代史

 すでに『歴史学研究』は10年以上購読していないが、家にあるそれらを整理するために、関心を持った論文だけを拾い読みしている。その結果、捨てるものと保存するものとをわけている。

 最初に読んだのが趙景達氏の「植民地近代性論批判序説」(2008年8月号)である。最近はどうか知らないが、植民地支配下で「近代化」が進んだことをもって、植民地支配を一面正当化する研究が流行していた。趙氏はそれを、みずからの研究成果をもって論駁している。いわゆる国民国家論は、きわめて簡略化すれば、近代化の中で住民を「国民」にしていく、つまり国家的従属下に置くことをいわば実証していくというものだが、そこでは住民を客体として捉える。しかし趙氏は、民衆運動の研究を長年続けてきた観点から、それは成りたたないと主張する。朝鮮半島の住民は、「近代化」のなかで上層の人々は馴化していっただろうが、しかし庶民はそうでないことを示して、「植民地近代性論」を批判する。

 この点については、私の研究成果とも一致する。朝鮮民衆は植民地支配下でも馴化されることはなかった。戦時下、現在掛川市の原谷地区では、軍需産業の疎開のために、山中にトンネルを掘っていた。その工事のために、朝鮮人が動員されてきていた。強制的な労務動員もあったが、日本に住んでいた朝鮮人もその工事に関わった。1945年8月、飯場の前に住む住民が、15日夜、朝鮮人たちが太極旗を掲げ、民族服を着て踊っているのを目撃している。

 この論文は捨てるわけにはいかないという結論に至った。

 次いで読んだのが、成田龍一「「戦後歴史学」の自己点検としての史学史」(2010年1月号)である。私は成田氏の論文や著書をかつて読んだことがあるが、すべてにわたって深みがないことを感じていた。ことばがたくさん綴られているのだが、たとえてみれば水面をそっとたたいているだけ、つまりうすっぺらで、読み進めながらぐいぐいと引っ張られたことは一度もない。彼の『大正デモクラシー』(岩波新書)もそうで、読み終わった後何も残らないのだ。

 社会運動史編纂に関わっていたことから参考にしようと数日前図書館から借りて、『現代歴史学の成果と課題』所収の「民衆史研究・社会運動史・社会史研究と今日の歴史学  」を読んだのだが、これもまた同じ。「いったい何を言いたいの!」と言いたくなるような代物であった。

 『歴史学研究』2010年1月号には、『「植民地責任」論』(青木書店)についての紹介論文がいくつか並んでいるが、読んでみて保存しなくてもよいと判断した。この号は、捨てることにした。

 

 

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戦争の記憶ー忘れてはならない

2020-12-21 19:59:50 | 近現代史

【75年目の告白】岐阜・黒川開拓団 満州で性的な接待を強いられた女性たち「歴史の渦の中で引き回され、きょうまで生きるとは」

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