浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

官僚らの答弁

2017-11-30 23:33:10 | その他
 IWJに会費を払って会員になると、議員等が加計学園、森友問題について官僚たちを追及する動画が見られる。それを見ていると、官僚たちが設定された時間を、質問に答えずにのらりくらりと対応して、時間をとにかく無駄に費消する姿が見られる。

 見ていて、まことに情けない。こういう官僚が、政治権力を握りながら、行政行為を行っていると思うと、日本という国家に絶望感を覚えるようになる。

 https://iwj.co.jp/wj/member/archives/406332
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原発事故が近づいている?

2017-11-30 22:41:16 | その他
 
 原発事故“予言”の広瀬隆が再び警告「近く大事故が起こる」その場所は…


 紹介されている本は、DAYS JAPAN が発売している。

  『日本列島の全原発が危ない』
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原発関連の施設に致命的な欠陥あり

2017-11-30 22:23:01 | その他

 原子力機構「毎日新聞の『もんじゅ廃炉想定せずナトリウム搬出困難』記事は誤報で遺憾!!」と抗議するも盛大に自爆
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斎藤茂男という名

2017-11-29 11:27:49 | その他
 共同通信に、斎藤茂男という記者がいた。

 斎藤茂男が書き、共同通信が配信した連載ものは、鮮明な問題意識をもち社会の断面を鋭く切り取った内容で、ほとんど後に単行本になったが、私はそれらを熱心に読んだ。今もそれらは書棚に並んでいる。

 しかし今、その名を、共同通信の記者すら知らない。

 先日横浜事件の集会で、共同通信の記者が取材をしていたが、彼女が斎藤茂男を知らなかったので驚いた。

 新聞記者になぜなるのか。新聞記者という職業を選ぶとき、先人の営為がいかなるものであったのかを知ろうとしないのであろうか。ジャーナリストの役割とは何か、斎藤茂男の本を読めば、それらが自ずから普かび上がるはずだ。是非読んで欲しいと思う。

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教員不足

2017-11-28 07:45:36 | その他
  小中学校で教員が不足しているようだ。当たり前だ。少子化を控えて、団塊の世代の教員が大量退職しているのに教育委員会は正規教員の採用を控え、非常勤に依存するという態勢をとってきた。そうなると、担任や部活動の指導は少数の正規教員にかぶさり、正規教員は過重な労働のなかで呻吟している。

 知り合いの高校教員から、東京都の教員になった卒業生がやめたいといってきたこと、その理由は想像を絶する過重労働が存在していること、それならやめるのも仕方がないと話したことなどを聞いた。

 教員の給与を減らし、人員も減らし、足りない分は非正規でまかなってきた結果がこれだ。子どもをとりまく環境は悪くなるばかりだ。少子化対策というのなら、こういう現実をどう改善するかを早急に取り組むべきだ。

 いずれにしても、日本の行政、いや経済界も含めてすべての動きがあまりにも「近視眼的」である。

<小中教員不足>「担任すら決まらず」自治体間で講師争奪
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必見、必聞 戦死した音楽徒の遺したもの

2017-11-27 21:05:57 | その他
 JNNドキュメンタリー

  よみがえる旋律 ~戦地に散った若き作曲家たち~
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「制服」のない高校

2017-11-27 20:07:38 | その他
 次の記事を読んだ。

 東大合格者ランキングトップ30の高校のうち、3分の1が私服通学OKだった

 これによると、高校紛争が起きた頃から私服登校が可能になった,と言う書き方であるが、これは間違っている。それ以前から、私服登校ができる高校は、東京をはじめ、あちこちにあった。
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「歴史戦」

2017-11-27 19:54:20 | その他
「歴史戦」とは、『産経新聞』が、すでに明らかになった歴史的事実を否定し、「大日本帝国」は間違ったことをしていない、ということを、声高に叫び続けるときにつかわれることばで、まったく品性に欠ける所業である。

 安倍政権とその取り巻きが、「大日本帝国」の蛮行を否定しようとすればするほど、それに抗う人々が増えていく。蛮行は蛮行なのである。頭を下げて謝罪し、補償し続けること、加害者がとりうる道はそれしかない。被害者が許すというまで、頭を垂れるのだ。

 さもないと、「大日本帝国」の蛮行は、忘れ去られるどころか、いつも新鮮であり続ける。忘れてはならない、という正義の声が強くなるからだ。

サンフランシスコの慰安婦像設置、日本の自称保守界隈が「歴史戦」で自爆した結果だった
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『資本論』は生きている

2017-11-27 19:42:53 | その他
 『神戸新聞』のコラム。

額に汗して働く。対価として給金を得て、物を買い衣食を満たす。お金を介した等価交換で資本主義経済は成り立つのに、資本家ばかり儲(もう)かるのはなぜか

◆疑問を主題にしたカール・マルクス著「資本論」第1巻が今年、刊行から150年を迎えた。かつては答えを求め、競うように読むのが流行(はや)った時代もあった

◆マルクスは言う。商品経済の資本主義では人々の労働力も商品だ。給金は自分が命をつなぎ、子孫を残すための費用の総計で決まる

◆例えば、その費用を稼ぐのに1日6時間の労働が必要とする。12時間働けば給金は倍になるはずだ。だが現実には、資本家は12時間働かせながら6時間分しか支払わない。残る6時間分は資本家の儲けとなる。長く働かせれば働かせるほど、儲けは膨らむ

◆1巻の第8章は当時の労働者の実態を描く。引用した1860年の新聞によると、英国のレース製造業では9歳や10歳の子どもが、未明から深夜まで働かされていた。彼らの体はやせ細り、人間性は石のように固まった

◆現代日本に目を向けてみる。ブラック企業、過労死、高収入の専門職を残業代支払いの対象から外す「高度プロフェッショナル制度」…。労働時間を巡り労使の対立が広がる。資本論はまだ流行遅れでないらしい。2017・11・27
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『信濃毎日新聞』コラム

2017-11-27 19:40:00 | その他
 「斜面」

「可能な限り少数意見に耳を傾けると申しますか、野党の皆さん方に時間を差し上げるというのが、私どもが教わって今日まで守っておるところでございます」。1988(昭和63)年4月5日、参院予算委員会での竹下登首相の言葉だ

   ◆

委員会質疑の在り方について問われ、与党の質疑時間が少ないことに言及した。「法律案作成に至りましても、あるいは予算編成に至りましても、政府・与党一体の責任で政調会の各部会等で十分自己の意見を吐き、質疑応答をしていらっしゃる」

   ◆

与党は既に議論しているのだから、国会で野党の質疑に多くの時間を割くのは当然―。そんな考え方だ。竹下氏は自身の答弁が「言語明瞭意味不明」と評されることに触れ、「反省しなきゃならぬ」とも述べている。いやいやどうして、質疑時間についての指摘は明快で分かりやすい

   ◆

この答弁から約30年になる。元首相が存命なら、今の自民党の姿をどんな思いで見るだろう。与党と野党の質問時間の配分を見直すよう主張し、駆け引きが続いている。与野党で「2対8」が最近の慣例である。これを「5対5」に改めたいという

   ◆

きょうからの衆院予算委は「5対9」とすることで合意した。14時間を与党5時間、野党9時間に分ける。焦点の森友問題について自民の政調会長代理はきのうNHK討論番組で、政府に説明を求める考えを示した。鋭く切り込む場になるか、かつての教えを捨てた自民の対応を見据えたい。



  自民党の対応は、変わらないよ。もう自民党に、これは、という人はいない。
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「希望の党」は、アメリカの「希望」を代弁する党だった

2017-11-26 22:38:46 | その他
 民進党の「破壊」を実行した前原一派、その化けの皮がはがれつつある。前原、小池、細野らの行動は,アメリカとの阿吽の呼吸で行われたものだ。

 「米国のポチ」小池路線を継承した希望の玉木雄一郎代表は安倍政権の補完勢力


希望の党の玉木新代表に維新との合体計画を直撃! 小池百合子の右腕・産経OBが事務総長に居座り院政
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「日本の伝統」?

2017-11-25 21:30:27 | その他
 日本は「異性婚」が伝統だって?日本の歴史を繙けば、同性愛なんていっぱいあるよ。自民党の竹下亘総務会長は、日本の歴史、日本の古典を読むといい。日本は「性」に関しては、あんがいオープンであったのだよ。明治になって、厳しくなり、現在の「伝統」といわれるものができたのだ。

 同性パートナー差別の自民・竹下亘と大違い! 美智子皇后はオランド前仏大統領の事実婚パートナーに神対応
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海野普吉没後50年

2017-11-25 20:24:06 | その他
 今日は静岡へ。静岡市出身の弁護士・海野普吉(しんきち)没後50年(50年は来年)を記念して、彼が戦時下弁護を担当した横浜事件、その事件が基本的に未解決のまま国家賠償訴訟として継続しているので、それに関する集会が行われた。来年にかけて海野普吉と横浜事件に関する研究発表集会が続く。

 横浜事件については、

 畑中繁雄『日本ファシズムの言論弾圧抄史』(高文研) 1800円

 大川隆司ほか『横浜事件・再審裁判とは何だったのか』(高文研) 1500円

 横浜事件・再審裁判=記録/資料刊行会『ドキュメント横浜事件』(高文研)4700円

 同上『全記録 横浜事件。再審裁判』(高文研)7000円

 横浜事件第三次再審請求弁護団『横浜事件と再審裁判』(インパクト出版会)3000円

 同上『資料集成 横浜事件と再審裁判』(インパクト出版)4600円

 がある。

 私はこれらの資料をすべて購入(畑中繁雄の本だけは、書庫にあった)した。

 まず上記2冊を読み込み、横浜事件の内容を基本的に掌握したが、第四次訴訟、第三次訴訟に関わった大島隆明裁判長の判決は、読むに値する内容であった。最近の司法の無能化の中で、珍しくよい判決を書いている。おそらくこの判決は、現在の司法状況の中で、最良のものだといえるだろう。

 第一次から第四次まで、横浜事件の裁判は続けられた。現在は第三次訴訟に関わった人々が、国家賠償を求めて裁判を起こしていて、現在東京高裁に係属している。

 横浜事件に関わった人々の犯罪をつくりだし(でっち上げの事件であった)、その人々を特高警察がひどい拷問で「自白」させ、拷問による「自白」であることがわかっていた検事が起訴し、裁判官が判決を書き、そして関係書類(判決までも)を焼却してしまうという暴挙(不法行為)に対し、国家賠償を求める、という訴訟である。

 だが残念ながら、わが日本国家は、日本国憲法下ではあっても、謝罪をしないという特異の国家である。彼らの論理は「国家無答責の法理」、戦前の国家による不法行為については責任は問われない、という論理を、大日本帝国の蛮行に対する責任を問う裁判でかならず出してくるのだ。

 この論理をどう崩していくかが、たいへん重要であり、この訴訟でも岡田正則氏の鑑定意見書が出されている。

 横浜事件国賠訴訟の推移を見守りながら、海野普吉没後50年を取り組んでいきたい。
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【本】井出孫六『ねじ釘の如く 画家・柳瀬正夢の軌跡』(岩波書店、1996年)

2017-11-25 10:37:53 | その他
 今朝読み終えた。柳瀬の名は、大杉栄や広島原爆に遭った桜隊の俳優・丸山定夫との関わりの中ででてくる。「ねじ釘」とは、彼が描いた絵にはほとんど「ねじ釘」の赤色のマークが記されていたところから来ている。

 残念ながら私は柳瀬の絵をほとんど見たことはない。今、みたい、みたいという衝動に駆られている。彼の絵が掲載されている本は、浜松市の図書館には一冊しかなく、今借りられている状態だ。

 本書は、柳瀬正夢の伝記である。しかし伝記としては、周辺の取材が少なすぎたのではないかと思う。柳瀬という人物はわかった。しかしその交友関係が充分に調べられているわけではないと思った。ひとりの人間は、様々な他者との交友関係の中でつくられていく、その軌跡がな不十分な気がした。

 ただ、柳瀬に関する文献はそんなに多くはないみたいだから、柳瀬について知るためには便利な本ではある。先に紹介した堀川惠子が書いた『戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇』(これはとにかくすばらしい!)を読んだときに、八田に大いなる感情移入が私の心に起こったが、この本ではそういう感情がわき起こらなかった。きわめて冷静に、柳瀬の生をたどったように思う。

 柳瀬は、プロレタリア画家(こういっていいのかどうか)として、風刺画などを描いたのだが、本書にはその絵がほとんど掲載されていない。それが残念。

 しかし柳瀬自身は、すばらしい人物だ。特高警察に捕らわれ、当然の如くひどい拷問を受けたが、他の人の情報を一切語ることなく耐えた。それでいて深刻ぶらずに飄々と生きた。

 私も、深刻ぶらずに飄々と生き、死んでいきたい。

 最近、「大日本帝国」の時代に生きた人々の生の軌跡を知りたいという気持ちが強くなっている。今年は、伊藤野枝の軌跡をたどったが、来年はだれにしようか。苦しい時代に生きた人々の生から、生きていくための養分を得たい。

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自民党の人品骨柄

2017-11-25 09:56:31 | その他
 自民党の議員の品性というか、人品骨柄は最低の部類に入る。

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