浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

ナイジェリア人女性の本

2021-04-30 21:12:28 | 

チママンダ・ンゴズイ・アディーチェ『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』がよかったので、チママンダの『アメリカにいる、きみ』(河出書房新社)を図書館から借りて読んでいる。

私にとっては、まったく未知の国・ナイジェリアのこと、ナイジェリア人女性がアメリカやイギリスに行って体験したことが小説となって描かれる。

この本に収載されているのは短編で、モノローグ的な小説だ。まだすべてを読み終えたわけではないが、なんとなく惹きつけられる。その理由を明確にすることはできない。ストーリーは単線的であるが、緊張感がある。

その緊張感というのは、彼女がナイジェリア人であり、また女性であるところから生まれるものだ。黒人だということから生じる緊張感、女性であるということから生じる緊張感。その背後にあるものは差別である。

しかしいずれも主人公はその差別に対して、作為的ではなくまったく自然に抗う。抗うことが出来る天性の素質がある。

チママンダがフェミニズムの本を書くこともきわめて自然であることを感じられた。

黒人の女性であることは変えられない現実であるが、その現実に附随する矛盾(差別)をことさら矛盾として認識するのではなく、矛盾として感じながらそれが矛盾であることを周囲に示していく。

良い本だ。この本によって、私に未知の世界が開かれた。

 

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アメリカの研究でも、空気感染!

2021-04-30 06:51:44 | コロナ

「ソーシャルディスタンス」だけじゃ無意味、エアロゾル感染防げないと米MIT論文で明らかに

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日本を畳む作戦、最終段階

2021-04-30 06:42:50 | 政治

新型コロナウイルスの感染者が一日6000人になろうとしている。現在のように、ウィルスの跳梁を自由にさせている無為無策のなかでは、さらに感染者は増え、医療従事者は疲弊し、コロナ死者も増え続け、経済も低迷を続けるしかない。

オリンピックをテコとして、日本を畳む作戦は終盤戦となった。経済指標は日本のみが下降線を辿り、その他の社会的指標も下がる一方である。

そんななか、こういう施策が東京都で始められようとしている。まさに亡国作戦、子どもたちを危険にさらし、子どもたちを経由して東京都民に感染を広げようとする壮大な計画である。

オリンピックは中止すべきだという声が8割をこえているなか、オリンピックを強行しようとするスカ=自民党・公明党政権、小池百合子東京都政は、亡国作戦の先頭に立つ。日本を畳む作戦は大詰めを迎えている。

正気か? 東京都が東京五輪の観戦に小中学生ら81万人を動員計画! 感染拡大最中に各学校に通達、観戦拒否すると「欠席扱い」

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ワクチンの副反応

2021-04-29 17:30:51 | コロナ

コロナワクチン副反応で無視できない重大事実 体の小さい日本人が米国人並み投与量でいいか

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政府に重用される人

2021-04-29 17:01:59 | 社会

三浦瑠麗氏「コロナ死者4割は寝たきり患者」発言が物議 「寝たきりだったら死んでもいいの?」の声も

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【翻訳】ランセットの論文 新型コロナウイルスは空気感染する!

2021-04-29 13:22:24 | 社会

  COVID-19は、飛沫感染ではなく、空気感染により拡がっていくことが、このランセットの論文で示された。最後の赤字にした部分を共有したい。無為無策を貫いている日本政府のもとに生きる不幸な人々は、とにかく感染しないように、格段の努力をするしかないのである。

 

 新型コロナウイルスの空気感染を支持する10の理由

2021年3月、査読前のプリントとして発表されたWHOの資金提供を受けたHeneghanらのシステマティックレビューでは、次のように述べられている。「SARS-CoV-2の回収可能なウイルス培養サンプルがないため、空気感染について確固たる結論を出すことができない」。この結論と、このレビューの結果が広く伝わっていることは、公衆衛生上の影響を考えると気になるところである。

感染性ウイルスの主な拡散経路が、素早く落下する大きな飛沫である場合、重要な対策は、直接接触の低減、表面の清掃、物理的な障壁、物理的な距離の取り方、飛沫の距離内でのマスクの使用、呼吸器の衛生、そして、いわゆるエアロゾルを発生させる医療行為の時だけに高度な保護具を着用することである。このような政策は、屋内と屋外を区別する必要はない。重力による感染のメカニズムは、どちらの環境でも同じだからだ。

しかし、感染性ウイルスが主に空気感染する場合、感染者が息を吐いたり、話したり、叫んだり、歌ったり、くしゃみをしたり、咳をしたりしたときに発生するエアロゾルを吸い込むことで感染する可能性がある。ウイルスの空気感染を防ぐには、感染性エアロゾルの吸入を避けるために、換気、空気ろ過、人混みや室内での滞在時間の短縮、室内でのマスクの使用、マスクの品質や装着感への配慮、医療従事者や第一線で働く人へのより高度な防護策などの対策が必要となる。
呼吸器系ウイルスの空気感染を直接実証することは困難である。そのため、空気中の病原体の検出を目的とした研究の結果がまちまちであっても、科学的根拠の全体がそうでないことを示していれば、病原体が空気感染しないと結論づける根拠としては不十分である。空気中の生きた病原体の捕獲を含まない数十年にわたる丹念な研究の結果、かつては飛沫によって伝播すると考えられていた病気が空気感染することが明らかになっている。


SARS-CoV-2の感染経路は主に空気感染であるという仮説は、10種類の証拠によって総合的に裏付けられている。

まず第一に、SARS-CoV-2の感染の大部分は、超広域的にもたらされている。 合唱団のコンサート、クルーズ船、食肉処理場、介護施設、矯正施設などにおける人間の行動や相互作用、部屋の広さ、換気などを詳細に分析した結果、飛沫や排泄物では十分に説明できないSARS-CoV-2の空気感染に一致するパターン、すなわち、長距離感染と後述する基本繁殖数(R0)の過剰分散が示された。 このような事象が多発していることは、空気感染の優位性を強く示唆している。

第二に、隔離されたホテルでは、隣り合った部屋にいても、お互いに顔を合わせたことのない人の間で、SARS-CoV-2の長距離感染が記録されている。これまでは、地域社会での感染がまったくない場合のみ、長距離感染を証明することができた。

第三に、咳やくしゃみをしていない人からのSARS-CoV-2の無症候性感染は、全世界の感染の少なくとも3分の1、おそらく最大で59%を占めると考えられ、SARS-CoV-2が世界中に広がる主な要因となっており、空気感染が主な感染経路であることを裏付けている。直接的な測定によると、会話では何千ものエアロゾル粒子が発生し、大きな飛沫はほとんど発生しない。このことからも、空気感染の可能性が高いと考えられる。

第四に、SARS-CoV-2の感染率は屋外よりも屋内の方が高く、屋内の換気によって大幅に減少する。これらのことから、感染経路は主に空気感染であると考えられる。

第五に、医療機関での院内感染が報告されているが、医療機関では、厳格な接触・飛沫防止策がとられ、エアロゾルではなく飛沫を防ぐように設計された個人防護具(PPE)が使用されている。

第六に、空気中に生存しているSARS-CoV-2が検出されたことである。実験室での実験では、SARS-CoV-2は空気中で最大3時間、半減期は1-1時間、感染力を維持した。エアロゾルを発生させる医療行為が行われていないCOVID-19患者の部屋の空気サンプルや、感染者の車からの空気サンプルでも、生存しているSARS-CoV-2が確認された。他の研究では、空気サンプルで生菌のSARS-CoV-2を捕捉できなかったが、これは予想されることである。空気中のウイルスを採取することは、技術的に困難である。(この後の文、必要ないので略した)

第七。COVID-19の患者がいる病院のエアフィルターや建物のダクトからSARS-CoV-2が検出されたことで、このような場所にはエアロゾルしか到達しない。

第八。感染したケージ内の動物と、別のケージに入れられた非感染の動物とをエアダクトで接続した研究で、エアロゾルだけで十分に説明できるSARS-CoV-2の感染が見られた。

第九。我々の知る限り、空気感染によるSARS-CoV-2感染の仮説を否定する強力かつ一貫した証拠を示した研究はない。感染者と空気を共有してもSARS-CoV-2感染を免れた人がいるが、このような状況は、感染者間のウイルス排出量の数桁の違いや、環境(特に換気)の違いなど、さまざまな要因が重なって説明できる。個人差や環境差があるため、少数の一次感染者(特に、換気の悪い屋内の混雑した環境で高濃度のウイルスを排出している人)が二次感染の大部分を占めていることが、数カ国の高品質な接触者追跡データで裏付けられている。SARS-CoV-2の呼吸器系ウイルス量には大きなばらつきがあり、SARS-CoV-2は麻疹(推定約15)よりもR0が低い(推定約2-5)ため、空気感染しないという議論がある。
特に、平均値であるR0は、少数の感染者が大量のウイルスを排出するという事実を考慮していないため、麻疹(約15と推定)よりもウイルスのR0が低いから、SARS-CoV-2は空気感染しないという議論がある。R0の過剰分散はCOVID-19でよく知られている。

R0とは?

第十。他の有力な感染経路、すなわち呼吸器飛沫や排泄物を支持する証拠は限られている。SARS-CoV-2の呼吸器飛沫感染の証拠として、近距離にいる人同士の感染が容易であることが挙げられている。しかし、ほとんどのケースでは、空気を共有しているときに遠方から感染するケースがある一方で、感染者からの距離が離れるにつれて呼気エアロゾルが希釈されることで説明できると考えられる。

近接近による感染が大きな呼吸器のや感染媒介物付着物を示すという不備のある仮定は、歴史的に何十年もの間、結核や麻疹の空気感染を否定するために用いられてきた。これは、エアロゾルや飛沫の直接測定を無視した医学的ドグマであり、呼吸器系の活動で発生するエアロゾルの数が圧倒的に多いことや、エアロゾルと飛沫の粒径の境界が100μmではなく5μmという恣意的なものであることなどの欠陥が明らかになった。呼吸器系の飛沫はエアロゾルよりも大きいので、ウイルスも多く含まれているのではないかという意見がある。しかし、粒子径によって病原体の濃度を定量化した疾患では、エアロゾルの大きさが小さい方が、飛沫よりも病原体の濃度が高いという結果が出ている。

結論として、SARS-CoV-2の直接的な証拠が一部の空気サンプルに存在しないことを理由に空気感染を疑うのは科学的な誤りであり、全体的な証拠の質と強さを見落としていることを提案したい。SARS-CoV-2は空気感染によって広がるという一貫した強力な証拠がある。他の感染経路も考えられるが、空気感染が最も重要であると考えられる。公衆衛生コミュニティは、それに応じて、さらに遅滞なく行動すべきである。

 

 

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投票率

2021-04-29 09:58:22 | 政治

 もうじき朝日新聞社をやめる鮫島浩さんが、先日の国政選挙で野党候補が当選したことを論じている。野党候補が当選したことではなく、鮫島さんは投票率が低かったことを問題にしている。きわめて正当な意見である。

 なぜ人々は選挙に行かないのか。

 おそらく若者たちはあまりいかない。文科省による永年に亘る教職員の非政治的人間だけの採用、教科全体における非政治的な国家に疑いをもたないようにさせる教育、そして部活動への専念など、政治に関心を抱くような人間を育ててこなかった。

 一般的には、まず小選挙区制の問題である。小選挙区制が導入されるに当たり、問題点として候補者が固定化するということ、政治家の親からその息子へという候補者の承継が増えること、自民党などの保守政党が圧倒的に有利になることも指摘されていた。要するに、小選挙区制は、選挙に興味関心を持たせない選挙制度なのである。それが根本にある。だからこそ、その導入の旗を振った山口二郎などという政治学者が今ものこのこ出てくるたびに、私は怒りたくなるのだ。

 そしてその小選挙区制により政権を掌握している自民党・公明党政権は、「公権力」の「公」をまったくかえりみず、新型コロナウイルス対策であっても、国家財政をみずからの利権集団にしか投入せず、すべきことをせず、政治家たちは高額の歳費を受けとってのほほんとしている。小選挙区制はそれでも当選できる仕組みなのだ。

 他国の政府は新型コロナウイルスを退治しようと躍起になって検査を拡充し、感染者を隔離治療し、ワクチン確保に奔走しているのに、日本の政府や政治家はなにもしない。たとえば野党であっても山尾某という議員は議員パスを使ってカネも払わずにエステに行き、また男の自宅を訪問するように、政治家のモラルは地に堕ちている。

 揃いも揃って、政治家は悪党の集団化している。そういう政治家を選ぶという選挙に、いったい誰が関心を持つだろうか。それは地方議員でも同様だ。なんでこんな奴が選挙に出るのかという輩が当選している。

 私の認識では、議員というものは、国政でも地方でも、ろくでもない野郎たちの集団というものである。

 何でもそうだが、自分自身が関心をもって行動することにより何か良くなりそうだと思えるから動くのだ。しかし政治の世界は、制度的障壁(山口二郎らがつくりあげた小選挙区制)により、良くなりそうだという期待が阻まれている。

 私は低投票率は当然だと思う。小選挙区制は、低投票率を誘い出すための、支配層の狡知だったのである。その狡知に山口二郎らがのったのだ。

 開高健の「パニック」、みずから集団的に海へ死ににいくネズミのように、日本はみずから奈落の底に堕ちていくのだ。

 

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絶望的な「大阪維新の会」

2021-04-28 22:17:07 | 政治

失敗だらけの大阪のコロナ政策は検証せず、図書館批判を見当違いの自称ファクトチェックする維新。もちろんそれも「ファクトチェック」チェック

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『週刊金曜日』5月7日号

2021-04-28 21:37:51 | 

 水曜日なのに、『週刊金曜日』が届いた。いつもながら、重い課題が並んでいる。

 まず最初に「金曜日から」というコラム欄。編集担当者の落書きみたいなもので、巻末にある。そこで土井伸一郎さんが村山由佳の『風よあらしよ』に言及し、伊藤野枝を描いた瀬戸内寂聴の『美は乱調にあり』、『諧調は偽りなり』を読み返したこと、そして田中伸尚さんの『飾らず、偽らず、欺かず』(岩波書店)、すでに亡くなっている松下竜一さんの『ルイズ 父に貰いし名は』を連休中に読もうとしている、と書かれていた。伊藤野枝を主観のままに書き上げ、そこに自己を投入し、史実をねじ曲げてかかれた栗原康の本に言及していないことがよい。私は栗原本を読んで怒りを覚えた。その批判をこのブログでも記したが、某誌にも載せた。岩波があんな本を発刊したことに驚いた。

 さて、最近行われた国政選挙で野党陣営が勝利したことが書かれていた。そこに山口二郎が書いているが、小選挙区制という「制度に対する評価は別として、小選挙区で勝たなければ、政治を変えることはできない」と。その通りではあるが、そういう制度の成立に旗を振ったのは誰かと問いたい。私は山口を許していない。

 特集は「コロナと五輪は両立しない」。当たり前のことだ。「東京五輪は“一大感染イベント”になる」という飯塚真紀子さんの言う通りである。全メディアが、五輪はやめよう!というキャンペーンをやったらどうかと思ったが、しかし主要な新聞社がオリンピックのパートナーになっていたことを思い出した。この点でも、私は新聞社を信用しない。カネまみれのオリンピック、汚辱にまみれたオリンピックを、新聞社が支えているのだ。

 福島原発事故の汚染水の海洋放出についての、満田夏花さんの政府東電のウソを指摘している。

 米中対立に関して日本が米中戦争に巻き込まれる、巻き込まれるどころか前線になる可能性があり、この問題はもっと真剣に考えていかなければならない。柳澤協二さん、猿田佐世さん、泉健太議員の座談会が載せられている。柳澤、猿田さんの主張は明快だ。しかし、私は立憲民主党をまだ信用できないままである。

 次はミャンマー問題。日本政府や日本企業がミャンマー国軍と深い関係にあり、国軍のクーデターにも沈黙している。日本政府、日本企業はカネ儲けには血眼になるが、倫理や正義については考えない。野獣のようである。ミャンマーの蛮行を、日本が支えている。朝鮮戦争でも、ベトナム戦争でもそうだった。日本経済は血の臭いを嗅ぎつけるのだ。

 宇田有三さんの「多くの国は国防のために軍隊を維持しているが、ミャンマーは「軍が国を持つ」特異な体制です」に納得。

 その言い方にならって、現在の日本は、「多くの国は国防のために軍隊を維持しているが、日本はアメリカのために軍事力をもつ特異な国家です」。

 ほとんど読んでしまった。

 最後に、「論考」の「医療従事者は我慢の限界です」という看護師さんが書いた文に同感し、同時に政府、大阪や東京などの自治体に怒りを覚えた。 

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絶対の自信

2021-04-28 06:49:35 | 社会

 こういう人が官僚になっているのか、という思いである。池袋の事故。

 私も初代プリウスから、現在もプリウスに乗っているが、今まで車が自分の意思に反して動いたことは一度もない。流石にトヨタの技術の粋を集めただけはあると思いながら運転している。

 いつもは速度をあげずに走る癖がついている。10年ほどはバス通勤をしていたので、バスの速度・時速30㎞程度の走りに体が慣れているからだが、それでも何らかの約束をしたときには、少し速度をあげている自分を発見する。

 さてかの飯塚某も、おそらくフレンチを食べに行くということから、それを意識しながら運転していたであろうから、速度を出していただろうと推測する。そして速度を上げてしまって事故。松永さんの奥さんと子どもを殺してしまった。そして他の人も傷つけてしまった。

 ふつうの人格なら、自分自身がしてしまったことに対して、強烈な自己嫌悪と自己反省、後悔、相手に対する強い謝罪意識がわきあがるはずである。しかし飯塚某は、車が勝手な動きをしてしまった、という。おそらく飯塚の家族も飯塚某に意見をしているのだろうが、聞く耳を持っていない。それほどに飯塚某は、自分自身が「正しい」という絶対的な自信をもっているのだろう。

 そこには絶対的なエリート意識があると思う。官僚の世界は、そういう意識をいつのまにか育んでしまう。オレはエラいんだ、という自意識。間違いを認めないという意識は、官僚には必ずある。

 国家無謬説を、官僚たちは体現する。官僚は政策を計画し実現していく過程で、不具合をみつけることもあるが、それに対して反省はしない。国家は過ちをしないということから、官僚もみずからの過ちを認めてはならないのである。そういう体質が、今回の事故でも現れている。

 新型コロナウイルスに関して、厚労省の医系技官やそれに連なる「感染症ムラ」の住人たちも、いっさいみずからの間違いを認めず、死者が1万人をこえても、無為無策の出たとこ勝負で通している。感染した国民が悪いのだ、感染しないようにするべき国民が感染したのだから、それは自己責任だ、という無策。

 台湾やニュージーランド、オーストラリアなど、抑え込んでいる国があるのに、そこでの経験を学ぼうとしない。自分こそが正しいという絶対の自信。そういう官僚たちが、日本の歩む道を歪ませる。

 政治家はいうまでもないが、行政に携わる官僚たちもろくでなしが多いことが証明された。この隘路にある日本、そこから脱け出すためには、人々が賢明になるしかない。賢明な人々が、政治家や官僚を変えていくしかない。若しそれが出来なければ、日本は終わりだ。もうそうなりつつある。

 

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日本の国会議員の優遇は是正されるべき

2021-04-27 20:32:44 | 政治

 日本の国会議員の歳費(報酬)は世界的に見ても、かなり高額である。それ以外にも、議員パスがあり、JRはタダだ。

 しかしこういう輩がいる。

山尾志桜里議員 「議員パス」を使って“不倫報道”倉持弁護士と密会

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無能な指揮官のもとで

2021-04-27 13:02:53 | 社会

 軍隊は「運隊」ともいわれる。どういう指揮官のもとで戦闘に参加するのか、無能な指揮官の下では死者はもとより傷病者も格段に増加する。

 15年戦争全体では、いまさら指摘するまでもなく、科学的な根拠に基づかない、あるいは正確な情報を獲得することもできないままに、無能な指揮官の指揮により敗退し、多くの死傷者がでた。精神論のみが幅をきかせ、敢闘精神があれば勝てるなどと、指導部は兵士を煽り多くを死なせ、それだけではなく兵站を軽視したがために、日本兵士の多くは餓死乃至は栄養失調で亡くなっている。

 そういう戦いをした日本国で、自民党の政治家が「敵基地攻撃能力」をと叫んでいる

 しかし、である。日本の政治家や支配層は、戦争をほんとうに戦えるのか。私はまったくムリだと思う。「敵基地」への攻撃能力という場合、「敵基地」はどこにあるのかをきちんと把握しなければならない。最近は可動式の車両にのせてミサイルなどの位置をかえるから、「敵基地」を発見することは難しい。「敵基地攻撃」を叫ぶ前に、「敵」は位置を見破られないように措置をしているはずだ。

 とにかく、日本の政治家は〇〇が多い。

 さて新型コロナウイルスであるが、これもある種の「戦争」であろう。この場合も、「敵」であるウィルスとの戦いで勝利を得るためには、ウィルスがどこにいるのかを確定しなければならない。そのためには、ウィルスを隠し持っている者たちを発見しなければならない。発見したら直ちに彼らウィルス保持者がほかの者にウィルスを感染させないような対策をとらなければならない。まさに「敵基地攻撃能力」をもたなければならないのだ。

 ところが、日本国家は、ウィルスとの戦いを放棄しているとしか考えられない。まず第一に、「敵」であるウィルスを探知しない。ウィルスを隠し持っているかどうかは検査しなければわからない。しかしそれをしない。「敵」が自由に動き回ることを許しているのだ。「敵」の動きを探知しないから、どこにウィルスが出てくるかは不明である。だから出たとこ勝負的な方法しかとれない。神出鬼没のウィルスの跳梁を許しているのだ。

 戦っているようにみえても、実際は国内での「敵」の自由な攻撃を許しているのである。検査して「敵」を発見し、ほかに感染させないように隔離し、治療する。これが正しい戦闘の仕方である。

  COVID-19に対して、闘おうとしない日本政府では、戦闘はできない。きちんとした作戦を立てられないからである。

 韓国、中国、台湾、ニュージーランド、オーストラリアなどアジア・オセアニア地域で、もっとも死亡者を多数出しているのが日本である。

 まちがった作戦、作戦ともいえない「敵」(ウィルス)任せでは、戦いには勝てるわけがない。

 感染者が増えてくると、第何波だと騒ぎ、外出するな、飲食店は早く終われなどと、人びとの自由を奪うことだけをしている。自分たちは、「敵」をさがす努力もしない。

 日本国家には戦争する資格がない。過去も今も、指揮官が無能だからである。無能な人間を指揮官にする日本という国は、もう終わっている。

 

 

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「維新」の政治家は、ダメすぎて!

2021-04-26 20:32:21 | 政治

サウナ問題の元維新・池田市長が辞職意向→「不信任案可決なら解散・ダブル選挙」で自身も出馬へ

維新・梅村議員はまた謝罪行脚 殺人未遂容疑で逮捕された公設秘書の「正体」

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日本政府のcorona対策は、すべてザル

2021-04-26 20:29:19 | コロナ

空港検疫「行動歴インド」陽性急増!二重変異株もう蔓延か

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何もしないということ

2021-04-26 18:05:01 | コロナ

インドの新たな変異ウイルス 国内で21件確認 官房長官

 この記事中の、加藤の「インドの変異株のみならず、厚生労働省で各国政府やWHO=世界保健機関、専門家などとも連携を図りながら、情報収集や評価、分析を行うとともに、水際対策や変異株に対する監視体制の強化など、必要な対策を徹底していきたい」は、要するに効果的な対策は何もしないということである。

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