『週刊金曜日』6月1日号が届いた。最初に横田一氏の新潟県知事選挙の記事が目にとまった。もちろん、私は池田千賀子さんに当選して欲しいと思っている。その選挙、官僚出身の花角陣営により辺野古型選挙が展開されているという。土建業者をフル動員して、そして創価学会が積極的に動いているようだ。創価学会という宗教団体とその政治部である公明党が、日本を腐らせているアベ政権を全面的に支援するという構図。平和、原発、働かせ方改革その他で、まさにアベ政権の別働隊として、草の根で蠢いている。
辺野古では、札束が動いていたと言われているが、今回もそうなっているのかもしれない。
アベ政権は、みずからがしたいことを何が何でも押し通すという、ファッショ的なやり方を貫く。まさにブルドーザーの如きである。それを創価学会=公明党が支える、いやその尖兵となって動き回る。
政治家も、官僚も、そしてまたこうした宗教団体も、揃って腐臭を放つ。その腐臭がカネをもって迫ってくると、新潟県民も理性が曇らされてしまうのだろうか。
阿部岳氏の「政治時評」も、「菅氏が切り崩し追い詰められる沖縄」という記事で、権力と金を背景に、沖縄の自治体や政治家、経営者に様々な「飴」をもって来ているようだ。政治権力が、その権力とカネをちらつかせると、地域の有力者はなびいていってしまうのだろうか。
普通の人々は、やはり欲に弱い。とくにカネ。カネが動くところに、人々は集まる。そして人々には、出世欲というものがある。カネと出世を求めて行動する人々をたくさん見てきた。
そして投書欄、投稿者は70代が多い。金曜日の読者の状況を示している。購読者が高齢化しているといっても、しかし多くは『週刊金曜日』を読んではいない。平和、民主主義、正義などそういうところに価値を見出す人は、常に少数派なのだ。
この号で、もっとも気になった記事は、『週刊金曜日』の音訳CD版に関わるもの。中心となって音訳版をつくっていた舛田妙子さん追悼の記事だ。その音訳版を買っていた利用者から、電話で聞いた声が載っている。私のような健常者にはわからない、しかし知るべき内容が書かれていた。
舛田さんという立派な女性に頭が下がる。また音訳を担っていたたくさんのボランティアの方々にも。
相互扶助。今の日本にほとんど見られないこと。しかし、クロポトキンや大杉栄を持ち出すまでもなく、とてもとても重要なことだ。
社会の日の当たるところには、私利私欲が渦巻いている。
辺野古では、札束が動いていたと言われているが、今回もそうなっているのかもしれない。
アベ政権は、みずからがしたいことを何が何でも押し通すという、ファッショ的なやり方を貫く。まさにブルドーザーの如きである。それを創価学会=公明党が支える、いやその尖兵となって動き回る。
政治家も、官僚も、そしてまたこうした宗教団体も、揃って腐臭を放つ。その腐臭がカネをもって迫ってくると、新潟県民も理性が曇らされてしまうのだろうか。
阿部岳氏の「政治時評」も、「菅氏が切り崩し追い詰められる沖縄」という記事で、権力と金を背景に、沖縄の自治体や政治家、経営者に様々な「飴」をもって来ているようだ。政治権力が、その権力とカネをちらつかせると、地域の有力者はなびいていってしまうのだろうか。
普通の人々は、やはり欲に弱い。とくにカネ。カネが動くところに、人々は集まる。そして人々には、出世欲というものがある。カネと出世を求めて行動する人々をたくさん見てきた。
そして投書欄、投稿者は70代が多い。金曜日の読者の状況を示している。購読者が高齢化しているといっても、しかし多くは『週刊金曜日』を読んではいない。平和、民主主義、正義などそういうところに価値を見出す人は、常に少数派なのだ。
この号で、もっとも気になった記事は、『週刊金曜日』の音訳CD版に関わるもの。中心となって音訳版をつくっていた舛田妙子さん追悼の記事だ。その音訳版を買っていた利用者から、電話で聞いた声が載っている。私のような健常者にはわからない、しかし知るべき内容が書かれていた。
舛田さんという立派な女性に頭が下がる。また音訳を担っていたたくさんのボランティアの方々にも。
相互扶助。今の日本にほとんど見られないこと。しかし、クロポトキンや大杉栄を持ち出すまでもなく、とてもとても重要なことだ。
社会の日の当たるところには、私利私欲が渦巻いている。