浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

安倍に近づく人々の特徴

2016-06-30 21:57:02 | その他
 安倍という人物に近づく人々の特徴は、一言で言えば知性に欠けるということだ。

 あの青山繁晴という人も同じ。タックスヘイブンを、「税の天国」だって!

http://lite-ra.com/2016/06/post-2377.html
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解体する大学

2016-06-30 21:21:32 | その他
 『法と民主主義』今月号は、「岐路に立つ日本の大学」である。

 日本の支配層は、要するに、中等教育までは洗脳教育、支配層の思想を素直に受容する人間を育て、高等教育では、財界に貢献する人材の育成を図る、ということを狙っている。

 大学は、今までは「大学の自治」に守られてきたが、今はそれはなくなった。文科省からのカネ(交付金)が、政府のいうことを聞く大学、聞かない大学と選別し、後者にはカネを出さない。それだけでなく、全体的にカネ(交付金)を出さず、カネが必要なら企業からでもカネを取ってこい、学長の権限を強化して、学長のいうことをきけばカネは出てくるぞ、などと、カネで大学に勤める研究者を操ろうとしている。

 その政策に、大学の研究者の多くは対応し、権力にたいして沈黙するようになっている。

 そして大学では専任教員を増やさず、非常勤を多く雇用し、人件費の削減につとめている。

 言うまでもなく、大学生は奨学金をあてにして進学し、日々アルバイトで生計を立てる者が多くなっている。アルバイトのために、勉強がおろそかになり、本も買えない。

 大学教育は破壊され、解体しつつある。

 そして、自民党の小林某という市議会議員による三重短期大学に対する不当な非難攻撃の実例が記される。大学の教員が、安保法制に反対であるとすることに、「教育の中立性」をふりかざして攻撃する。法を理解できない議員による「論難」が大きな波紋を呼んでいる。

 右派たちが元気だ。しかし右派たちの議論は、知的背景を持たないから底が浅い。しかしそれでも、知らないから、理解できないから、よけいに攻撃的になる。

 日本全体の知的レベルは下がり、知性を持たない咆哮があちこちから聞こえてくる。
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ブラックバイト

2016-06-30 00:17:26 | その他
 今日は、TBSラジオのSession―22は、ブラックバイト。そこでバイト先の上司からの電話の録音が放送された。まさに脅迫である。中に「殺すぞ、吊すぞ」という声があった。

 一日12時間働かされ、バイトをやめるというと、損害賠償金を払えと言われる。まったくすべてが、労働法制違反である。

 労働者の権利が、現代ほど無視されている時代はないと思う。

 学生アルバイトを酷使し、けがをさせた店、それは「しゃぶしゃぶ温野菜」という店である。

http://geisupo7.com/ahm/black

 この店は、下記の会社(レインズインターナショナル)がフランチャイズを募集、DWE Japan (株)がその店を経営していた。その下にだろうか、もう一社有限会社ジュピターというのがある。

http://www.reins.co.jp/index.html

 なお、レインズインターナショナルの親会社が、株式会社コロワイド。

http://www.colowide.co.jp/

 このコロワイドのグループ企業は、かっぱ寿司、はじめ、いっぱいある。

http://www.colowide.co.jp/corpo/group.html

 こういう店って、何重にもなっていて、下請けの下請けの下請けの・・・・その末端に、低賃金のブラックバイトが存在している。ということは、店の売り上げは、何重にも重なっている会社に吸い取られているということになる。

 建築や福島原発の処理作業で働く労働者の、何重にもわたる下請けの構造と同じだということだ。

 労働法制に違反している場合、それを見逃さないようにしたい。どんどん相談し、そういう店をなくしていこう。そういう違法を野放しにすると、全労働者の労働条件が下げられていく。
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静かに軽蔑する

2016-06-29 21:24:39 | その他
 ブレイディみかこさんのブログを読んだ。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/bradymikako/20151119-00051589/

 ろくでもない、まったく何の意味も無い攻撃に対して、それと同様の反撃をすることは、攻撃する側に確信とさらなる攻撃を招く。
 
 このブログは、そういうことを語る。

 「静かなる軽蔑」・・これはボクがいつもしていることでもある。

 どのような人でも、少し話せば、自分と相性があうかどうかはすぐわかる。

 人間には、タテ関係を重視する人と、ヨコ関係を重視する人と、二つに分かれる。後者には、立派な方が多い。

 最近ある人と話す機会があった。歴史を勉強してるいる若い人であるが、なぜか自信過剰。話していても、知的でも何でもなく、知的触発を受けることはほとんどないのだが、自信過剰。

 己を知らない、ということだが、そういう人とはできるだけ接触しない。「静かなる軽蔑」だ。

 ブレイディみかこさんの趣旨とは違ってしまったが、「静かなる軽蔑」はしなくてもよい「闘い」をしないということでもある。

 

 
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攻防戦

2016-06-29 08:53:43 | その他
 昨日も今日も畑にはいけない。一日の半分は雨が降っているからだ。

 この時期は、雑草の生長が早い。除草をしたところでも、雨が降り数日経つと緑に覆われる。早く除草しないとそれらはすぐに生長し、根が張り、簡単には除去できなくなる。

 土色と緑が攻防戦を繰り広げる。

 とりわけ野菜が植えてあるところは除草をきちんとしなければならない。そろそろ追肥の時期であり、除草していないと雑草に肥料が与えられることになる。

 一昨日の朝、綿花の苗を植えた。綿花は、花が咲き、綿が出来たらそれを乾す。葉が枯れた後、綿がついたそれは部屋の飾りになる。

 ほぼ二日間行っていないから、きっと、雑草は天の恵みである雨を浴びて、すくすくと生長しているだろう。緑に覆われないように、雑草との攻防戦が、どこの畑でも繰り広げられている。

 日本国憲法の第十二条には、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。」とある。人権や民主主義も、それが蔽われて見えなくなるように、政治権力側は日々努力している、ウソをついたり、圧力を加えたり。

 人権や民主主義を失わないために、日本人は攻防戦を繰り広げなければならない。参議院議員選挙は、その一つである。

 我が家のフェンスには、福島みずほさんの選挙ポスターが掲示されている。当選すべき人が当選しなければならないと思う。

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大橋巨泉の「遺言」

2016-06-28 23:17:24 | その他
 82歳の大橋巨泉の健康状態がよくないようだ。彼は、『週刊現代』に「遺言」を掲載しているが、最期のそれが、

安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせてください。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです。


http://buzzap.jp/news/20160628-ohashi-kyosen-will/
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中江兆民(2)

2016-06-28 23:05:51 | その他
 中江兆民の著作を読み進むと同時に、兆民という人物はいかなる者であったかも読んでいるが、彼の奇行には驚くばかりである。

 「中江兆民奇行談」(『全集』別巻所収)にその奇行が具体的に記されているので、大笑いしながら読んでいる。しかし、現代にこういうことをしていたら、いくら良いことを主張したり書いていたとしても、信用をなくし、一挙に谷底に落とされてしまうだろう。

 ということは、つまり、こういう奇行癖の持ち主でもその論説などが現在も評価されながら残されているということは、明治というのはなかなか寛容な社会であって、豪放磊落が大いに許されていたのだろうと思う。

 しかしこうした奇行は、松永昌三先生の『中江兆民評伝』などには記載がなかった。
 
 ボクは、兆民についての講座で、こうしたことも隠すことなく話すつもりだ。人間の評価は、その全体でなされなければならぬ。

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沖縄の不条理は続く

2016-06-28 14:32:42 | その他
 今日の『琉球新報』社説。


<社説>米軍属飲酒事故 個人責任では済まされぬ

2016年6月28日 06:01

 米軍属が県民を被害に巻き込む飲酒運転、車両事故がまたも発生した。女性暴行殺人事件を受けた「哀悼期間」中の飲酒事犯の続発だ。米軍が声高に喧伝(けんでん)する再発防止徹底がお題目にすぎないことが証明された。

 在沖米軍は基地外での飲酒、深夜外出の自粛を命じる「哀悼期間」を28日に解除すると発表したばかりだが、実効性のなさが証明された以上、期間の延長や、より厳格な対応を検討すべきだ。
 酒気帯び運転で逮捕された軍属の男は基準値の4倍ものアルコールが検出された。酒酔い運転に近い相当の飲酒量ではなかったか。
 国道を逆走する人身事故で自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)罪で起訴された海軍兵被告も、基準値の6倍のアルコールが検出されていた。

 日本に比べ飲酒運転に寛大な米国の文化風土が改まることなく持ち込まれてはいないか。日本の法令、規範を順守させる教育の不徹底とともに、沖縄県民に対する差別、植民地意識をうかがわせる。
 池宮城紀夫弁護士が重要な指摘をしている。「公務外の事故は軍人・軍属の個人に責任があり、損害賠償の判決が確定しても支払い能力がなく泣き寝入りすることがほとんど」。また「日米地位協定では軍人・軍属の給与差し押さえの規定がない」ことなどだ。

 日米地位協定は米軍人・軍属を特権的に保護し公正な刑事訴追を妨げているが、事件事故の補償の面でも県民・国民に不利益を強いているという指摘である。
 今回の米軍属による女性暴行殺人事件で、日本政府は米側の意向を酌む形で、日米地位協定の対象から軍属を除外する方向で調整している。
 沖縄からの地位協定の抜本改定の要求に対し、トカゲのしっぽ切りのように軍属のみを除外して鎮静化を図る思惑が透けて見える。

 一方で軍属による事件事故の民事賠償が、これまで以上に個人責任として放置され、米国と日本政府の責任が免除されることがあってはならない。

 軍人・軍属をひっくるめた抜本的な日米地位協定の改定。事件事故が公務中か公務外に関わらぬ日米政府の共同責任による十全の被害補償。そして基地あるが故の事件事故をなくすためには、構造的暴力装置の基地を撤去、縮小していくしかない。
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政治家はウソをつく

2016-06-28 12:19:27 | その他
 イギリスでも、それは同じ。自らの政治的野望のためには、平気でウソをつく。政治家はそういうものであると考えて、政治行動をしなければならない。

http://www.asahi.com/articles/ASJ6W5D0VJ6WUHBI026.html?iref=comtop_favorite_01
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読む価値あり、堤実果氏のインタビュー

2016-06-28 08:19:19 | その他
 下記のサイト。

http://diamond.jp/articles/-/93794?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor
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支配者の眼

2016-06-28 07:31:21 | その他
 〇〇文化センターや公民館(浜松市では協働センターと呼ぶ)で、歴史などの教養講座が展開されている。同じ人があちこちで、異なったテーマで講師を引き受けているが、ボクではとてもやれない。一つのテーマに最短でもほぼ一ヶ月の時間を費やして準備するボクとしては、驚くばかりだ。

 さてそういうことではなく、歴史講座で人気があるのは戦国時代である。したがって、戦国時代の研究者はあちこちで講師を依頼されたりするからなかなか収入は良いようだ。しかしおもしろい話をするためには、一次史料だけではだめ、どうしても後の時代に書かれた書物をもとにし、あたかも史実であったかのように話さなければならない。徳川家に関わるものだったら江戸時代にたくさん書かれている。
 そういうものをつかってストーリーをつくるのだろうが、そうなるとウソを伝えるということにもなり、ボクではとてもできない。

 今浜松市では、「井伊直虎」を売り出そうと多額の予算をつかって宣伝に努めている。NHKの歴史大河ドラマで彼女を取り上げることになっているからだ。ホテルや製菓会社などももうけようと、「直虎御膳」など、創作に余念がない。

 ところでこの人物についての史料は圧倒的に少ない。一年間、おそらく虚実取り混ぜて(といっても虚がほとんどだろう)ストーリーをつくるのだろう。
 最近のNHKのそれは、ほとんど虚によって構成されていると思う。

 この戦国時代に関心があるというのは、もちろん戦国大名についてである。つまり支配階級。戦国時代はまさにその名の通り騒乱の時代、何でもありだ。その時代を、支配階級の眼で見ていく。支配領域の拡大のためには兵を用いる、権謀術数をめぐらす。
 藤木久志氏の研究(『戦国の村を行く』、『飢餓と戦争の戦国を行く』など)を読むと、我が祖先はよくこの時代を生き抜いてこられたものだと思ってしまうほどだ。

 しかし戦国時代に関心のある人々は、藤木氏がテーマとする戦国時代の民衆ではなく、戦国大名のあれこれに注目し、支配者の眼からこの時代を眺める。

 社会科学も人文科学も、いかなる立場からみるかによって描かれる世界は大きく変わる。ボクは常に底辺から(「底辺の視座」とボクはいっている)みるが、戦国時代に関心を持つ人々はまさに「上から目線」である。

 そうした見方が、ひょっとしたら、現在を見つめるところにも現れているのではないか、と思う。

 安倍政権の支持率が、昨日だかNHKの世論調査で47㌫となっていたと記憶する。あり得ない話だ。しかしその数字がなかなか減らない。

 男たちに安倍政権を支持する人が多いようだ。男たちは、本当は庶民なのに、支配層(つまり経団連や不労所得でいきる富裕者)の視点で現代社会をみているのではないか。戦国時代に関心を持つ人々と重なる。

 こうした錯覚が、安倍政権を支持させているのではないだろうか。となると、現在認識と歴史認識とが直結していることとなり、歴史を研究し、語る者としての責務はなかなか重大だということになる。

 支配者の眼ではなく、被支配層からみつめることが、本当は大切なのだが・・・・

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2016-06-27 21:07:40 | その他
 今日、『芸術新潮』7月号が届いた。特集は、「とてつもない裸!日本ヌード写真史」である。この雑誌の特徴は、毎号の特集が独立していることだ。先月号の特集は、「仁義なき聖書」、その前が「若冲」、さらにその前が「国芳」、「カラヴァッジョをつかまえろ!」、「永遠のフェルメール」、「江口寿史」、「谷崎潤一郎の女・食・住」・・・・・

 編集部が「芸術」と見なしたものは芸術だ、という自負があるのだろう、谷崎潤一郎なら「文学」だろうが、それを「芸術」にする。

 そして次号は、「日本の神々」である。全国の神社百選だそうだ。最近、テレビでも「伊勢神宮」を取り上げたり、日本の神の周辺も騒がしい。しかし神社も、維新を契機に祭神が変わったりしている。次号の特集の説明書きに、「長い歴史と土地の歴史に育まれた聖なる空間」とあるが、そこは?である。

 明治の初め頃まで(?)、外宮と内宮のあいだにあった古市という歓楽街は、江戸吉原、京都島原と並ぶ日本三大遊郭の一つであって、伊勢は「性なる空間」であったのだ。そういうところまで踏み込まないと、「日本の神々」の本質はわからない。日本の神話には、あの天の岩戸伝説もあるではないか。


 さてもう一冊。佐々木惣一『立憲非立憲』(講談社学術文庫)も届いた。こちらは法学の本。立憲主義が破壊されつつある現代日本に生きる者は、近代日本における「立憲」、「非立憲」を考えなければならないと思い、購入した。佐々木(1878~1965)は、大正から昭和にかけての憲法や行政法の研究者である。

 東大の石川健治教授が、この佐々木について話をしていたのを聞き、これは是非とも読まなければならないと思って昨日注文したものだ。まず石川教授の「解説」を読み始めた。

 石川教授の講演の内容が、きわめて知的で学問的に誠実であったので、この「解説」も期待していた。期待通りである。

 日本の憲法史の中で獲得されてきたもの、それが安倍政権の下で危機にあり、さらに右派革命が懸念されるこのとき、日本の民主主義の蓄積をみずからのものにする意味は十二分にある。佐々木が、現実との格闘のなかで生み出した理論の意味を学び取ることは、現在と格闘する者にとっても価値あり、である。

 日本人は、日本の近代初頭に導入された、今や普遍的な価値となった權利や自由を、未だみずからのものにし得ていないという結論に私は今立ち至っているが、近代以降の日本歴史の学び直しが必要である。それは、歴史を逆行させないためである。

 『立憲非立憲』は、読む価値ありである。
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福島・汚染廃棄物が全国に

2016-06-27 18:09:44 | その他
 環境省などが、今福島県に積まれているあの汚染廃棄物。公共事業には使用できるとかいって、全国にばらまこうという計画がある。

 全国に放射能汚染をばらまいてしまおうという、日本政府。

 ではその汚染物、どのくらいたてば無害になるかというと・・・・

 今日の共同配信記事。


汚染土「濃度減衰まで170年」 環境省非公開会合で試算を議論
2016/6/27 15:18

 東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を巡り、放射性物質濃度が基準以下となった土などを全国の道路や防潮堤などの公共工事で再利用する環境省の方針について、同省の非公開会合で「再利用後、放射性物質として扱う必要がなくなる濃度に減衰するまで170年かかる」との試算が議論されていたことが27日、関係者への取材で分かった。

 環境省の担当者は「工事完了後も管理し、年数で区切ることは考えていない。今後実証試験などを通じて適切な方法を確立する」としているが、補修の際の具体な対応策などは決まっていない。


 日本政府は、日本国憲法25条の「健康で文化的な」生活を保障しようとしないのだ。安倍自公政権のひどさ。
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さすが天台宗

2016-06-27 18:01:03 | その他
 さすが天台宗。最澄さんも泣いているだろう。

 しかし、旧仏教で、唯一あの右派革命をめざす「日本会議」に参加している宗派だから、こういうこともあり得るだろう。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/27/sexual-harrassment-at-zenkoji_n_10693962.html?utm_hp_ref=japan
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ひどい目に遭わされたのに、なお

2016-06-27 17:47:46 | その他
 今日の『東京新聞』第一面は、東北6県のJA系農政連が、参議院選挙で自民党候補を推薦していない、という記事だった。

 そのなかで唯一推薦したのが、福島県。ええーっと思った。自民党の原発政策により、あんなにひどい目に遭ったのに。それでも自民党か。
 確かに、原発事故後の福島県の国政選挙、自民党が圧勝だったような気がする。

 何とも言えない。

 東北地方を中心に、全国十府県でJAグループの政治運動組織「農業者農政運動組織連盟」(農政連)が、七月の参院選で自民党候補への推薦を見送ったことが本紙の取材で分かった。JAグループは自民党の有力な支持層とされてきたが、環太平洋連携協定(TPP)などを進めた安倍政権への不満が背景にある。安倍晋三首相(自民党総裁)は東北を重点的に遊説するなど、農業票の引き留めに躍起だ。 (山口哲人)

 十府県は青森、岩手、宮城、秋田、山形、石川、三重、京都、高知、佐賀。これらの農政連は野党側にも推薦を出さず、自主投票とした。改選二の京都以外は、参院選の勝敗を分ける一人区。

 三重、石川のように、以前から原則として推薦を出していない農政連もあるが、秋田や高知、佐賀の農政連は、二〇一三年の前回参院選では自民候補を推薦していた。

 特に東北六県で、自民党候補を推薦したのは「原発事故からの復興のため、政権与党とのつながりを考慮した」という福島県農政連だけ。安倍政権がTPP交渉を妥結(今年二月に協定文に署名)させたことや、全国農業協同組合中央会(JA全中)の一般社団法人化など農協改革への反発がある。東北は農業を主要産業とする地域の中でも、特にコメの比重が大きい。

 秋田県農政連の担当者は「自民への反発というより、TPP推進の安倍政権に対する反発」と説明。別の県の農政連担当者は「安全保障関連法の進め方もいかがなものか」と話す。

 農業票は当落を大きく左右するだけに、首相も重視。二十四、二十五両日は二巡目となる東北遊説に入った。宮城県多賀城市での二十五日の街頭演説では「宮城の『ひとめぼれ』(ブランド米)や牛タンを輸出するため、国が前面に立って支援する」とTPPという言葉は使わず、輸出で農家の所得を増やすと訴えた。

 安倍政権は昨年十一月、TPPへの不安を拭い去るため、農林漁業の強化策を柱とした「TPP政策大綱」を策定。さらに、自民党も参院選公約とは別に、初めて東北に特化した地方版公約をつくり「農業重視」をアピールする。それでも「農家は納得していない」(青森県農政連の担当者)と厳しい声が上がっている。







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