浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

脆弱なHotmail

2011-09-30 13:00:01 | 日記
マイクロソフトが提供しているフリーメール、hotmailが脆弱であることが証明された。

 一昨日、ある人からの英文メールが送られてきた。趣旨はこうだ、「今スペインにいるが荷物や財布などすべてを奪われて大変困っている。5000ユーロを送って欲しい」というのである。たとえそういう状態になっても、わざわざ日本からの送金を依頼しなくても解決策はあるはずなので、怪しいメールと判断した。

 その人から今年来た年賀状に記載されていたメールアドレスに、怪しいメールが来たこと、そのメールをコピーして送ってやったところ、返信が来て、「すぐに金を送れ」であった。

 もう夜遅くなっていたが、その人の家に電話したところ、自分自身のhotmailアドレス(年賀状に記載されていたアドレス)から各所に同じメールが送られて大変困っているとのこと。

 私のメールも、その犯罪者に知られてしまったわけであるので、アドレス帳にのっている人々に警戒するように連絡した。

 すると今朝、私のhotmailのアドレスにアクセスできなくなったいた。つまり乗っ取られて、同じようなことが行われているようなのだ。

 ということは、hotmailは、きわめて危険であるということだ。hotmailは脆弱であることを、是非知っておいて欲しい。私はもう使わない。


以上のことを記したが、マイクロソフトへの問い合わせで、何ものかが私のhomailアドレスに入り込もうとしたらしいこと、しかしそれをシステムが察知したのでアクセスを停止させたこと、そのため私が私のhotmailのアドレスに入り込めなくなった
こと、が判明した。まあ大丈夫であったということだ。

 安全のためには、パスワードの変更、秘密の質問とその回答を時々変えることが必要であると示唆された。パスワードは、よくある単語や名前を使わない、7文字以上、数字とかアルファベット、記号を複雑に組み合わせることが良いとのこと。

 世の中には、悪い奴がたくさんいるのだ。

 ところで、私の知人、hotmailのアドレスを奪われた方におかれましては、パスワードなどをしっかりと上に記したようなものにしておくことが肝要かと思いますよ。おそらく簡単に盗まれたのでしょう。




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東京での集会・デモ

2011-09-19 21:32:38 | 日記
 大江健三郎、鎌田慧、内橋克人さんらが呼びかけたさよなら原発集会に、6万人もの人が集まったという。すばらしいことだ。新聞各紙は5~6万人の集会と言っているが、TBSのニュースでは2万7千人。後者は警察発表ですね。警察はずっと前から、参加者をできるだけ少なくするようにしています。TBSも同じ穴の狢。



 私はこちらで用事があってでられなかったが、その壮大な集会の写真が載せられている。

 http://mainichi.jp/select/wadai/graph/20110919/


 私は地域の敬老会に出席しなければならなくなって参加した。しかし敬老会とは名ばかりで、選挙運動の一環であった。

 式次第をみると、

 開会の挨拶
 地区連合自治会長の挨拶
 米寿の老人への記念品贈呈
 来賓挨拶 県会議員2名、市会議員2名、小学校校長
 祝電披露
 閉会の挨拶
 アトラクション(幼稚園児、手踊り)


 アトラクションを除くと、議員4名の話がもっとも長かった。祝電披露も、衆議院議員2名、参議院議員2名。
 議員4名は、あちこちの敬老会をはしご。挨拶の後は消えた。
 私はアトラクションが始まったときに消えた。自宅に帰るために車に乗っていたら、信号で止まった後ろの車に別の場所に参加した後の県会議員が乗っていた。車はスズキの軽自動車。浜松市では、スズキの支持を得ないとなかなか当選できない。さすがの県会議員。

 こういうバカらしい敬老会はやめようではないか。老人のためではなく、議員のための会のような気がした。
  
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世界は恐怖する 死の灰の正体

2011-09-19 21:30:01 | 日記
 亀井文夫監督が制作した映画「世界は恐怖する」を見よう!!

 you tubeでみることができます。

 http://www.youtube.com/watch?v=BRazaWSBtnc

 http://www.youtube.com/watch?v=hqocNbFW2Fg&feature=related


 こういう映画が制作されていたのに、私たちは「死の灰」をまき散らしてしまった。
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カネでつながる原子力マフィア

2011-09-17 07:53:33 | 日記
 「東京新聞」の記事だ。

 確かに高級官僚は、多数の天下り団体を組織し、そこに多額の税金を投入して浪費している。このようなことは何度も指摘されているが、改められることはない。

 しかし増税が堂々と議論されている。民主党はこういう官僚の天下りを問題にしていたのに、官僚の言うがままに動く自民党と同じような政党になっている。

 小選挙区制は、同じような大政党をつくりだすということは、小選挙区制が議論された時から指摘されていた。しかしテレビや新聞は、小選挙区制が導入されないと日本の政治はどうしようもないというキャンペーンを行い、小選挙区制のデメリットを指摘することなく導入に積極的に協力した。

 日本の新聞メディアは、体制側の機関紙であり、テレビは愚民化政策の推進機関である。

 さて、次の記事を読んで、どう考えるか。


高額の天下り財団落札 原発メディア監視

2011年9月17日 07時13分


 経済産業省資源エネルギー庁がメディアの原発報道を監視してきた問題で、二〇一〇年度の事業の受託業者は、四者の入札で最低価格を提示した民間企業ではなく、二番目に高い価格を示した財団法人だったことが、本紙が情報公開請求した資料で分かった。落札した法人は電力関係者や省庁OBらが役員を務めている。

 開示資料では、一〇年度の入札は二つの財団法人と民間企業二社が参加して、財団法人「エネルギー総合工学研究所」が落札した。

 入札は価格と技術の両面で評価する「総合評価方式」で行われた。価格点では最も安い八百二十七万円で入札した民間企業が四者中トップで、同財団は九百三十万円で三番目。技術点ではこの民間企業が百五十点で最低、財団は百六十二点の最高得点を獲得し総合点で逆転した。

 だが、開示された財団の技術提案書は大半が黒塗りで、提案内容は一切不明。入札経過を記した書類は具体的な評価ポイントなどの記載自体がなかった。

 事業終了後に財団がエネ庁に提出した実績報告書を見ても、「新聞、インターネット情報を収集・分析し、不正確と思われる情報を抽出・分析した」などと書いてあるだけで、具体的な実績の記載はなかった。

 同庁の担当者は本紙の取材に「評価は審査員の判断の結果としか言いようがない。黒塗り部分は営業ノウハウであり、公にすると研究所の利益を害する」と説明した。

 メディア監視事業は〇八年度に始まり、本年度を含めた四年間の総事業費は計一億三千万円。「不正確、不適切な報道をしたメディアに訂正情報を送る」が事業趣旨だが、訂正要請は一度もない。

 初年度の入札は別の財団法人一法人が参加したのみ。〇九年度は二つの財団法人が応札し、金額の低い法人が落札した。この三つの財団法人も役員に電力会社役員らが名を連ねている。(森本智之)

(東京新聞)


 下記が天下り団体のHPである。

http://www.iae.or.jp/index.html

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記者はとても偉いのさ!!

2011-09-16 23:24:43 | 日記
 テレビ、新聞、通信社には「記者」と呼ばれる人がいる。この人たち、いつのまにかじぶんがとても偉いのだと思うようになる。なぜか。新聞社やテレビ局などの名刺を見せると、会社の社長や首相や地方自治体の首長らにも直接会える。そしていろいろ話ができる。そうすると、そういう人たちに会える“ボクってすごい人!!”と思ってしまうようなのだ。

 しかしよく考えてみれば、その記者個人が偉いのではなく、それぞれの新聞社、テレビ会社の一員であるから、今まで一面識がなくても相手は会ってくれるのだ。そこを錯覚する者がいる。

 私もメディアの記者とのつきあいがあるが、つきあいがある記者はいずれも年長者だ。若い記者とはつきあいがない。なぜか。若い彼らと話しても得られるものが皆無だからだ。私の知り合いの記者たちは批判精神を持ったジャーナリストばかりだ。官公庁の発表記事を要約して、横書きを縦書きに直すだけの人たちとは違う。それぞれ専門を持ったり、取材対象についてしっかりと勉強している。

 だから決して「偉そうではない」。無能な奴ほど、自分自身のバカさ加減が分からないので、傲慢になる。こういう人物はどの世界にもいる。私はそういう奴とはつきあわない。時間の無駄だ。

 さて以下に掲載したのは、Jキャストニュースの、「記者はなぜそんなに偉いのか 大臣辞任会見「ヤクザ質問」の一部始終」という記事だ。読んでみたら、アホな記者がどういう言葉遣いをするかを知っておいた方がよい。


http://www.j-cast.com/2011/09/12107013.html?p=all

 鉢呂吉雄経産相が不適切な発言で辞任に追い込まれた問題で、辞任会見での記者の態度が批判を浴びている。会見では、辞任の理由となった発言の内容について説明する声が相次ぎ、中には「説明しろって言ってんだよ!」と、ヤクザまがいの言葉遣いをする記者も出た。会見場での記者の傲慢な言葉遣いは、今までもたびたび批判されており、問題が繰り返された形だ。

鉢呂氏は、福島第1原子力発電所周辺の自治体を「死の街」と表現したことと、原発視察後、記者に防災服をなすりつけるしぐさをしたことが問題視された。

「説明しろって言ってんだよ!」

後者については、非公式な(いわゆる「オフレコ」)懇談の場での出来事だったこともあって、具体的にどのような発言をしたかは明らかではない。実際、各社の記事でも、

「放射能をうつしてやる」(共同)
「放射能をつけちゃうぞ」(朝日)
「放射能をつけたぞ」(毎日)
「ほら、放射能」(読売)
「放射能をつけてやろうか」(日経)

と、表現がばらついている。このため、2011年9月10日夜に開かれた会見では、発言の具体的な内容を確認する質問が相次いだ。批判を浴びることになる記者の質問は、この中で出た。

幹事社の共同通信が質問を終えた直後に、男性記者が突然、

「すいません、あの、一連の発言と仰いますけども、具体的に何を発言してお辞めになられるのか、具体的に仰っていただかないと、なぜお辞めになるのかわかりません」

と質問。記者会見で質問するときは、社名と自分の名前を名乗るのが通例だが、この記者はそれをしなかった。

鉢呂氏が、原因について(1)「死の街」という表現をした(2)記者との非公式懇談の場で「不信を抱かせるような言動があったというふうに捉えられた」、などと説明すると、記者は、

「具体的にどう仰ったんですか。あなたね、国務大臣をお辞めになられるんだから、その理由ぐらいきちんと説明しなさい」

と命令口調に。鉢呂氏が「非公式の記者の皆さんとの懇談ということもあって、そのひとつひとつに定かな記憶というものもありませんので」と釈明すると、記者は鉢呂氏の発言をさえぎって

「定かな記憶がないのに辞めるんですか。定かな事だから辞めるんでしょう。きちんと説明ぐらいしなさい!最後ぐらい」

と声を荒げた。鉢呂氏が「私は国民の皆さん、福島県の皆さんに不信の念を抱かせた。こういうふうに考えて…」と続けると、記者は、

「何を言って不信の念を抱かせたか説明しろって言ってんだよ!」
「何を言ったからだってだってんだよ!」

と怒鳴った。

「そんなヤクザ言葉、あなた、やめなさいよ」

大臣の会見で、このような口調で質問をする記者は珍しく、別の記者が、

「そんなヤクザ言葉、あなた、やめなさいよ。記者でしょう。敬意を持って質問してくださいよ!」
「恥ずかしいよ、君はどこの記者だ!」

と怒鳴る場面もあった。

だが、不祥事に関する記者会見では、たびたび記者の態度が問題にされている。例えば、2011年3月14日に東京電力が開いた会見では、計画停電の対象エリアや、停電が始まる時間についての情報が二転三転。さらに、当初発表されていたエリア以外にも、誤って停電させていたエリアがあることが明らかになり、記者からは、

「計画停電ですらないじゃないか」
「どうせ、まだ(間違って停電させたところが)あるんでしょ!」

と怒号が飛んだ。

05年には、JR西日本の福知山線事故をめぐり、大手新聞社の記者が、同社幹部を

「そんなことないやろ、人が死んでんねんで!」
「あんたら、もうエエわ。はよ呼んで。そこから先は(社長に)聞くから。はよ呼んでよっ!」
「あんたら、みんなクビや!」

などと罵倒。週刊新潮が「『記者会見で罵声』を浴びせた『ヒゲの傲慢記者』の社名」という記事を掲載し、記者の態度を批判したこともある。

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この記事、重要。経産省官僚の高笑い?

2011-09-16 22:35:23 | 日記
  これは『日刊ゲンダイ』の記事。


 鉢呂大臣辞任 流れをつくったのは経産官僚なのか

2011年9月15日 掲載


「反原発人事」を進めた矢先の引きずり降ろし劇

 鉢呂吉雄・前経産相を辞任に追い込んだのは経産官僚なのか――!?
 信憑(しんぴょう)性に疑問符が付いた「放射能うつす」発言騒動に、“黒幕”の存在がささやかれ始めた。
 そもそも赤坂の議員宿舎の発言現場にいた記者は数人。だれもメモを取っていないから、報じた新聞テレビは今も「裏取り」できず、苦し紛れの検証記事を載せている。「ホントに言ったの?」と思われるのも当然だ。その“真相”について、東京新聞・中日新聞の長谷川幸洋論説副主幹は鉢呂の単独インタビューに成功し、本人の声を「現代ビジネス」にこう書いた。
〈政府はエネルギー政策を大臣レベルの「エネルギー・環境会議」と、経産省の「総合資源エネルギー調査会」の二段構えで検討する段取りになっていた。(中略)総合資源エネルギー調査会は私が着任する前の6月段階で、すでに委員の顔ぶれが内定していた。全部で15人のうち3人が原発反対派で残りの12人が賛成派だ。私は事故を受けて、せめて賛成派と批判派が半数ずつでないと、国民の理解は得られないと思った。それであと9人から10人は反対派を加えて、反対派を合計12~13人にするつもりだった〉
 つまり、鉢呂は経産省の「原発偏重人事」に難色を示し、見直しを指示していたのだ。
 あらためて鉢呂事務所に事実関係を聞くと、「事実です。(鉢呂は)『結論は(脱、親原発の)両論併記でも構わない』と考えていたと思います」と答えた。
 官僚は意に反する大臣は平気で売り飛ばす。かつて外務省を「伏魔殿」と呼んで外相を追われた田中真紀子や、「ミスター検討中」とバカにされた長妻昭元厚労相もそうだった。
 現場の記者でさえ、悪ふざけだと思ってメモにもしなかった「放射能うつす」のオフレコ発言をたきつけて、大きな問題にして、大臣辞任の流れをつくってしまう――。官僚がメディアにリークし、政治家を追い込んだとしたら「小沢事件」と同じ構図だ。「脱官僚」の看板を下ろした野田政権では、官僚の高笑いが聞こえるばかりだ。 .


 長谷川さんの文は、下記にある。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19475


http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19851

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大阪の教育

2011-09-16 14:18:03 | 日記
 暴力団とつながりがあったとして芸能界から退いたタレントとが司会をする番組に出ていたことで著名になった橋下大阪府知事。新聞等で流れてくる情報は、ほとんどがあきれてものが言えないようなものが多いが、そのなかでも特別ひどいのが教育基本条例案。

 私は大阪府民ではないから、多数の大阪府民が選出した橋下知事、そして知事とともに歩む維新の会、これも多数の大阪府民がよかれと思って当選させた議員さんだから、彼らがどういう政治をしようと大阪府民が考えればよいことであると思う。


 しかし教育基本条例案は、大阪府の教育委員が批判するのは当たり前。下記は、朝日新聞記事。


維新の教育条例案に異論噴出、陰山委員「間違っている」2011年9月16日


 大阪府の橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」が府と大阪市の9月議会に提出を予定している「教育基本条例案」について、16日に開かれた定例の大阪府教育委員会会議で異論が噴出。なかでも「百ます計算」で知られ、学力向上を掲げる橋下知事の要請で教育委員に就任した陰山英男委員が、教員の管理を強化すれば現場がよくなるという発想は根本から間違っているとして、「(可決されれば)辞めますよ」などと激しく反発した。

 約90分の話し合いのうち、大半を条例への反発と疑問が占めた。

 特に異論が相次いだのが、一定の比率の教員に最低評価を行わなければならないなどと定めた管理強化の規定。陰山委員は「あの先生を辞めさせたいといういじめが始まる」「評価者の方向ばかり向く教員や、一部の保護者とつるむ教員も出てきます。(現場は)むちゃくちゃになりますよ」などと反対理由を述べ、「これで学力が上がりますか、先生のやる気が上がりますか」と訴えた。



 この基本条例案は、教員に対する不信感、そしてこの条例案を作成した人々の思い上がった気持ちがこめられている。

 戦前の教育は、天皇制国家権力が教育勅語を旗印にして、強権的に教育の国家統制を行ってきた。戦後は戦前の反省を込めて教育を民主化しようという動きの中で、教育基本法(今のではない。今のは超国家主義者の安倍晋三によって改悪されたもの)などが制定され、教育が国家などの政治権力から独立する、自立するという方向性が示された。

 しかしその後の自民党の長期政権のなかで、戦前の教育に郷愁を抱く人々により教育制度が徐々に改悪されてきた。


 そして今度の大阪府の教育基本条例案は、大阪府の行政(橋下府政)が直接的に教育を支配しようというもの。教育は行政から独立していなければならないのに。さらにその支配に服さない教員はやめさせるぞという、およそ民主的ではない、民主主義のかけらもないものとなっている。

 大阪にも良識ある人々がいたのかと、少し安心した次第。

 しかし大阪府民は、こういうファッショ的な条例で良いと考えているのだろうか。

 この条例案に丁寧な批判をしているサイトがあったので、紹介しておく。


http://osakanet.web.fc2.com/kyoikujorei2.html



















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悪質なメディア

2011-09-15 11:36:01 | 日記
 最近の記者(新聞社、テレビ局、通信社など)のレベルはどんどん低下している。知性だけかと思ったら、品性まで劣化している。

 言うまでもなく、鉢呂前経産大臣に対する辞任記者会見での記者の発言が、あまりにひどい。自分自身を何様だと思っているのか、思い上がりも甚だしい発言だ。

 最近の記者は、官庁などの発表資料をただ書き写してメディアに発表しているだけの者がほとんどだ。何の批判的精神もなく、ときに居丈高に弱者に襲いかかる。今度の鉢呂氏への「死の町」発言もそうだ。東電や経産省、そしてメディアなどの原子力マフィアが引き起こした原発事故によって、多くの住民が避難を余儀なくされた。人がいない町を「死の町」と表現して何が悪いのか。

 そういえば、菅前首相が原発周辺には長期間人が住めないと言ったら、それを不用意な発言だとメディアは攻撃した。その発言の内容は間違いではない。本来ならばメディアがそういうことを報道しなければならないのに、攻撃する。


 その攻撃の仕方も、本当にひどい。

 最近のマスメディアは、権力や強者にはおもねり、弱者や少しでも勢力が落ち目になると、これでもかと叩く。許せない。

 鉢呂氏の記者会見の模様が下記のアドレスで見ることができる。品性劣化の記者の姿を如実にみることができるはずだ。

http://blogos.com/theme/resign_hachiro/

 この記者の個人名、所属会社は、当然公表されるべきである。卑劣な行為に対しては、きちんと責任をとらせるようにすべきだ。

http://tanakaryusaku.jp/2011/09/0002912








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「死の町」

2011-09-14 22:50:09 | 日記
 前経産大臣の鉢呂氏が福島原発により避難を余儀なくされた地域を訪問して、その地域を「死の町」と言ったことになぜか批判がある。なぜそれが問題となるのか、私にはわからなかった。

 すると、次は鉢呂氏が「放射能をつけてやる・・・」とかなんとか発言したという情報がマスメディアから流された。この発言を当初は信じてしまった。なんて子供じみた発言をする人か、と。

 しかしこれらの発言で、なぜ大臣を退く必要があるのか、私は疑問に思っていた。そしたら、今日、次のような情報がもたらされた。

 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19475

 「中日新聞」の長谷川幸洋氏の文である。その一部。

 鉢呂が記者会見で「死の町」と発言したのは事実である。だが、大臣辞任にまで至ったのは、記者との懇談で「放射能をうつしてやる」と"発言"したという新聞、テレビの報道が批判に拍車をかけた側面が大きい。

 ところが、その発言自体の裏がとれないのだ。高橋洋一さんが9月12日付けのコラムで指摘したように、各社の報道は「放射能をうつしてやる」(東京新聞)から「放射能をつけちゃうぞ」(朝日新聞)、「放射能を分けてやるよ」(FNN)に至るまでまちまちだった。

 鉢呂本人は終始一貫「そういう発言をしたかどうか記憶にない」と言っている。実際の発言がどうだったかどころか、本当にそういう趣旨の発言をしたかどうかさえ、はっきりとした確証がないのである。


 普通、記者はICレコーダーをいつも傾けている。しかし鉢呂氏の発言は、まったく確定していないというのだ。これはおかしい!!

 ひょっとしたら、これは罠かもしれない。鉢呂氏をやめさせるための罠。長谷川氏もそういう見方をしているようにみえる。上記のアドレスにアクセスしてもらいたい。

 原発推進勢力は、たいへん熱心に巻き返しにでているようだ。



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さよなら原発講演会

2011-09-12 22:17:33 | 日記
 大江健三郎さんや山田洋次、落合恵子さんなどの講演が、下記のアドレスにアクセスすれば見ることが出来ます。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/415
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ドラマ「砂の器」

2011-09-11 23:11:19 | 日記
 松本清張の代表作の一つである。昨日、今日と連続で放映された。原作の背後には、ハンセン病がある。ハンセン病という診断がでると、地域から離され隔離された時代があった。主人公の和賀こと本浦秀夫の父は、ハンセン病であった。だから本浦父子は放浪の旅にあったのだ。

 だが、このドラマでは、本浦秀夫の父、千代吉は、一家殺人事件の被疑者として(最終的に釈放はされたが)村にいられなくて放浪の旅にでたということになっていた。

 清張の原作にも、下記の意見のように、問題が存在することは確かではあるが、ハンセン病の問題をとりあげないことはどうなのかと思う。

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n278/n278015.html
 
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魚を食べますか?

2011-09-11 00:29:50 | 日記
 これは「日刊ゲンダイ」の記事。我が家では魚は、チリ産のサケなどは食べるが、その他は食べない。危険だからだ。


放射能放出なんと1.5京ベクレル 日本の魚本当に食べても安全なのか?


2011年9月9日 掲載


日本の基準値は“世界の非常識”



<今ごろ検査強化と言われても…>

 とんでもない数字が公表された。
 福島第1原発事故で、日本原子力研究開発機構は海洋への放射能放出総量が1.5京ベクレルを超えるとの試算をまとめた。東電が4~5月分として推定していた放射線量の3倍以上に上る。
 心配なのが魚の汚染だ。福島県は4月にコウナゴが出荷停止して以来、漁業を自粛している。同県の海の汚染はいまも深刻で、7日に発表されたイシガレイの放射性セシウムは1キロあたり1030ベクレルと、暫定規制値(500ベクレル)の2倍以上だった。
 宮城や岩手、茨城などの水産物からも基準値以下ながらセシウムが検出されている。数字は農水省のHPにアップされているが、福島以外はサンプル数が少ない。農水省は「検査機械が少ないうえに鮮魚は詳しく検査すると傷んでしまうので、細かく調べきれない」と説明する。
 その一方で宮城県石巻漁港では6日、震災後初めて水揚げされたタコやカレイなどが並んだ。気仙沼沖などではカツオ漁の一部が再開している。魚は本当に安全なのか。
「放射能を防ぐ知恵」の著者でNPO法人「食品と暮らしの安全基金」代表の小若順一氏が言う。
「500ベクレル以下なら安全という言葉を信じてはいけません。3月にドイツ放射線防護協会は大人は8ベクレル、子供は4ベクレル以下にするべきだという基準値を提案しました。500ベクレルがいかに甘い数字かが分かります。いまだに海の中は放射能でグジャグジャなのです。九州で水揚げされた魚も安心できません。太平洋の真ん中で取られたものを宮崎などに運ぶことがあるからです」
 小若氏は、政府は国民の生命のために、漁業従事者に所得補償と賠償金を払い、今後3年間は漁業を停止するべきだと主張する。
「とくに心配なのが妊婦さんです。魚を食べて体内被曝したら胎児はまだ安全ですが、孫、ひ孫と子々孫々まで傷ついた遺伝子が受け継がれ、障害やがんを発症してしまいます。妊婦さんは絶対に魚を食べてはいけないし、子供はできるだけ食べないようにしてください」(小若順一氏)
 水産庁は今ごろになって福島沖周辺の検査強化をアピールしているが、海は広い。ストロンチウム汚染の可能性も否定できない。消費者は国の言うことをうのみにせず、リスクを覚悟したほうがいい。


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三方原合戦

2011-09-09 21:56:20 | 日記
 7日から毎週一回の歴史講座「遠州地方と日本の近代」の講師をつとめている。発表のあと、参加者の方から本多隆成氏の『定本徳川家康』(吉川弘文館)の三方原合戦の記述について感想を求められた。

 元亀二年の三方原合戦、信玄は青崩峠から南下してきた、というのが通説であったが、本多氏は駿河から海岸線を通り、袋井、見付、合代島、さらに天竜川を渡って三方原へという説をとっている。これは柴裕之氏の新説ということだが、私はこの説を知らなかった。柴氏の説は、2006、2007年の『武田氏研究』に掲載されているらしい。

 本多氏は常日頃史料にもとづく手堅い研究をされているから、本多氏が柴説をとるというのなら、柴説を補強するような史料でも見つけたのかもしれない。

 というわけで『定本徳川家康』を図書館から借りてきた。

 学説は変化する。もちろんいい加減な根拠で変化するのではない。なぜそう考えるに至ったかをじっくりと読み、考えるべきだ。

 三方原合戦のところだけ読んでみようと思う。

 
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搭乗率保証と責任

2011-09-09 09:10:12 | 日記
 絶対に「赤字」だ、静岡に空港など必要ない、などという多くの反対を無視して開港された静岡空港。その空港建設をしゃにむに推し進めたのは、前の県知事石川嘉延。日本航空に路線を開設させたいが為に、搭乗率が低かったら県はカネを払う旨の約束をした。その問題が現在の川勝知事に持ち越された。川勝知事は、日本航空が静岡から撤退したことから払わないなどと強がったが、ここにきて裁判所の和解により支払うことになるだろう。
 
 私は、この支払いは当然だと思う。しかしこの責任は、石川前知事が負うべきである。

 日本の社会は、責任追及がなされない。下方に向かっては責任追及はあるが、上に向かっては行われない。

 静岡空港の強引な開設に際して、静岡県は利用者の数を大幅に水増しして建設を強行した。それがあまりに過大な数であることは十分に知られていた。虚構の数字を前面にだして石川県政は建設したのだ。赤字になるのも、利用者数が想定よりはるかに下であることもおそらく知っていたことだろう。

 今度の搭乗率保証の問題は、石川前知事が起こしたことだ。しかし石川前知事は、今は「関係ありません」などと言うのだろう。残念ながら、行政もそれを認めた議員も、こういう失政について誰も責任を負わない。

 これは「静岡新聞」の記事。

日航搭乗率保証訴訟、和解勧告 知事、来週にも判断(9/ 9 08:01)

 日本航空が静岡―福岡線(2010年3月末に撤退)の搭乗率保証に基づく運航支援金約1億5300万円の支払いを県に求めた訴訟で、川勝平太知事は8日、東京地裁からの和解勧告について記者会見し「理屈が通っていれば、(勧告を)受け入れる」と述べた。
 会見で知事は「まずは裁判所の判断を尊重したい」と強調。日航との訴訟は「長く争うべき筋のものではないと考えていた。和をもって貴しとなすは基本姿勢」とも述べて、和解に前向きな姿勢を示した。代理人の弁護士とともに和解金1億4984万627円の算定根拠などを精査し、来週にも判断する。
 勧告の和解金額が、日航の請求額と大きく変わらなかった点については、「金額が問題ではない。正義が貫かれているかどうかだ」として、金額の多寡よりも算定根拠の正当性を重視すべきとの認識を示した。
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辻元氏の民主党入党

2011-09-08 21:53:10 | 日記
 辻元さんは、「変節」ですね。最近の顔つきも、社民党で活躍している頃とは変わって、おとなしい顔になりました。政治権力の非や、平和問題などについて鋭く切り込んでいく口調は、もう消えていくことでしょう。権力をふるうことができる立場を知ってしまって、そちらのほうがよいと判断したのだと思います。

 『毎日新聞』に、福島さんの「批判(?)」が掲載されていますが、福島さんの指摘する通りです。

 「権力に切り込むのが一番いいところだったのに、理念より権力に近寄る方を選択した」。社民党の福島瑞穂党首は8日の記者会見で、社民党を離党した衆院議員の辻元清美前首相補佐官が民主党入党の意向を固めたことを痛烈に批判した。

 同時に「平和や基地問題で頑張っている人たちを裏切ることになる」と指摘、かつて社民党の切り込み隊長役として政権を追及した辻元氏の“変節”を嘆いた。


http://mainichi.jp/select/today/news/20110909k0000m010030000c.html


 上は政治権力から、下は地域の自治会などまで、権力には様々な段階があります。日本の社会は、権力を掌握している勢力が権力を批判する人間の声を聞き、自らがおこなうことを修正していくという習慣がありません。したがって権力を批判しても、その批判が実際の力となって動いていくことは期待できません。

 地方議会で意識ある議員がいくら頑張っても、批判だけに終わってしまう、そういう無力感を抱くこともあります。やはり自らが望む理想的な政治を行うためには、首長となるのが一番手っ取り早い。自らが政治権力を握ることです。

 辻元さんの場合は、自らが政治権力を握るわけではありません。したがって自らの(今まで持っていた?)信条を捨てて、あるいはごまかして、今まで批判していた政治権力を掌握している勢力のメンバーのなかに、頭を下げて入って行かざるを得ません。そして何らかのおこぼれ(「少しだけ権力をふるう場」)をもらうのです。彼女は、そういう立場になることを欲したのです。

 私には、辻元さんのような生き方はできません。ある意味で、それは「屈服」になるからです。

 辻元さんは、社民党公認として選挙に立候補し当選しました。そして我が家の塀に貼られた社民党のポスターには福島さんと並んでうつっていて、社民党に投票を!と呼びかけていました。

 辻元さんとは何度か接点がありました。だから社民党を離党するなら議員も退くべきである(社民党のリーダーの一人として選挙戦を戦ったのですから、そして社民党候補として当選したのですから)、そのうえで次の選挙では異なった立場で立候補すべきだとする意見を送りました。

 辻元さんは議員を辞めませんでした。辻元さんから、その後の活動について報告するレターも送られてきていました。社民党をやめても立場は変えないようなことが書いてあったと思います。

 しかし今回、民主党員になると云うことは、立場を大きく変えることになります。

 最近の辻元さんの顔つき、最初に書きましたが、変わりました。あまり生き生きしていませんね。辻元さんは権力の一員として、権力をふるうことに生き甲斐を感じることができる人間なのでしょうか。

 辻元さんを当選させた人々に、私の知り合いがいます。彼らは辻元さんの今度の動きを是認しているのでしょうか。





















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