家人が奥田英朗の『噂の女』を借りてきてくれた。村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』を図書館から借りられるように手続きをしているのだが、まだこないので、これを読み始めた。
最近は小説をたくさん読んでいる。その関係で他の種類の本を読むスピードがどっと落ちている。
奥田の小説は面白い。彼は市井の人びとがどんな思考をしているのかがよくわかっている。「噂の女」という一人の女性をめぐってのいろいろなストーリーが展開されるのであるが、そこに確実にあるものは、市井の人びとの感覚であり、思考であり、行動である。それが見事に浮き彫りにされているのだ。
奥田もなかなかの才能である。『ララピポ』と通じるものがある。
今日、岩波新書の『トラウマ』を買ってきた。これも読まなければならない。今月の岩波新書は、あと『百年の手紙』を買うつもりでいる。ひょっとして、『信長の城』、『出雲と大和』も買うかもしれない。今月、岩波書店は10冊も発刊した。
最近は小説をたくさん読んでいる。その関係で他の種類の本を読むスピードがどっと落ちている。
奥田の小説は面白い。彼は市井の人びとがどんな思考をしているのかがよくわかっている。「噂の女」という一人の女性をめぐってのいろいろなストーリーが展開されるのであるが、そこに確実にあるものは、市井の人びとの感覚であり、思考であり、行動である。それが見事に浮き彫りにされているのだ。
奥田もなかなかの才能である。『ララピポ』と通じるものがある。
今日、岩波新書の『トラウマ』を買ってきた。これも読まなければならない。今月の岩波新書は、あと『百年の手紙』を買うつもりでいる。ひょっとして、『信長の城』、『出雲と大和』も買うかもしれない。今月、岩波書店は10冊も発刊した。