浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

「今さらナチズムを悪と言わねばならないのか?」

2017-08-31 21:32:38 | その他
 新月通信社社長のジャーナリスト、マイケル・ペンさんの『週刊金曜日』のコラムの表題である。

 バージニア州シャーロッツヴィルで起きた白人至上主義団体のK・K・K、彼らはナチスのカギ十字の旗を持っていたという。彼らの暴挙に対して、あのトランプ大統領がきちんとした批判を白人至上主義団体にしなかったということで問題になった。

 アメリカ出身のペン氏は、こう記す。

 幸いなことに、・・・米国人はナチズムこそがまさに悪の顔だと、数世代にもわたって教わってきた。これは政治的左派も右派も意見が一致する希有な例の一つである

 この文を読んで、日本はそういう段階に至っていないことを痛感した。かの麻生という政治家は、ナチスにシンパシーを抱いているようで、日本の右派には、「ナチズムは悪」という認識がないということを証明している。

 情けないことだ。

 安倍首相は、ナチスと同盟を結んでいた時代の大日本帝国を肯定する政治家である。そういう人たちが、日本の政治を牛耳っている。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本新聞協会の醜聞

2017-08-31 21:13:41 | その他
 今日『週刊金曜日』が届いた。その中で書きたくなったのは、日本新聞協会の醜聞だ。日本新聞協会には、新聞、通信、放送の130社が加盟している。『新聞研究』という雑誌を発行し、加盟各社の記者から原稿を集め、特集を組んであるべき報道について提案などをしている。

 その日本新聞協会でパワハラがあり、國府一郎事務局長が辞任、幹部職員二人が休職となったという。2013年以降のパワハラについて、今年6月にそうした処分が行われたのだそうだ。

 日本新聞協会も、新聞等が報じているパワハラと無縁ではなかったということだ。

 そしてもっと重大なことは、2007年~9年にかけて経理担当職員が約3314万円を横領、2008~12年にかけて別の嘱託職員が1473万円を横領したことがあったそうだ。もうずっと前のことだ。それが今明かされるというのもおかしな話だ。

 この横領事件移管して、当時の國府一郎総務部長、幹部2人によって、「民事訴訟も刑事告発もしない」ということで、全額を返金させて自主退職させたのだという。そのふたりの名はいまもって公になっていない。

 横領は、明確な刑事事件である。このような重大な犯罪を、公にせず、内々で済ませてしまうということはどういうことなのか。日本新聞協会は、社会正義とは無縁な団体であることを宣言したに等しい。

 マスコミ各社も、こういう問題をきちんと追及すべきではないか。

 日本新聞協会は、日本醜聞協会になってしまった。『新聞研究』も『醜聞研究』に誌名を変更したらどうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

専制(独裁)国家

2017-08-31 08:50:14 | その他
 今日の『東京新聞』記事。


過去にもナチス言及 麻生氏「ヒトラー発言」撤回

2017年8月31日 朝刊

 麻生太郎副総理兼財務相は三十日午後、「ヒトラーはいくら動機が正しくても駄目だ」との自身の発言について「あしき政治家の例として引き、誤解を招いた」として撤回した。財務省で記者団に話した。 (大杉はるか)

 麻生氏は二十九日の講演で「政治家は結果が大事。何百万人殺したヒトラーは、動機がいくら正しくても駄目」と語った。三十日午前に「ヒトラーは動機においても誤っていたことも明らかだ。例示として挙げたことは不適切で撤回したい」とのコメントを発表していた。

 麻生氏はナチス・ドイツに関する発言を繰り返してきた。二〇一三年には、改憲を巡り「(ナチス政権下で)ワイマール憲法は誰も気付かない間に変わった。あの手口に学んだらどうか」と発言し、撤回。〇八年にも、政権交代を目指していた民主党(当時)に関連し「ナチスも一回やらせろと言って、(ドイツ国民が)選んで、ああなったこともある」とナチスを引き合いに出した。

 麻生氏は三十日、一三年の発言にも触れ「ナチスは民主主義のルールにのっとり選ばれた政権だということは事実だ、ということを話した」と記者団に語った。

 民進党の山井和則国対委員長は同日、記者団に「ヒトラーを評価していると受け取られかねない大失言だ。国際社会では許されない。財務相としての適性を疑わざるを得ない」と批判した。


 麻生氏は、ヒトラー政権がとても気になっているようだ。それもきわめて肯定的に、である。

 麻生氏を含め、権力者は専制(独裁)国家がお好きだ。人民が、専制権力のもとに隷属的にしたがっているという国家がうらやましくてしようがないのである。安倍政権の政策をみていると、北朝鮮に相似した国家をめざしているように思える。

 権力者が自由に行動できる国家、人間の生命すら自由に奪うことができる国家、文句も言われずに自由にカネを儲けることができる国家・・・・・そういう国家をめざすのが自民党に関わる政治家なのだろう。その代表が、安倍首相であり、麻生氏である。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コストコ

2017-08-31 08:25:32 | その他
 明日、浜松にコストコが開店する。イトーヨーカドーの跡地であるが、この辺は商業施設が集中している。イオンモール市野、スーパー、何でも売っている薬局、ホ-ムセンターなど。

 イトーヨーカドーがまだ営業していた頃、その近所に住んでいる方から話を聞いたことがある。土曜日、日曜日は外出ができない。出ることもできないし、帰ることもできない、と。確かに、その方向に向かう週末は、現在でも渋滞している。

 コストコがオープンすれば、渋滞はものすごいことになるだろう。現在開店前に会員になろうという人の列ができているという。手続きを終えるのに2時間待つのだそうだ。もちろん私は、コストコを利用するつもりはない。だからそういう列には並ばない。

 浜松市は中心市街地が完全にさびれている。駅前にはデパートが一つあるだけで、人はほとんどいない。昔、大店法というのがあって、大きな店が出店する場合は規制されたりしていた。浜松市はそういうなかでも、出店におおらかであった。浜松市の商工会議所は、工業が中心。商業者の声が大きくなることはなく、工業のトップは中心市街地に人が集まらなくてもいいのだ、という考えの持ち主である。そのため、早くから郊外に大店が出店を繰り返し、次々と中心市街地から商業施設が撤退していった。浜松市はみずから中心市街地の活性化にはあまり積極的ではないようだ。中心市街地は、夜、酔客を生み出すだけだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛暑が続く

2017-08-31 08:05:08 | その他
 暑い。昼間の暑さは格別である。

 学校も始まったようで、朝、子どもたちも通学している。しかしこの暑さの中、エアコンもなく、教室で授業を受けていることを想像するとかわいそうになる。その先生もたいへんだろう。エアコンがない職場は,戸外の労働を除けば、学校くらいだろう。

 9月は暑さが続く。学校の授業も早く終わるようにして負担を減らすか、エアコンを整備するしかないだろう。


 この暑さ、畑に行くのは、朝か夕方である。しかし、朝はよほど早く行かないとすぐ猛暑にまけてしまう。10時頃になるとクラクラする。だからほとんど夕方行くが、しかし最近は6時半くらいに終わらないと暗くなってしまう。作業時間が減っている。

 昨日は収穫が終わったミニトマトの処理をした。まだまだ実を付けているものもあるが、実は小さくなり、量も減っている。

 昨日の新聞に、農作業をしている人は、年齢を重ねても元気だとあった。そうなりたいものだ。毎日、汗まみれになって働いていることが体にはよいのだろう。

 今日は畑には行かない。静岡で会議である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Jアラートの「発動」

2017-08-30 09:34:57 | その他
 テレビを見ないので、そんな騒ぎになっていたとは知らなかった。テレビは特番で報じていたらしい。しかしこのJアラートなる代物、なんの役にも立たないものだ。そのカネを世界平和のためにつかったらどうかと思う。

 役立たず「Jアラート」を使ったのは北朝鮮危機を煽りたい安倍政権のパフォーマンスだった!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Jアラート?

2017-08-30 07:58:10 | その他
 北朝鮮が発射したミサイルにより、迷惑を受けた人々が多いようだ。私のガラケーは、そういう知らせを受けることがない代物である。

 しかし、どこの国でもそうだろうが、空から狙われたらどうしようもないのだ。ミサイルが飛んできて近くで爆発したら、そこで起きるのは破壊と殺戮である。

 それをどう防ぐのかが政治、外交の役割なのだ。

 北朝鮮とアメリカはかつて戦争した国同士であり、今以て休戦状態でしかない。北朝鮮は、いつもアメリカに向けて様々な発信をしている。北朝鮮側から見れば、北朝鮮は前方が包囲されている。日本列島と韓国、そこにはそれぞれの軍隊があり、さらに戦火を交えた米軍の基地がある。そして日本と韓国の軍隊は米軍が育てた軍事力であり、指揮権は米軍がもっている。

 北朝鮮が韓国や日本を相手にしないのは当たり前だ。米軍によって支配されている軍隊をもつ日本や韓国は、所詮独立した国家ではないのだから、相手にする価値はない。

 アメリカという国家が、東アジアに平和をもたらす、緊張の緩和をつくりだすという姿勢をもたないかぎり、解決はない。しかしアメリカはそうした姿勢は見せない。日本政府も然り、である。米軍と同調することだけが、日本政府や自衛隊が行っていることだ。韓国の文政権が宥和政策を展開しようとしても、米軍の傀儡軍である韓国軍は独自の動きをし、北朝鮮に対して米韓合同軍事演習をするのだから、文政権の対北朝鮮政策は一貫性をもてない。

 アメリカにとって、東アジアが緊張していることが利益なのだ。また日本政府にとっても然りである。軍事強大国家をめざす安倍政権にとっても、北朝鮮の動きは歓迎すべきことなのだ。

 私たちは、そうした日米韓の政府の動き、アメリカ軍に統合されている自衛隊・韓国軍の動向を批判すると共に、東アジアの緊張緩和のために何を為し得るかを理性的に考える必要がある。

 米軍基地があり、米軍が自由に活動できる日本に住む私たちにとって、北朝鮮と米軍との衝突はみずからの破滅でしかない。それを避けなければならない。

 もっとも危惧すべきは、アメリカ大統領が理性的な判断ができそうもない人物であることだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドナルド・トランプ氏の夏

2017-08-29 21:52:24 | その他
 今年の夏は、トランプ大統領は大忙しだ。とにかく騒動を起こしまくっている。そのためか、トランプ大統領の熱狂的支持者以外からは、多くの批判を生み出している。軍幹部、トランプの側近だった人たち、共和党議員など。そしてもちろん各国首脳もあきれかえっている。

 ここにトランプ氏の夏を振り返った論考が掲載されている(必読である)。トランプ氏に熱狂的支持を与えている一部の人たちと、日本の安倍首相・安倍政権の人々だけが、トランプ大統領に熱い視線をおくっている。

http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-41071460
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンビニ

2017-08-29 21:07:14 | その他
 コンビニに行った。コンビニに行くのは、ほとんど書籍のコピーのためである。今日は、「近代日本における国籍と戸籍」、岩波講座の『日本歴史』掲載の論文である。著者は遠藤正敬氏。最近この著者の書籍『戸籍と無戸籍――「日本人」の輪郭』が新聞の書評欄に掲載された。私は在日コリアンの戸籍について書いたことがあるのでとても関心がある。近代日本における戸籍は、差別を象徴する。
 とりあえず、遠藤氏の研究の一端を知るためにこの論文を読もうと思い、申し訳ないと思いつつ、借りた本をコピーしてきた。

 別にコピーしなくてもよいのだが、私はこうした論文を読む場合には、線を引いたり書き込みをするので、購入するかコピーするかの選択肢しかない。

 読んでから感想を書くつもりである。

 なお2013年に出版されたこの著者の『戸籍と国籍の近現代史―民族・血統・日本人』(明石書店)は購入するつもりである。

 しかし、仕事の締め切りに追われていて、読書どころではない状態だ。やっと今日、ふたつの仕事を仕上げたが、明日もう一度点検して提出しようと思う。その締め切りは9月1日。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「危機」を喜ぶ人々

2017-08-29 15:26:03 | その他
 北朝鮮がミサイルを発射したそうだ。日本上空をこえて太平洋に到達したそうだ。こういうニュースが報じられると、安倍政権やトランプ政権はさらに圧力を強めると主張する。

 今まで何度同じようなことがあったか。圧力を強めても、何も解決しない。同じパターンが繰りかえされるばかりだ。

 北朝鮮が何故にアメリカだけを相手にして、ミサイルを発射したり、核実験をしているのか、それを考えるべきだ。国家としてみずからの国家の安寧を図るのは当たり前のことである。その場合の国家とは、金王朝であるが、彼らはその安泰を求めているのである。それは朝鮮戦争以降ずっと続いている。アメリカとの間で、朝鮮戦争に完全にピリオドを打ちたい、というのが北朝鮮の求めていることだ。

 しかしアメリカはその要求を受け付けない。なぜか。そういう北朝鮮の存在に利用価値があるからだ。

 北朝鮮による「危機」により、日本は米軍に自由に国土を利用させてくれるし、カネもどんどん出してくれる。米国の軍需産業を儲けさせてくれる。アメリカにとって、こんないいことはないのだ。

 またこうした「危機」を安倍政権は大いに利用できる。国民の支持をこういうことで得るのは、安倍首相にとって喜ばしいことであろう。

 「圧力」ではなく、対話で。理性的な人物は、常にそう考える。

https://dot.asahi.com/aera/2017082800040.html
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

報徳社

2017-08-27 22:48:35 | その他
 昨日は、大日本報徳社の大会が袋井市で開かれ、私も参加した。私は報徳社の社員でもないが、記念講演が宮地正人東大名誉教授ということで、特別に講演だけきかせてもらった。

 テーマは、「遠州報徳社と明治維新」。来年が明治150年ということで、安倍政権がなんらかの祝賀事業を展開しようとしていることにたいして、明治維新は地域地域でまったくことなった様相をしめす、一律に明治150年を祝賀するのはナンセンスということで、それでは遠州地方の明治維新はどういうものであったのかを論じたものだ。遠州地方の明治維新は、報徳運動と切り離してかんがえることはできないことを論じる内容であった。

 宮地先生は、報徳運動と富士講の結びつき、二宮尊徳の弟子による報徳仕法の実例としての相馬藩のそれなどを話し、遠州の岡田佐平次、良一郎親子を中心とした遠州地域の豪農層の報徳運動を介してのネットワークの存在を示し、それが浜松県民会の地租改正に関わる闘いを支えたことを論じた。

 報徳運動について私はまともに研究したことはないが、遠州地方の近代史は、この報徳運動の関わりを無視しては理解できないことだけは知っていた。

 宮地先生は、きちんと原稿を用意され、実証的且つ論旨明快の話をされた。

 私はずっと昔『日露戦後政治史の研究』をいただいたこともあるが、私としては近年先生が研究されている平田篤胤に関して尋ねたいことがあった。

 講演のあと、大日本報徳社に行き、社長の榛村氏を交えた話し合いに参加し、さらにW氏宅で行われた懇親の場にも参加し、先生から平田や佐藤信淵その他有益な知識をいただき、また研究の方向性などを教えていただいた。

 感謝、感謝である。知の巨人との話から、学ぶことはとても多い。帰宅は11時頃。とても充実した日であった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴史を消そうという人々

2017-08-27 08:34:41 | その他
 近代日本国家は、数々の過ちを犯してきた。そうした事実を直視し、謝罪し、未来に同じことが起きないようにしていくことが重要だ。そうすることによって、日本という国家の品格が保たれる。ひとりの人間であっても、間違いを犯す。その際に謝罪し、それを今後の生き方に教訓として生かしていくところに信頼が生まれる。


 しかし、過去の事実を直視せず、それを消し去ろうとする動きが顕著になっている。悲しいことだ。

 
 自民党や保守系の政治家の、品格や信頼を失わせる言動がそれである。都知事の今回の行動もそのひとつ。

http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/26/yuriko-koike-great-kanto-earthquake-of-1923_a_23186257/?utm_hp_ref=jp-homepage
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人の意見を聞かない政治

2017-08-26 08:40:36 | その他
 国政が安倍周辺の一握りの者たちによって担われているが、都政も同じようだ。人々の意見を聞かず、側近や自分と気心が知れた者たちだけと相談して決めている。民主主義はすでに消えかかっている。形式だけ。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212200
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右へ、右へ、右へ

2017-08-26 08:13:57 | その他
 ネットでは、明らかに間違っていること、明白なウソがまん延している。しかしネットだけではない。書店に行けば、そのような本が積まれている。いつの頃からか、一定の意図をもって、事実を歪曲したり、ウソを振りまいたりすることが多くなってきた。

 そしてそうしたウソや歪曲が、現実を動かすようになってきている。

 関東大震災時に、朝鮮人や中国人、あるいは朝鮮人と間違われた日本人が虐殺されたことは事実であり、それを否定することはできない。ついでにいえば、大杉栄や伊藤野枝と橘宗一、労働運動家らも惨殺された。

 当時の日本人の排外主義的な意識を悪用するなかで起こされたことだ。大杉らは、震災のどさくさに紛れて、抹殺すべき者を抹殺しようという政治権力の意図の下に殺害が実行された。

 しかし、こうした事実も「なかった」などと主張され、それが政治をも動かす事態となった。そこには良心や学問研究の成果を確認することもない。

 ウソをつく者たちの言動が、政治家を動かす。その言動は、右へ、右へ、右へ、という動きである。

 東京都知事も右向け右、というひと。

http://lite-ra.com/2017/08/post-3412.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『芸術新潮』

2017-08-25 12:40:30 | その他
 長い間、『芸術新潮』を購読してきた。今月号の特集は、「日本アニメベスト10」である。そしてちょうど前払いしてあった購読代金が切れるとのこと。今月号で購読をやめることにする。

 というのも、最近の『芸術新潮』は、変わってしまったからだ。もう取り上げるべき古今東西の画家は取り上げてしまったからだろうか、最近はアニメとか、「永遠の美少年」というように、画家や時代にとらわれることなく、若い人たちに注目(?)されるような特集が多くなってきた。要するに内容が軽くなってきたのだ。

 特集だけでなく、文体もどうも私にはあわない。「新仁義なき聖書ものがたり」(8月号)の文章は、特にいただけなかった。

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする