静岡県や浜松市の行政に絶大なる影響力を持つスズキ。そのトップであった鈴木修氏は政治が大好き。スズキ関連の企業の票を自由に差配することが出来る。だから議員は、選挙の際に頭を下げにいく。しかし氏に嫌われたら選挙での当選は覚束ない。
現在の浜松市長は鈴木康友氏。鈴木修氏のいうとおりに動く市長である。なんといっても、前市長の北脇保之氏を嫌って対抗馬として出したのが康友氏。当時落選中であった康友氏を市長に押し上げてくれたわけだから、市政は修氏のいうとおり。市民の方なんかみることなく、ひたすらスズキや修氏の行政を展開する。
未確認の情報で、近日中に現地に行ってみるつもりであるが、浜松市は天竜区に新しいごみ焼却場を建設している。なぜかその近くにスズキもテストコースを建設する計画があり、その焼却場に行く道が、なぜかテストコースの前を通る。何でも不自然な道路だそうだ。
静岡県知事・川勝氏の選挙時の後援会長も修氏であったと記憶する。だから、県知事も修氏のいうことをきく。
もと静岡新聞記者の小林一哉氏が、浜松市の海岸に近いところに野球場を建設する計画について書いている。
修氏は陸上競技がお好き。浜松市には野球場と陸上競技場が隣接している。修氏は野球場をどこかに持っていって、陸上競技場を国際試合ができるようにしたい。
その意向を受けて、浜松市の商工会議所、自治会連合会、もちろん浜松市も動く、動く。
それでは小林一哉氏の文を読んでいただきたい。
「浜松のドン」スズキ相談役・鈴木修が裏で糸引く、大型野球場計画の「大矛盾」