私は心から、朝鮮半島が平和になることを願っている。朝鮮半島が南北の分断に至る経緯。そしてその後の南北関係の中で、日本の責任はきわめて大きいと思っている。日本こそが南北対立を緩和ないしは解消するために動くべきなのに、残念ながら日本政府、とりわけ安倍政権は火の手が上がることを待ち望んでいるようだ。
トランプは問題がある大統領ではあるが、朝鮮半島の平和をもたらすために、こうして両首脳が何度も会うことこそが重要なのだ。口先だけで「前提条件なしに会う」と言い続ける安倍という卑小な存在が浮き彫りになる。
トランプ大統領と金正恩との首脳会談を、私は歓迎する。
トランプは問題がある大統領ではあるが、朝鮮半島の平和をもたらすために、こうして両首脳が何度も会うことこそが重要なのだ。口先だけで「前提条件なしに会う」と言い続ける安倍という卑小な存在が浮き彫りになる。
トランプ大統領と金正恩との首脳会談を、私は歓迎する。
竹久夢二と関わった人びとをまとめている。昨日はアメリカで遭遇した人々について調べた。
夢二は晩年、アメリカ、ヨーロッパに旅行した。ハワイからサンフランシスコへと向かう船の中で、夢二は国際的なダンサーの伊藤道郎、映画俳優の早川雪洲、尾崎行雄夫人セオドーラと一緒になった。
夢二は、ロサンゼルス付近でしばらく過ごし、その後ヨーロッパに向かうが、伊藤とは現地で交流している。伊藤はバークレーに舞踊学校をもっていた。
さてその伊藤であるが、その母は喜美栄という。旧姓は飯島である。父は、井上浜松藩の郡奉行飯島新三郎である。演出家の千田是也(劇団俳優座の代表を長く務めた。本名は伊藤圀夫)は、兄・道郎について書いた文のなかで、飯島新三郎を「浜松藩の家老であった」と記しているが、それは間違いである。
なお喜美栄の兄は、飯島魁(いさお)で、寄生虫学の祖といわれる理学博士である。
夢二は晩年、アメリカ、ヨーロッパに旅行した。ハワイからサンフランシスコへと向かう船の中で、夢二は国際的なダンサーの伊藤道郎、映画俳優の早川雪洲、尾崎行雄夫人セオドーラと一緒になった。
夢二は、ロサンゼルス付近でしばらく過ごし、その後ヨーロッパに向かうが、伊藤とは現地で交流している。伊藤はバークレーに舞踊学校をもっていた。
さてその伊藤であるが、その母は喜美栄という。旧姓は飯島である。父は、井上浜松藩の郡奉行飯島新三郎である。演出家の千田是也(劇団俳優座の代表を長く務めた。本名は伊藤圀夫)は、兄・道郎について書いた文のなかで、飯島新三郎を「浜松藩の家老であった」と記しているが、それは間違いである。
なお喜美栄の兄は、飯島魁(いさお)で、寄生虫学の祖といわれる理学博士である。
おさい銭、お布施…「キャッシュレス反対」 京都仏教会
上の記事が目についた。私の先祖の墓がある菩提寺には住職がいないので近くの寺院の住職が兼務しているのだが、その住職が浜松市でも「名高い」金欲住職なのだ。カネ、カネ・・・・というその住職とその先代の住職を見ていると、仏教界の頽廃ぶりがよくわかる。
近世から日本の仏教は「葬式仏教」と化し、仏教の宗教的価値は忘れ去られた。
今回のこの京都仏教界の声明は、布施や賽銭がどれほどあるのかを「第三者」に知られたくないということから発していると思われる。「信者の個人情報や宗教的活動が第三者に把握され、個人情報を含むビッグデータから信者や寺院の信教の自由が侵される」は、本心ではないだろう。
仏教界は、カネに汚染されている。とくに観光客の多い京都では、厖大なカネが投じられているだろうから、キャッシュレス化に反対するのはなるほどと思う。
上の記事が目についた。私の先祖の墓がある菩提寺には住職がいないので近くの寺院の住職が兼務しているのだが、その住職が浜松市でも「名高い」金欲住職なのだ。カネ、カネ・・・・というその住職とその先代の住職を見ていると、仏教界の頽廃ぶりがよくわかる。
近世から日本の仏教は「葬式仏教」と化し、仏教の宗教的価値は忘れ去られた。
今回のこの京都仏教界の声明は、布施や賽銭がどれほどあるのかを「第三者」に知られたくないということから発していると思われる。「信者の個人情報や宗教的活動が第三者に把握され、個人情報を含むビッグデータから信者や寺院の信教の自由が侵される」は、本心ではないだろう。
仏教界は、カネに汚染されている。とくに観光客の多い京都では、厖大なカネが投じられているだろうから、キャッシュレス化に反対するのはなるほどと思う。
久しぶりに畑に出た。最近用事があるときは、浜松市内ではなく、静岡市ということが多くなった。車で行っても、東海道線の鈍行で行っても、1時間以上はかかる。そうなると、畑に出る時間はとれない。▲また今は梅雨の季節である。最近は梅雨の様相も大きく変わり、夜強い雨が降り、昼間は晴れということが多くなっている。昔のように一日中弱い雨が降り続くということはない。前夜に強い雨が降ると、いくら晴れても農作業には適さない。せいぜい草をとるくらいだ。▲しばらくぶりに畑に行くと、みどりに覆われていた。雨が降ると、みどりの領域がいっきょに広がる。除草してあった瓜の苗を植えたところは、どれが瓜の苗かわからないほどみどりであった。▲これから夏に向けて、農作業は雑草との闘いである。強い太陽光線の下、汗にまみれての農作業は、ある意味危険である。実際畑で倒れて亡くなられた方もいると聞いている。だから必ずペットボトルを持参する。1本は必ずなくなる。▲今日は、しかしその用意がなかった。まだ農作業用のペットボトルを購入していない。昨夜は弱い台風が通過したようだ。風も吹き雨も降った。しかし朝から雨は降らず、太陽も何度か顔を出したので畑にでたのだが、気温は30度を超えていた。しばらくするとめまいがしてきたのであわてて帰宅した。油断大敵である。おそらく軽い熱中症になったのだろう、気分が悪く睡魔が襲ってきた。▲みどりに覆われた畑は、目には優しいかも知れないが、肉体にとっては命取りにもなりかねないものだ。明日はペットボトルを買いに行こう。まだあの世にはいきたくはない。
島村抱月の「復活」、その劇中歌「カチューシャの唄」を歌ったのは、松井須磨子である。作曲は、中山晋平であった。そしてその楽譜の装幀を担当したのが、竹久夢二である。中山晋平と竹久夢二との交遊を調べようと、この本を借りて読んだ。昨日借り出して、今読み終えた。
夢二への言及はほとんどないが、しかしこの本で中山晋平という作曲家の全体像を知ることができた。とても才能のある、魅力的な人物であった。彼が作曲した楽曲をみていくと、あるいは聞いてみると、幼い頃に聞き知ったものが多いことに気付いた。
日本の音楽史、歌謡曲や童謡の歴史について私は全く無知であったが、中山晋平の人生と彼を取り巻くその世界が、時代状況を踏まえて興味深く描かれていた。私の知識の世界が大きく広がった。著者に感謝である。
夢二の資料集めにはならなかったが、とても面白く、250頁余の本だがさっと読める。文章がいいからでもあるが、晋平とその世界に関わる資料を渉猟し、それを背景に描いているので、内容もとてもよかった。
夢二への言及はほとんどないが、しかしこの本で中山晋平という作曲家の全体像を知ることができた。とても才能のある、魅力的な人物であった。彼が作曲した楽曲をみていくと、あるいは聞いてみると、幼い頃に聞き知ったものが多いことに気付いた。
日本の音楽史、歌謡曲や童謡の歴史について私は全く無知であったが、中山晋平の人生と彼を取り巻くその世界が、時代状況を踏まえて興味深く描かれていた。私の知識の世界が大きく広がった。著者に感謝である。
夢二の資料集めにはならなかったが、とても面白く、250頁余の本だがさっと読める。文章がいいからでもあるが、晋平とその世界に関わる資料を渉猟し、それを背景に描いているので、内容もとてもよかった。
しばしば報道される事故。校舎から子どもが転落するという事故が、実は多い。ときおり新聞やテレビで報じられるが、調べてみると案外こういう事故が起きている。▲まさか校舎から子どもが転落するなんて、予想もしていないのだろう、校舎には転落を防止する設備はなされていない。実際転落事故が起きたときに、窓に手すりをつけたりしているが、しかしそういう小手先の対策が行われても、転落事故は起きている。▲私はかつてこうした転落事故について調べたことがある。運悪く亡くなるケースもあった。その場合、転落したところはコンクリートであった。コンクリートに転落したときは死亡あるいは重傷である。静岡県では、屋根から落ちて半身不随になった高校生、校舎の窓の下に屋根のように少し出ているところがあるが、そこを掃除していた高校教員が落下して縁石に頭をぶつけて寝たきりになった事件があった。▲しかし無傷ないしは軽傷の場合もある。その場合は、転落したところが植え込み、あるいは芝生が敷き詰めてある花壇である。ということは、校舎の周りをそうした植え込みや花壇にしておけばよいということである。もちろん校舎の高さによって、その幅は考慮されなければならない。▲子どもの転落事故は起きる、だからそうした事故が起きてもよいように、校舎の周囲を植え込みや花壇にするべきなのだが、しかし校舎の建築基準にはそれはない。私は文科省や教育委員会が、子どもの安全を確保しようとしているのか疑問である。そういうところにいる人びとは、みずからの出世だけが関心事で、子どもの安全は二の次三の次なのだ。
秋田県と山口県に、アメリカの軍事基地のあるハワイとグアム島を守るために、日本の税金でイージスアショアを配備する計画がある。配備先の住民は、当然のごとく反対運動を行っている。当たり前である。強い電波が出され、健康に害を及ぼす可能性があるからであるが、本当は日本全国が反対しなければならない。何故にテロリスト国家と国際的に認定されたアメリカの軍事基地を守ってあげなければならないのか、まったく税金の無駄遣いである。
その無駄遣いがさらに進められようとしている。配備に反対する自治体にカネをばらまこうとしているのだ。カネを投入すれば黙るだろうという、まったく下品な政策である。
カネをばらまけば言うことをきくだろうという、人間を侮蔑した思考である。しかし残念ながら、多くの人はそのカネに弱い。とくに建築関係の業者は、である。
『琉球新報』が、次のような記事を載せた。
辺野古埋め立て用土砂の受注額、国算定と完全一致 見積もり前に価格決定
ここにもその醜い姿が見られる。カネをばらまくとそのカネをめがけて人びとがやってくる。彼等はカネのためなら沖縄県民が反対する工事も堂々とおこなう。
人間の醜さが、ところどころに見られる。
しかしここで急いで付け加えておくが、そういう醜く卑しい輩だけではない、人間は。
その無駄遣いがさらに進められようとしている。配備に反対する自治体にカネをばらまこうとしているのだ。カネを投入すれば黙るだろうという、まったく下品な政策である。
カネをばらまけば言うことをきくだろうという、人間を侮蔑した思考である。しかし残念ながら、多くの人はそのカネに弱い。とくに建築関係の業者は、である。
『琉球新報』が、次のような記事を載せた。
辺野古埋め立て用土砂の受注額、国算定と完全一致 見積もり前に価格決定
ここにもその醜い姿が見られる。カネをばらまくとそのカネをめがけて人びとがやってくる。彼等はカネのためなら沖縄県民が反対する工事も堂々とおこなう。
人間の醜さが、ところどころに見られる。
しかしここで急いで付け加えておくが、そういう醜く卑しい輩だけではない、人間は。
リテラの執拗なテレビ批判には感心する。私はもうすでにかなり前から、テレビ性悪説をとっているから、テレビがどんな放送をしようと神経が逆なでされることはない。またテレビが、政権の広報機関としての実態を露わにしたようだ。
安倍首相が読売テレビ・辛坊治郎の番組で野党を批判、参院選で自民党を選ぶようアピール! 明らかな事前運動、放送法違反だ
安倍政権は、すでにほとんどのテレビ局を傘下においている。そういうものとして、テレビを見ることが必要だ。またそういうものであることを、人びとに伝えていくことが重要である。
安倍首相が読売テレビ・辛坊治郎の番組で野党を批判、参院選で自民党を選ぶようアピール! 明らかな事前運動、放送法違反だ
安倍政権は、すでにほとんどのテレビ局を傘下においている。そういうものとして、テレビを見ることが必要だ。またそういうものであることを、人びとに伝えていくことが重要である。
夢二と関わった人びとについて話さなければならないので、いろいろな本を読んでいる。
そのなかでゾルゲ事件の渦中で死亡した宮城与徳について調べている。今読んでいる本は、野本一平『宮城与徳』(沖縄タイムス社)である。
夢二はアメリカ滞在中、画家のひとりでもあり、社会主義的な思考をもっていた宮城と会っているからだ。
宮城は沖縄出身である。1919年、16歳のとき、移民としてアメリカに行っていた父に呼ばれて訪米。美術学校に通ったりしながら生活していた。在米日本人との交流の中、政治・社会的な意識をもった「黎明会」などのメンバーとして活動していた。そして1931年にはアメリカ共産党に入党する。そして1933年、ロイこと野坂参三らが宮城に日本へ行くことを指示する。1933年秋のことだ。
この宮城の日本への渡航を指示したことを、野坂はずっと隠し続けた。野坂は自伝である『風雪の歩み』で、訪米したのは1934年3月だとしているが、いろいろな資料から、野坂はすでに1933年7月には在米していたことが判明している。野坂は、ゾルゲ事件には関わっていなかったとしたかったようだ。
周知のように、野坂は1992年、日本共産党を除名されている。
ソ連において、野坂は同志であった山本懸蔵らを売り渡したということが知られているが、それだけではなく、私は、彼は日本の国家権力のスパイでもあったと思っている。また戦後の日本共産党を「指導」してきた宮本顕治も、である。
凡庸な人間は、地位・名誉・財産を求める。そのためには、悪事も働くのだ。日本共産党という反体制的な政党であっても、内部は地位や名誉を求める者たちが蠢いている。野坂も、宮本も、そういう人物であったと思う。
そのなかでゾルゲ事件の渦中で死亡した宮城与徳について調べている。今読んでいる本は、野本一平『宮城与徳』(沖縄タイムス社)である。
夢二はアメリカ滞在中、画家のひとりでもあり、社会主義的な思考をもっていた宮城と会っているからだ。
宮城は沖縄出身である。1919年、16歳のとき、移民としてアメリカに行っていた父に呼ばれて訪米。美術学校に通ったりしながら生活していた。在米日本人との交流の中、政治・社会的な意識をもった「黎明会」などのメンバーとして活動していた。そして1931年にはアメリカ共産党に入党する。そして1933年、ロイこと野坂参三らが宮城に日本へ行くことを指示する。1933年秋のことだ。
この宮城の日本への渡航を指示したことを、野坂はずっと隠し続けた。野坂は自伝である『風雪の歩み』で、訪米したのは1934年3月だとしているが、いろいろな資料から、野坂はすでに1933年7月には在米していたことが判明している。野坂は、ゾルゲ事件には関わっていなかったとしたかったようだ。
周知のように、野坂は1992年、日本共産党を除名されている。
ソ連において、野坂は同志であった山本懸蔵らを売り渡したということが知られているが、それだけではなく、私は、彼は日本の国家権力のスパイでもあったと思っている。また戦後の日本共産党を「指導」してきた宮本顕治も、である。
凡庸な人間は、地位・名誉・財産を求める。そのためには、悪事も働くのだ。日本共産党という反体制的な政党であっても、内部は地位や名誉を求める者たちが蠢いている。野坂も、宮本も、そういう人物であったと思う。
資本主義は、いよいよ腐臭を放っている。目先のカネに引っ張られ、後先考えず、そこに住む人々の生活や自然環境を破壊する。金もうけのブルドーザーが日本各地を荒らしまわっている。辺野古の新基地建設も、リニア新幹線も・・・・
「末世」である。
30人の集落に週5000人の観光客、住民の生活や環境が破壊される!? 奄美大島・大型クルーズ船寄港地開発
「末世」である。
30人の集落に週5000人の観光客、住民の生活や環境が破壊される!? 奄美大島・大型クルーズ船寄港地開発
世界各地に旅行して国家のカネを費消している安倍首相。「外交の安倍」などという空虚な言葉を、NHK初め各メディアがまき散らしているが、しかし成果はまったく出ていない。口先だけである。
しかし、アベ外交がいかに無策で行われているか、ロシアとの関係で明確となった。
北方領土引き渡し拒否「公約」、安倍政権が招いた結末
しかし、アベ外交がいかに無策で行われているか、ロシアとの関係で明確となった。
北方領土引き渡し拒否「公約」、安倍政権が招いた結末
テレビ朝日は、明確に安倍政権支持の方向を打ち出している。テレビ局は、ほとんどすべて安倍強権政治の軍門に降った。
だからいう、もうテレビはやめよう。
テレ朝が“忖度”人事か…安倍政権追及の経済部長を更迭
だからいう、もうテレビはやめよう。
テレ朝が“忖度”人事か…安倍政権追及の経済部長を更迭