自民党=統一教会党の選挙応援時に、統一教会にわたった名簿が、統一教会の「布教」や霊感商法の対象者にされるおそれがあることがわかる。
ロシアによるウクライナ侵攻は、新たな段階に進もうとしている。ウクライナの東部、南部が「住民投票」によりロシアに編入されようとしている。ロシア軍が進駐しているさなかの住民投票は、結果がどうあれ(その結果は、ロシアへの編入賛成が多数であることは予想可能である)、国際社会によって公認されることはないだろう。
ロシアとウクライナとの対立は、2013年のクリミアのロシア編入などにより一層明確となった。ロシアとウクライナは「兄弟国」といわれるほどに、親密さや協力関係が存在もしていたのに(実際、ロシア・ウクライナ双方の血統を合わせ持った人が多い)、双方の政治家などがことさら対立を煽り、もう後戻りできない状態になっている。
ウクライナ東部や南部、クリミア半島では、ロシア人も多く、ウクライナ人でもロシア語を話す人が多いけれども、だからといってロシア領となることまでは考えもしていなかったことだろう。人びとは、今まで通りの生活ができればそれでいいのだ。
ウクライナの政治に関わる者たちがことされウクライナの民族主義を煽り、ロシアは国営放送などでウクライナはファシスト国家だなどと、双方が敵愾心を煽り、武力衝突・戦争にまで至った。
武力衝突や戦争は、庶民生活を破壊し、果てしない憎悪をかき立てる。
ウクライナの歴史を振り返ると、ウクライナの西方はポーランドに支配されていたこともあり、ロシアとポーランドの狭間にあり、またナチスドイツの侵略にも遭い、複雑な歴史的経緯をたどってきている。
そしてまた21世紀の新自由主義の波が押し寄せ、格差が拡大し、外国資本が導入され、そのなかで精神の落ちつきも失い、「敵」を探し求める風潮もつくられた。
ロシアによるウクライナ侵略は、国境をこえてロシア軍がウクライナに入り込み、広範囲に庶民の生活を破壊したことにより、ロシアに非があることは間違いのないことだ。
しかしここに至る過程を見れば、こうした事態に入り込む前に、もっといろいろな手だてがあったはずだ。
ものごとをはっきりと決めずに、あいまいなままにしておくことも重要だと思う。実際、地域にはウクライナ語を話す人、ロシア人、ユダヤ人、ロシア語を話すウクライナ人・・・・様々なバリエーションがあった。そうしたバリエーションをそのまま認めること、それが平和を維持することでもある。
「あいまいなままに・・」は、平和維持の手段である。それは台湾問題でも言えることだ。
テレビを見ない私は、国葬がどのように行われたかは知らない。しかし『日刊ゲンダイ』の記事は、グダグダだった、と書いている。
現代の日本を象徴しているのかな?
これが安倍氏国葬の内幕…会場では水しか飲めず、官僚は寝落ち、超グダグダ進行に怒号まで
京都朝鮮学校に、犯罪的な行為を平気で行う人びとが、子どもがいる学校を襲撃した。2009年のことだ。
ネトウヨというか、行動右翼というか、右翼は日常生活では使うことのない乱暴な言葉を平気でつかう。以前、このブログではないが他でいろいろなことを記したら、激しい言葉で突っかかってきた人がいた。私はこういう人とでも冷静な議論をした方がよいと考え、丁寧にも、資料を示しながら応答した。しかし、相手は罵詈雑言を放つだけで、議論はできない輩であることを知った。
私は、罵詈雑言を朝鮮学校の教員や保護者、そして子どもに放つということそれだけで、彼らは犯罪的であると判断する。
実際、この本を読むと、罵詈雑言がどれほど京都朝鮮学校の関係者の精神を痛めつけたのかがよくわかる。
しかし、そうした状況から、弁護士等の力を得て、刑事告訴し、民事訴訟を起こし、彼らと闘っていく。
この事件について、つくづく思うことは、行政や警察は「公的」機関であるのに、明確に在日コリアンを差別する、それも堂々と、だからこそ差別はなくならないし、差別的な言動が強化される。それがよくわかる。
※こうした差別的な罵詈雑言の激化の背景に、今日「国葬儀」がおこなわれた安倍晋三の存在がある。安倍自身が、反韓・反朝鮮を陰に陽に主張し、差別者に力を与えた。しかし最近判明した、安倍晋三と統一教会との深いつながりが明らかになり、ウラでは韓国の統一教会に多額のカネを日本国民に貢がせ、そのカネが北朝鮮にまで渡っていたのだ。
京都朝鮮学校への襲撃は、ヘイトクライムである。ヘイトクライムは規制もされずに、野放しになっている。どのようにしてヘイトクライムをなくすことができるか、現在日本の大きな課題である。
NHKで村山由佳さんが書いた『風よ あらしよ』をドラマ化して、3回に分けて放映された。事前にNHKの方から連絡があったが、私はテレビがないので(Netflixなどはみることができるようになっている)、見られないことを伝えた。
NHKニュースがひどい報じ方をしていることはずっと前から問題になっていた。オリンピックに関しても、反対派がカネをもらってデモに参加しているという虚偽をつくりあげたことで、のちにBPOから指摘された番組を平然と流したこともある。
そうしたNHKに受信料を払うべきではないということで、私はテレビを見ない。ネットで見られる民放のニュースは見ることはあるが、NHKは意地でも見ない。
またおかしな番組をNHKが流したようだ。
NHKに受信料を払わないように、テレビから離脱すべきであると、私は主張したい。
安倍晋三が首相を長く務めた。その間、日本の国際的地位は容赦なく下がっていった。GDPや労働者の賃金などの経済、ジェンダー平等のランク、表現の自由度ランクなど、あらゆる数値が下がった。
そして世界をまわって国民の税金をばらまき、プーチンに北方領土を与え、アメリカ兵器産業に多額のカネを送り、税金を、モリカケサクラに代表されるように私物化し、戦後の政治的・法的秩序を「閣議決定」や人事によって崩壊させ、戦争への道を切り開いた。
さらに家庭を破壊する統一教会と手を組み、みずから広告塔となって統一教会のカネ集めに力を与え、統一教会とともに政治をおこなってきた。
今までの総理大臣のなかで、最悪というしかない。
そういう人物を多額の税金をつかって「国葬儀」だと!ふざけるな!と言いたい。
安倍元首相の国葬 「本音のコラムニスト」7人から贈る言葉 さよならだけでは納得できないから…
ロシアからの情報は、プーチンらロシアの支配者が「ベスィ」(悪霊)にとりつかれた行動を激化させているように思える。
第一次大戦後の戦争違法化の流れからつくられ拡充されてきた国際法を蹂躙した(もちろんもっとも蹂躙してきたのはアメリカである)ロシア。
最近ロシアに関する情報は、ロシアを見る目を厳しくさせるものばかりである。
ロシア、死者に招集令状 狙われる少数民族 ずさんな部分動員・ウクライナ侵攻
ロシア、部分動員令への抗議デモ続く 拘束者2000人超える
<ウクライナ情勢まとめ>ウクライナ4州 編入すれば核含む「完全保護」露外相(9月25日)
こういう状況の中で行われるロシアへの編入の是非を問う投票は、ほんとうに住民の意思が示されるのだろうか。東部や南部はロシア系住民が多いから、ロシアへの編入に賛成する者が多いだろうとは思うが、しかしロシア系住民が多いからといって、そこは現在ウクライナの領土である。戦争下、こういう方法でウクライナの領土をロシアの領土にするということに正当性があるのだろうか。 ロシアがウクライナに侵攻したそのさなかに、ウクライナの領土をロシア領にすることをウクライナ側が認めるわけがない。これではロシアとウクライナとの対立は、激化するばかりである。核兵器が使用される戦争へとエスカレートしていくのではないかという危惧をもつ。実際、ロシアの外相は、核兵器使用を示唆しているという。