▲カリフォルニアアシカ@東山動植物園(名古屋)
(写真がダブっていたので修正)
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旅行業=平和産業であるって、時々思い知らされる。
昨日からいろんな媒体の最終チェックがスタートし、こちらにも「火の粉」が飛んできている。いわゆる修羅場である。
しかし、まだ私はいい方である。
隣の人は青ざめている。
その人が握りしめていた最終稿にはチュニジアのツアーがばっちりと…。
そう、政変が起こったチュニジアである。
クライアントのツアーもチュニジアに滞在しており、担当者は対応に追われている(無事帰国できました)。当然同僚の手に握られていたツアー原稿も販売できないわけである。
チュニジアというのはローマ時代にはフェニキア人が交易の拠点を置き、大変栄えた。その頃の遺跡が残っており、世界遺産にも指定されている。また、南の方を向けば砂漠が広がっており、実にエキゾチックな国なわけである。
実際、独裁下とはいえ政権は安定しており、ちょっと変わったところに行きたい向きには実に人気のある所であった。
ということは、一党独裁のお隣の国も決して安全な国ではないってことなんだろうなぁ。
外国の場合は民族紛争や内戦、独裁、軍政など様々な不安定要因が旅行を阻害する。
「世界平和」というのはお題目ではなく、達成してほしいものなんだよなって切に思う。
でもそうなると「戦場カメラマン」の仕事がなくなるんだよねぇ。