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過酷なスキー合宿

2011-02-04 22:15:00 | 新潟ネタ

▲セツブンソウ@野川公園
 本当は昨日アップしようと思っていたんだけれど、うっかり忘れていた(笑)

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 久々に見かけた「山本山」。まぁ、残念な大相撲のニュースでだけれどさ。





 山本山といえば、私の田舎にある低山である。春には花が咲き乱れる市民の山。山頂からの信濃川の眺めは素晴らしく、越後三山も美しく見える。空気が澄んでいれば、守門・浅草連山から、会越上越国境の山がぐるりと苗場山まで見えるという場所である。

 そして、冬はスキーの山である。
 山本山自体にもスキー場があった。西武系列のスキー場だったが、新潟県中越大震災でリフト支柱などが傾きそのまま閉鎖。その後西武グループの大整理に伴い売却対象となった。結局買主が現れなかったような記憶が…。
 でも、私が小千谷にいたころはなかったのよね、このスキー場。さらにそれ以前には別なスキー場があったらしい。
 私の頃はもっぱら駅裏の小千谷スキー場がスキー授業などに利用されていた。

 あ、雪国なので、3学期の体育はいやおう無くスキー授業なのだよ。


 だけど、山本山はスキーの山。
 それは、高校時代のスキー合宿があったから。合宿といっても泊まるわけではない。日帰りである。ただ、山麓からスキーを履いて登って降りてくるだけ。これが体育6単元分あってね、風邪で休もうがサボろうが、いやおうなく補習という再登山が待っている。
 朝、山のふもとに集合。そこでスキーを履いて、雪でルートを失った道を上る。
 膝まで雪に埋まりながら、カニ歩きだったり横歩きだったりと、スキーゲレンデを作りながらひたすら上るのだ。
 約2時間ちょっとかけて山頂に到着。山頂は猛吹雪。そんな吹雪の中、背中に背負ってきた弁当を食べる。真っ白いおにぎりに雪のふりかけが…。それはそれは冷たいおにぎり。
 山頂で雪を避ける場所なんてないって知っているからさ、だれも何も言わなくても弁当ではなくおにぎりになるのさ~。
 そして、後は滑り降りるだけ~。自分で踏みしめてきた雪道をあっという間に滑り降りてしまう。

 昇り2時間、下り10分未満…(笑)。
 おいら、高校に入ってからスキーが上手になったからね、あっという間に滑り降りたよ。



 いつのころからか、この授業はなくなったらしいのだが、私たちの年代はあたかも伝説のようにこの事実を語り継いでいる(笑)