▲桜咲く@小千谷のGW
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
東北を、日本を、花火で、元気に。
LIGHT UP NIPPONプロジェクト
http://lightupnippon.jp/
8月11日
東北から北関東の太平洋沿岸で「追悼」と「復興」の意味を込めて一斉に花火を打ち上げるプロジェクト、である。
現在のところ、福島県のいわき市や岩手県の大槌町、大船渡市、山田町などが打ち上げ予定地らしい。宮城県などはまだ調整中のようだ。
花火は本来「追悼」の意味を持っていた。そして「厄払い」の意味も持っていた。その花火の本義的な意味に立ち返れば、被災地で花火を上げることはやぶさかではない。
この話を聞いて思い出したのが2009年の「信濃川プロジェクト」。
▲信濃川プロジェクト デジカメ版2
新潟県内の信濃川沿いに花火を打ち上げようというプロジェクトであった。あのプロジェクトには「追悼」の意味はなかったが、人間が捉えられる範疇を超えて(何しろその全容を人は見ることができない)共同に何かを成すということの「人の力」を感じることができたものだった。
趣旨は違うだろうが、暗い海に打ち上がる花火は、被災者に「何か」をもたらすだろう。そしてこのプロジェクトの全容は、また人が捉えられる範疇ではない。
人工衛星やISSからなら見えるのかな。
8月には石巻で川開きの花火も打ち上げられる。
長岡からも花火玉が提供されることが分かった。諏訪湖からもそのための予算を取っているという。きっと全国の花火名所でこういうことが行われていくのだろう。