▲燻し銀の華(ホソヤエンタープライズ・東京)@花火鑑賞士の集い
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大曲に到着。ホテルに荷物を置いて「花火鑑賞士の集い」に出かける。
告知から開催までが短かったことと、被災地からの参加者が減っていることで、今回は昨年の2割減の参加者である。
今回の講師はホソヤエンタープライズ社長の細谷さんである。
先日の新作花火コレクションで、実はとんでもなくかっこいいことを知った細谷さん。この日もリーゼントに細身のスーツをビシッと着こなして登壇。空手は5段、ハーレーに乗って葉巻をくゆらす。椅子に座って足を組めば、どちらのモデルですかと言わんばかりの姿勢の良さ。背中のラインがとっても素敵。
かっこよすぎである。
なのに、なんで新聞などに載るときはイマイチなのかなぁ~。法被が良くないのか!?(無礼者!)
今回は特別に昼花火の見学も。
昭和43年製という年代物の「袋物」が打ち上げられた。
ほとんどの人が「袋物」って「???」であろう。昨年の大曲の夏の花火の、昼スターマインを見た人だけは分かるかな? なんか、私の記憶にうっすらあるのはどこでのことだろう…。
まぁ、パラシュート花火の変化モノと思えばイメージは近い。和紙で作られた袋状のものに絵を描き、それを畳んで花火玉の中に詰めたものである。上空で気球状に袋が膨らめば、フワフワユラユラとその袋が落ちてくる。
かつてはその袋を取ろうと子供たちが走り回ったのであろうが、今日は「大きなお友達」が走り回る。ペンギンや金魚、カンガルー、トラ、ライオン、サンタなどが空を舞った。
▲背後に次なる落下物を狙う「大きなお友達」が…
さらに、パラシュートで発煙筒を吊った「彩雲煙竜」も。空が灰白いのが惜しい。
ホソヤエンタープライズはこういったパラシュートを使った花火に伝統芸を持つわけであるが、それを応用して、(関連会社が)自衛隊に照明弾を納品したりしている。
一定時間空に光星をパラシュートで吊っていられる技術があるということである。
夜花火ではそんな吊り物も見せていただいた。ちょっと霧が邪魔だったけれど…。
某ガンダムアニメで撤退信号にそういった照明弾が使われることがあるのだが、宇宙空間だとパラシュートは開かないし、そもそも空気抵抗がない宇宙空間では「慣性の法則」でとどまることがなさそうなのだが…、なんてファースト世代の与太話を思い出してみたりする(笑)
▲変芯変化ダリア
花火の後は、恒例となりつつある二次会へ。この際ハッキリ言ってしまおう。これが無ければ、私は大曲まで行きませんぜ(笑)。
今回は、細谷さんはもちろん、大曲の花火師・今野さんや小松さんや久米川さんも参加するという、超豪華版となった。会場はアイドルの撮影会の様相(笑)。傍から見たら、アラフィフのオッサンなのであるが…。あスンマセン、花火師さんから見たら、私もアラフォーのおばはんですね(笑)。かくいう私も続々とツーショット写真を撮ってもらっていた(笑)。
えぇ、「その筋の人」以外には何の価値もない写真である。
で、そば屋でうどんを食べて(どこか間違っている)、解散。