▲どことなく生クリームがのっかったケーキのようにも見える雪景色
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本日は「歌会始の儀」が行われた。
http://mainichi.jp/select/wadai/koushitsu/news/20120112k0000e040131000c.html
別に歌の趣味があるとか、宮中に興味があるとかではないが、ふと目に留まったのが常陸宮妃華子さまの御歌
「被災地の復興ねがひ東北の岸べに花火はじまらむとす」
LIGHT UP NIPPNのことだろうか、石巻の川開きの花火だろうか…。
▲青空に栄える越後三山。手前の邪魔な電線は、東京に電気を送っているので粗雑に扱わないように!
震災後、いち早く花火を上げたのは愛知県豊川市の「風まつりの花火」(4/9)、次いで秋田県大曲の「新作花火コレクション」(4/23)が当初の開催日をずらして上げられた(と思ったら、その間に沖縄でも花火を上げていたらしい)。その後、イベントの自粛という名のもとに各地の花火大会の中止が報じられる一方、各地でポツポツと花火が打ち上げられていった。
そして8/1。被災地である石巻で川開きの花火打ち上げ。
私は足を運ぶことはできなかったが、がれきがまだ片付かない中での、規模を縮小しての打ち上げだったそうだ。石巻では大晦日に「除夜の花火」も打ち上げた。もちろん、これは石巻単独の力ではなく、石巻の思いを受けた全国の花火師さんの協力によるものだった。
8/11には東北の被災地で一斉に花火を上げようとするLIGHT UP NIPPNプロジェクトが実施。海沿いだけではなく、避難されている人が暮らしている内陸部でも、追悼の花火が打ち上げられていた。先ほど公式サイトを見てみたら、このプロジェクトは2012年も始動しているようだ。
http://lightupnippon.jp/2012/
↑こちらから各地の花火のダイジェストも見られる。この花火も、各地の花火師さんの協力によって打ち上げられていた。
決して大きな花火ではなかったこれらのことを、心に留め、歌にしてくださった常陸宮妃に心を揺さぶられた1日となった。
▲湿度の高い青空の下の正月の小千谷市街。今朝の段階で実家近くの積雪は157センチとなっていた。