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駅弁大会へ行っていた(多分前編)

2012-01-15 23:10:00 | 雑事つれづれ
 先週スタートした京王百貨店の「駅弁大会」。会社が近いことをいいことに、初日に行ってきた。
 http://keio-ekiben.cocolog-nifty.com/

 初日って、いろんなマスコミが取材に入っていて、映りこむ危険性が高いから、お昼休みにささっと(ちょっぴり昼休みが長くなるのは自然現象である・笑)。
 しかし、コイツを買う時に思いっきり取材カメラが突入してきた。


▲しお味・仙台みそ味牛たん弁当
 http://keio-ekiben.cocolog-nifty.com/2012/2011/12/post-7e44.html


 しかしこちらは行列中~(20分待ち)。焼けていく牛タンに視線を注ぎつつも、カメラ位置をチェックして常に背中を向くように微調整。ほら、会社の昼休み中とはいえ、ウチの会社って昼休み時間が自由に取れるから、傍から見たら「仕事もせんで何やっとる!」ってことになったら大変。
 背中から「映すな~」オーラを出しながらじっと耐え忍んだ。

 さて、こばやしといえば、駅弁激戦区仙台の二大勢力の片翼。
 年に何回か東北新幹線に乗るが、仙台では下車しないのでいつも新幹線の窓から眺めるだけで…(ほとんどはやてなどに接続された「こまち」に乗るから、仙台停車位置が駅弁売店から一番遠いのだよ~)
 仙台といえば、牛タンでしょう(まぁ、笹かまやカキなどもあるが…)。
 直径8センチぐらいの牛タンを網で焼き、3~4等分にカットして麦飯の上に乗せていく。塩味6切れ+みそ味3切れである。なかなかに肉厚な牛タンで、しっかり食べごたえあり。
 きっと温かい方がおいしいだろうと、家でチンして食べた。


 そしてもう一つは輸送駅弁からチョイス。


▲新潟栃尾のジャンボいなり こちら参照★

 いかにも新潟らしい弁当なのに、見たことないぞ~って思ったら、新津の駅では予約販売品らしい。というか、栃尾の名産の「あぶらげ」なら、長岡で駅弁売るべきだろう! って、長岡の駅弁はすっかり斜陽モードだからなぁ…2社あるうちの1社が廃業しちゃったし…(よくよく調べたら、過去にやっぱりこういうものを扱っていたらしい)。やはり「ほくほく線」の影響は大きい。北陸への乗換駅でなくなった段階で、長岡の駅弁環境はがらりと変わった訳だ。
 で、新津の駅は、SLばんえつ物語号の基地駅で、団体ツアーに向けての駅弁販売もできるから、活況を呈している模様(駅そのものは質素なものだけれどね)。ばんえつ物語号は新潟発だが、新津には停車するから、弁当積み込みに便利なわけだ。
 で、そんなところでまさか栃尾の名産ごく厚「あぶらげ」をおいなりさんにしているなんて…。
 ちなみに、栃尾のあぶらげってこんなもんです
 →http://tochiokankou.jp/page168.html
 ネギ挟んであぶってしょうゆを垂らして食べるといい酒の「あて」になる。腹いっぱいになる。

 一口噛んで、ジューシーなあぶらげに驚いた。それもご飯に染みだすほどでもない実にいい塩梅の煮汁の含み具合。
 おいなりさんって、油揚げがそのアイデンティティだけれど、決して主役じゃないじゃない? でもこのおいなりさんはあぶらげがやっぱり主役。もちろんご飯も新潟産だからおいしいんだけれど、栃尾のあぶらげをおいしく食べている感で満足してしまうわけだ。ちなみに酢飯には越後もちぶたのそぼろとまいたけと山セリが入っている。


 本当は週末にも突入しようかと思っていたのだけれど、意外と「宿題」が終わらなかったことと(エクセルなんて大っ嫌いだぁ~!)、口内炎が完治していなかったのでやめてしまった。今週中に一部の弁当が入れ替えになるから、また後半戦にも出没しようと思っている。